
前回エイトのシフトフィーリングについて書きましたが、
続きがありますのでつらつらと書いていきます。
最初はミッションが深刻なダメージを受けたのかと思いましたが、
どうやら違うようです。
冷静に考えてみれば、機械式LSDが入っているものの、
クラッチは恐らく純正で走行距離もまだ7万キロという点を鑑みれば、
ミッションが壊れる道理はないと感じます。
そのため、やはりクラッチの問題があるように感じました。
クラッチのトラブルは油圧系統とクラッチ本体に分けて考えられます。
油圧系統
まず、油圧系統ですがエイトはエンジンルームが高温なためエアを噛みます。
対策としては、こまめに
エア抜きするしかないでしょう。
写真は撮ってませんが、前期エイトは作業スペースが限られており、オフセットメガネレンチの短いもの(STRAIGHTのモノがオススメ)が必要です。
ワンマンブリーダーも同社のモノ
(キャップにエア抜き用の穴が空いてるので、横向きで使用しないように注意。
ホースは短いので、長いのがいい人は他のものでどうぞ)
が比較的安くていいです。
その他には、
クラッチレリーズシリンダー、マスターシリンダー、クラッチホースの交換などもありますが、どれが原因かはやはり不明でした。
(自分はまだホースの交換はしてません)
クラッチ本体
また、クラッチ本体については
クラッチカバー、クラッチディスク、レリーズベアリングの交換を行いました。
(アフターマーケット品を購入。純正よりほんの少し安い)
クラッチカバーのヘタリは確かにあり、
交換した効果はあったと思います。
具体的に言うと、クラッチペダルが以前よりも軽やかに押し返されるようになりました。
また、クラッチペダルを押し込んだ時に振動があったため、クラッチ交換に踏み切った次第です。
それと、クラッチが切れすぎるとクラッチカバーのダイヤフラムが押さえつけられすぎて、
逆に切れが悪くなるというレポートも目にしましたので、
クラッチペダルの高さ調整も行いました。
ちなみにエイトはプッシュ式。これが災いしてるのかも。
プル式ならダイヤフラムが押さえつけられすぎる事もないでしょうから。
追記)
クラッチペダルの調整について誤解がありました。
クラッチペダルの高さを高くしてもレリーズのロッドの遊びが増えるだけで、特に切れる位置が変わることはありません。
ただ、シフトチェンジ操作に慣れるまでは
ある程度遊びがあると操作時間が伸びる方向になるので練習する分には扱いやすいと思います。
ただ、あまり遊びがあるとシフトアップ時の息継ぎのような症状が感じられることがあるので注意です。
これは個人の操作スピードの兼ね合いもあるので自分にマッチするペダル位置を見つけて下さい。
以上を行って、現状かなり改善されました。
Posted at 2015/08/05 20:23:08 | |
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