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セフィローのブログ一覧

2021年02月24日 イイね!

鈴木修、勇退す

ブルームバーグより

スズキは24日、40年以上にわたって経営トップを務めてきた鈴木修会長(91)が会長を退任し、相談役に就任すると発表した。2026年3月までの5年間の新中期経営計画を策定し、会社の中長期的な経営の方向が定まったためとしている。

スズキの発表資料によると、鈴木会長は6月開催予定の株主総会で退任する見通し。原山保人副会長兼会長補佐も同時に退任して相談役となる予定。同社は24日午後6時から新たな中期計画などについて会見を開く予定で鈴木会長や鈴木俊宏社長も出席する。

鈴木会長は1930年1月30日生まれ。中央大学卒業後に銀行勤務を経て、2代目社長の鈴木俊三氏の娘婿となり、58年に当時の鈴木自動車工業に入社。78年に社長に就任した。

国内で軽自動車事業の強化を進めた一方、80年代前半から海外展開も本格化。インドにいち早く目を付けて82年にインド政府と四輪車の合弁生産で基本合意し、83年には地場メーカーのマルチが現地でスズキ車の生産を開始。現在は同国でのシェアでは圧倒的首位の座を維持しており、81年に約5000億円だった連結売上高を3兆円を超える規模まで拡大させた。

激動の自動車業界にあって比較的規模が小さいスズキとして生き残りを図るため、同業他社とのパートナー探しにも奔走。一時は米ゼネラル・モーターズ(GM)や独フォルクスワーゲン(VW)と資本提携関係を結んだこともあった。VWとは関係が悪化し、スズキがVWにスズキ株の返還を求めて国際仲裁裁判所に提訴。 同裁判所は15年に包括契約の解除と株返還を認める判断を下した。

その後、トヨタ自動車と提携関係を結び、19年には相互出資も発表。電動化や自動運転など新技術の台頭で「100年に1度」とも表現されるほどの大変革が進む自動車業界を勝ち抜くべく、自らの手で布石を打っていた。






・・・思えば、アルトが産声を上げた頃からスズキのトップとして会社を引っ張ってきたわけですが、気が付くと御年91歳であらせられるわけで、通常であればとうの昔に勇退して悠々自適な生活を送っていてもおかしくない年齢。

しかし、高齢になってもなお、全国津々良浦のスズキ自販や協力店、整備工場を精力的に駆け回っては真摯に耳を傾ける一方で、インドへは200回以上行っているにもかかわらず、只の一度も観光をしたことがない(というか、忙しくてそれどころじゃない)という硬派でもあります。

そして何より、対談時点で90前というご年齢でありながら、記憶力が凄い点は常人の域をとうに上回っていると思うんですね。。

てなわけで、トヨタイムズにおける豊田章男氏との対談をご覧ください。
彼がどのぐらい凄いかがよくわかります。







これを観て思うことは、スズキの合理的経営って「修氏の性格そのもの」なんだろうなということ。

いいものはドンドン伸ばす、ダメなものは身体を張ってでも否定する。
99%の人がダメだと言っても、んなの1%の可能性に賭けてみなけりゃわからんだろ・・的な人なんだと思うんです(もちろん、いい意味で)。

そういう人だからこそ
「金は現場に落ちている」
「トップダウンとはトップの号令で動くことではなく、トップが現場に降りること」

という名言通りにずっと業界をリードしてこられたんだと思います。

また、軽自動車の増税の話が出るたびに国に刃向かう姿勢を見せ、庶民の味方であり付けた張本人でもありますし、ワゴンRのヒットに甘んじることなくハスラーやスイフト等のヒット作を放出して、歩みを止めることなく現在まで引っ張ってこられたことは周知の事実でもあります。

インド進出の構想を持ちかけた時、社員で賛成する人はほぼ皆無だったと言いますし、夢物語だと思っていた人が殆どだったそうです。
しかし、修氏は

「インド市場はこれから伸びる」

という信念を胸に、インド政府とともにマルチウドヨグを立ち上げ、マルチ800を最量販国民車にまでのし上げ、インド社会に多大な好影響を及ぼしました。
その後、会社もマルチスズキに変更するほどインドとスズキは切っても切り離せない確固たるものとなっているのは皆様ご承知の通りです。

自身が社長を降りた後、戸田氏や津田氏などが社長に就いた時期もありましたが、志半ばで他界されたり体調を崩されたりして後継経営者が中々育たない不安などもありましたが、長男・俊宏氏という頼もしい後継者が現れ、今は彼がCEOを担い、自身は会長職に退きました。

そして今、会長職を離れるということはコメント中の

「自身の役目は終わった。これからは若い力でスズキを盛り上げていってほしい」

という思いのほか

「VWとの闘い(清算)、トヨタとの業務提携で頑張れるところまで頑張ったからもう疲れた」

という思いもあるような気がします。

だって、御年91歳ですよ?
普通の91歳だと歩くことはおろか、話すことさえままならない人のほうが多いはずです。
しかし、修氏は自分の意見もハッキリ言うし、過去の記憶もリビングの棚から取り出すようにポンポン出てくるわけですから、もはや御大もレジェンドも通り越し、神のような存在なわけです。

社員の皆さん、販売店、協力店の皆さんとしても「出来る限り看守っていてほしい」と思う半面「もうそろそろ休まれたほうが」という気持ちはずっとあったと思うんです。
でも、彼の性格ゆえ、休む暇があるぐらいなら現場を回り続けるほうが彼にとって健康の秘訣だったと思うんですね。
それが「鈴木修」であり、「スズキ」でもあったと思うんです。

第一線から退くことは本人からすると凄くエネルギーを使う決断だったと思いますし、そのぐらいドえらい仕事を今までされてきたとも思うんです。

これからは俊宏氏が修イズムの継承者となるわけですが、今回の修氏の「事実上勇退」という決断を無碍にするようなことだけは何としてでも避けてもらいたいものです。























Posted at 2021/02/24 23:59:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマニュース | クルマ
2012年04月11日 イイね!

日産、5車種の新型車投入を計画

日産、5車種の新型車投入を計画中国と並んで、日産自動車の海外における最重要市場のひとつが米国。
その米国で、日産が一挙5車種の新型車投入を計画していることが判明した。

これは3月末、日産自動車の現地法人、北米日産が公式サイトで公開した映像から明らかになったもの。
白いベールで被われた5台の新型車(改良モデルを含む)が登場し、2015年までに発売されると予告されている。

このうちの1台は、4日に開幕したニューヨークモーターショー12で発表された新型『アルティマ』。
果たして、残る4台は何なのか。





・・・1台がアルティマ(おそらくシルエット中央の車がそうでしょう)と発表されたので、残るは4台なわけですが、プロポーションを見る限り、2台はどー考えてもSUVなので、右から2番目はDプラットフォームを使用した「インフィニティJX」の日産版である次期パスファインダーではないかと。

で、左から2番目のSUVはその大きさとモデルサイクルから考えると次期アルマーダ、あるいはその後継のパトロールと考えられます。

一番右ですが、セダン型だと推測できます。
モデルサイクルなどを考慮してもうそろそろ次期型が登場してもおかしくないセントラではないかと。

で、一番左の車種ですが・・・
アルティマより背が高く、幅が狭い。
ただ、ロードクリアランスが取られていて、バンパー部分のシルエットを推察する限りSUVっぽくも見える・・・
次期ローグ!!
の、ような気もするのですがどうでしょ?w
Posted at 2012/04/11 08:56:15 | コメント(5) | トラックバック(0) | クルマニュース | クルマ
2009年07月08日 イイね!

ライバルはヴェンザ?5シリーズGT?それとも・・・X6??(笑

ライバルはヴェンザ?5シリーズGT?それとも・・・X6??(笑カービューより
米国ホンダは7日、『アコードクロスツアー』を今秋発売することを明らかにした。

クロスツアーとはクロスオーバーに近いニュアンス。
セダンとステーションワゴンをミックスさせた高い機能性がセールスポイントだ。トヨタが『カムリ』のプラットフォームを使って開発した『ヴェンザ』がライバルとなる。

現時点では写真やスペックは公表されていない。
スクープ写真などから判断すると新型は北米向けの『アコード』をベースにした5ドアハッチバックで、4月のニューヨークモーターショーで公開されたアキュラ『ZDX』のホンダブランド版といった位置づけになるようだ。

エンジンはアコードと共通の2.4リットル直4(177ps)と3.5リットルV6(271ps)が設定される見込みだ。

新型アコードクロスツアーは2010年モデルとして今秋、米国市場へ投入。
ホンダの車種ラインナップでは『CR‐V』と『パイロット』の中間に位置する。
従来、ホンダになかった新種のクロスオーバーが低迷するホンダの米国販売の起爆剤となるか、注目される。




・・・正直、この手のモデルが異常繁殖したなぁ・・という印象ですね。
従来であれば忌避された5ドアですが、近年ではBMW・X6やインフィニティEX(スカイラインクロスオーバー)のように「SUVなのかHBなのかハッキリしろ」と言いたくなるモデル、あるいはBMW・5シリーズGTやヴェンザのように「HBなのかセダンなのかわからん」というモデルが立て続けに出てきて、この種のモデルが1つのトレンドとなりつつあるようです。

勝手な推測ですが、この流れというのは世界的ヒットを飛ばしているプリウス(5ドア)の影響が少なからずあるのかなぁ・・・と思っています(が、皆さんはどう思われますでしょうか??)。

そんな流れを知ってか知らずか、ホンダもアコード(日本名インスパイア)をベースにセダンとワゴンの”いいとこ取り”モデルを発表しました。

スタイリング的には近年のホンダの流れに則った力強いデザインで、いかにも「ホンダ車」とわかるものです。
数あるホンダ車の中ではスタイリッシュな部類に入るとは思います(好き嫌いは別として)。

環境や省資源、あるいは燃費やCO2排出量などといった問題が世界的にクローズUPされている昨今、敢えてそれに逆らうような車種を発表するのは如何なものかというような気もしますが、消費者の側から言えば、やはり選択肢が増えるということは悪いことではないとは思います。
Posted at 2009/07/08 21:13:23 | コメント(6) | トラックバック(0) | クルマニュース | クルマ
2009年06月06日 イイね!

今、北米ではアジアの四角がアツい!?

今、北米ではアジアの四角がアツい!?コネストより
韓国の自動車メーカー・起亜のソウル(SOUL)が米国ボックスカー部門で2009年4・5月と2カ月連続で販売1位になった。

ソウルは4月に3228台が売れ、トヨタのサイオンxB(※注 日本名カローラルミオンの北米仕様)を抜いたのに続き、5月にも3855台が売れて1位となった。
ちなみにサイオンxBの5月の販売台数は2216台であった。
また、5月に米国市場に登場したボックスカーの元祖である日産キューブ(5月の販売台数は1745台)にも大差をつけた。

また、ソウルは米国の中古車評価機関ALGが調査した「3年後の残存価値評価」でも56%を記録し、キューブ(54%)を抜いた。
この数値はソウルが属する中小型車種の平均48%より8ポイントもポイント高い。
ちなみに残存価値とは新車を一定期間使用した後に予想される車の価値を算定したもので、この点数が高いほど中古車の価格が高くなる。

ソウルは最近、米国の自動車評価機関ケリーブルーブックの「五大選択車種」(5 Greats Deals)に選ばれ、自動車専門誌「ポピュラーメカニックス」が実施した比較テストでもサイオンxBとキューブを上回って1位になるなど好評を受けている。

ちなみにソウルは今年の1-5月の間、世界市場で38328台も売れたという。



・・・韓国車が長年苦戦し続けていた北米市場でやっとそれなりに売れる車種が出てきたというのも今更な気がしなくもないですが、xBやキューブを上回る売れ行きってのもにわかに信じたくはないのですけどデータ上では事実なのですねぇ・・・

長年の間、性能面においても品質においても
日本車>韓国車
というジンクスが定着していましたが、(時代背景が悪すぎたとはいえ)昨今のヒュンダイ・ジェネシスやジェネシスプレステージ(エクウス)のように日本企業の影など皆無と思える力作を出してきているので、このジンクスももはや過去の遺物となってきているのは事実なのでしょう。

初めてソウルを見たとき、正直「エレメントとS-MXとルミオン足して3で割ったような超個性的なデザインやなぁ~」と思いました。
韓国デザインもここまで飛んだかぁ・・・と(笑

確かにキューブを徹底的に研究して出したといわれているだけあって、クオリティは従来の韓国車にありがちな中途半端さはあまり感じられず、むしろデザインテイスト面まで加味すれば「全っ然キューブと競りあえる!」とさえ思ったぐらいです。
(まぁ、逆を言えばキューブが与えたインパクトは韓国をはじめとした世界中の人々に衝撃を与えるレベルで、それがZ12の世界販売へと繋がった・・・といえるのでしょうが)

日本代表の2台が負けているのはちょっと寂しいですが、長い目で見ると3台がかなり拮抗しそうな気がします。

いずれにしろ、3車ともアジアの箱車として北米で徐々に認められてきているようなのでその点は素直に喜ぼうじゃありませんか!!







関連情報URL : http://www.kiasoul.com/
Posted at 2009/06/06 11:09:06 | コメント(3) | トラックバック(0) | クルマニュース | クルマ
2009年06月03日 イイね!

ハマーブランド、中国系企業に売却

ハマーブランド、中国系企業に売却※写真と本文は関係ありません・・・多分(爆









カービューニュースより
米連邦破産法11条の適用を申請した自動車メーカー、ゼネラル・モーターズ(GM)は2日、「ハマー」ブランドの売却で中国の四川騰中重工機械と暫定合意したと発表した。
GMは不採算車種を売却して再生しようとしている。


GMの声明によると、両社は「ハマー」売却の覚書を結んだ。
四川騰中重工機械は「ハマー」部門の幹部や事業戦略チームを引き継ぐとしている。
GMによると、四川騰中重工機械とは委託生産や主要部品・素材供給について長期契約を交わす予定。


「ハマー」のディーラーとの既存契約も四川騰中重工機械が継承する。
合意は今後、当局の審査を受けなければならないが、第3・四半期中の完了を見込んでいる。
金額面の交渉はいまも続いており、公表しないとしている。
銀行関係者は「ハマー」の価値をコミットメント付きで現金1億ドル程度と試算している。 


今回の合意は販売不振に苦しむ米自動車メーカーのブランドを中国企業が買収する初めてのケースとなる。
すでに中国の部品メーカーや自動車メーカーは経営破たんしたクライスラーなどの米自動車資産取得に動いているが、完了した合意はまだない。


「ハマー」を買収する四川騰中重工機械は中国四川省を本拠に特殊車両や高速道路や橋梁向け資材、建設用機械の生産やエネルギー関連施設の建設を手がけている。
GMと四川騰中重工機械の共同声明は、四川騰中重工機械が今後、高級オフロード車の分野に進出するとしている。


GMは2日の「ハマー」売却合意に関する発表で、当初、売却先を明らかにしなかった。
ただ、ルイジアナ州の組立工場は受託形式で少なくとも2010年末まで操業を続ける見通しや、売却先が「ハマー」の新車開発などに資金を投じる方針であることを明らかにしていた。


「ハマーH3」と「ハマーH3T」を生産するルイジアナ州シュリーブポート工場では800人が働いている。
現地の全米自動車労組(UAW)委員長は「ハマーが生き残ることを非常に喜んでいる」と述べた。


GMは「ハマー」売却を決断した2008年6月、売却額が5億ドル以上と予想していた。
6月1日の裁判所向け文書では、借り入れ環境の厳しさやGMの財務内容に対する懸念から「妥当な条件」で売却が進まない可能性を示していた。




・・・まさか中国の企業が買収に乗り上げるとは思っていませんでした。
確かにGMグループの中で中国市場は大事なお得意先であり、「ビュイック」ブランドのクルマは毎年増加の一途をたどっています。
ダウンサイジング著しい米国よりも伸びている中国に籍を置いたほうが荒々しさを出すにはもってこいなのか!?


いずれにしろ、写真のように東風汽車が買い上げて「猛士」ならぬ「猛士HUMMER」なんてなるよりは全然マシなのかも・・・(^^;

てか、オフ4にスーツ似合わねぇ・・・(爆
Posted at 2009/06/03 23:26:57 | コメント(5) | トラックバック(0) | クルマニュース | クルマ

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「@おちゅ。 さん USSですか❓(笑」
何シテル?   06/12 21:12
長年”クルマ病”という不治の病に侵され続けております(爆 同時に、ツルシでは耐えきれない体質のため、どこまでアップデート出来るかに挑戦し続けるおバカでもあ...
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