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2015年10月09日

2代目ギャランシグマの話

2代目ギャランシグマの話 トヨタ車が続きましたので、他社を取り上げることにします。

さて、何を取り上げようかと考えまして、910ブルーバードに翻弄されたもう一台のライバル車をやってみようかと。1番の影響は130コロナだと思いますが、2番を挙げるとすればこちらになるでしょうね。

その関係か、特に前期モデルについては、途中の追加グレードがとても多くなっています。どれくらいかといえば、私も完全には記憶できないくらい(笑)

その辺りを時系列に取り上げて行ってみます。


●1980/4/24(5/10発売)
 ○フルモデルチェンジ

先代は1976年5月の登場でしたので、4年ぶりのモデルチェンジとなりました。先代はそのスタイルやMCA-JETが好評で、1977年は小型車部門の第2位(126,841台)、1978年は同3位(142,351台)という大成功の記録を残しています。末期となった1979年の販売台数こそ落ち込みましたが、モデルチェンジで十分挽回可能なものと思われていました。(台数は自販連出版の自動車統計データブックから引用)

販売台数だけでなく、月刊自家用車誌の人気投票では、小型車クラスで1位を連続して獲得する人気モデルでもあったのです。

三菱としては、そんな先代の成功を受けて、かなり力の入ったモデルチェンジを行いましたが、新たにフォグランプ一体型ヘッドランプを採用したフロントマスクを除くスタイリングだけは、ほぼ従来型を踏襲していました。

三菱は、これを内容の充実を重視した新時代のモデルチェンジだと銘打っていたのですが・・・


登場当初のカタログを紹介



表・裏表紙と綴じ込みを使って、目玉グレードが掲載されています。
左からGSR、ロイヤル、ターボディーゼル GSLスーパー

GSRは、ツインキャブの代わりにECIを得て、復活
ロイヤルは、従来のスーパーサルーンの上級(=最上級)として設定
ターボディーゼルは、新開発エンジンを搭載して日本初登場
となります。

背景はスイスのマッターホルン。
(小型車の)頂に存在するという意味が込められているのでしょうね。


ここからはグレード一覧の紹介



ロイヤルとGSR
この2グレードのみが、新開発の4輪ストラットによる独立懸架を採用しています。




左は2000で、右は新設定された1800

旧型にも前期の途中まで1850があったのですが、途中で設定廃止
新開発のシリウスエンジンの登場により、1800が増えた形です。
シリウスエンジン=今も海の向こうで生産の続く、名機4G6シリーズですね。




1600のみ従来から継続のサターンエンジンを搭載していました。
2300ディーゼルは、ガソリンエンジンのアストロンシリーズをベースにディーゼル化が行われました。

以上のように、先代に比べてグレードは大幅に充実。上級グレードを新設定したため、ブルーバードとコロナのみに留まらず、マークIIやスカイラインとの競合もあり得る価格帯の広さとなりました。




左が主要装備一覧、右は主要諸元表です。




CMキャラクターには、高倉健氏を起用。氏のイメージを強く反映させたCMは名作ですね。特に前期のCMはクロード・チアリの音が印象的です。


このモデルチェンジ、雑誌の評価はご祝儀を加味しても評価は悪くなく、ユーザー側の反応も決して悪くはありませんでした。登場直後に開始となった月刊自家用車誌の人気投票でも、小型車部門のみに留まらず、スカイラインの常勝状態だった総合部門でも、一時期は1位となったくらいだったのです。

ところが、「スタイリングがやはり代わり映えしない」という評価が定着したことで人気が急落したため、三菱の五月雨式のテコ入れが開始となります。



●1980/9/26(即日発売)
 ○1600/1800スーパーサルーンを追加

登場後5ヶ月弱での追加です。
先代で新設定となったスーパーサルーンは、2000のみの上級グレードで比較的販売比率の高いグレードでした。低燃費/小排気量を志向しつつも、高級仕様を求めるユーザーが増加しているということで、1600と1800にも準じた装備のスーパーサルーンが追加となります。
特に1600スーパーサルーンは、ブルーバード1600GFにも設定の無かったパワーウィンドーを標準装備し、クラス水準を超えた豪華さでした(ただしパワーステアリングはなし)。


 
●1980/11/28(即日発売)
 ○2000GSRターボ/2000GTターボを追加
 ○1600スーパーカスタムを追加

前回追加から僅か2ヶ月。
当初、ターボはディーゼルのみだったのですが、ガソリンにも設定されることになりました。ディーゼルの先行設定は省資源の時代らしい設定ということで好評だったのですが、市場の要望に応えた形です。
ブルーバードターボの1800に対して、こちらは2000ということで、+10馬力&2kgのトルク増。トヨタと日産の2000ターボは6気筒で、こちらは4気筒ながらも、トルクでは両社を上回る数値でした。
これ以降、ガソリンターボが主力車種となっていきます。

スーパーカスタムは、SLスーパーとGLの間に半ば捻じ込まれたグレード。あまり開きのなかった両グレード間への設定は、装備と価格が吟味される小型車市場の競争の激しさを物語るものでもありました。





●1981/4/3(即日発売)
 ○2000GSRターボにオートマチックを追加
 ○2300ディーゼルターボにCXオートマチックを追加
 ○2000ロイヤルECIを追加

従来、ターボはマニュアルのみだったのですが、オートマチックが追加されます。同時にディーゼルターボは、GSLスーパーよりも上級のCXが新設定。
また、従来はキャブ仕様だったロイヤルが、初期GSRに設定されていたECI仕様となります。


この時点のカタログを抜粋して掲載。



左から、GSRターボ、ロイヤルECI、CX
並んだ趣向は同じですが、1年足らずでこの3台とも仕様が変更されているということに。


ガソリンターボの追加までは、グレードが増える一方だったのですが、ここで一旦整理されています。その結果、1年前と同じグレードの方が少ないという激変ぶり。

軽く紹介していきます。



・ロイヤル → ECI仕様に変更、マニュアルと本革仕様の廃止
・GSR&GT → ターボ付に変更
・GSLスーパー&GSL → 設定廃止




・1600/1800スーパーサルーン → 途中追加
・1800SL → マニュアル仕様廃止
・1600SLスーパー → 設定廃止




・スーパーカスタム → 途中追加
・2300CX → 途中追加
・2300GSLスーパー → 設定廃止

 ・・・ということで、そのままなのは、2000スーパーサルーン、1800SLスーパー、1600GL・Lの4グレードのみとなりました。





主要装備一覧と主要諸元表です。


AT比率の増加の影響を受けたような、仕様の追加と変更がされています。
先代までは、マニュアルが標準でATも選べますよ的設定だったのですが、ATのみのグレードがいくつか散見されるようになりました。



●1981/5/20(即日発売)
 ○1600スーパーカスタムの一部改良
 ○1600スーパーサルーンにパワーステアリングを装着
 ○2300GSLスーパーにオートマチックを追加
 ○2300CXに5速マニュアルを追加

さらに、翌月には改良と追加がもう1回(笑)
前年秋に追加された1600の2グレードは、半年で再度仕様変更となりました。1600の強化は、モデル末期に追加されたコロナやカリーナの特別仕様を意識してのもの?
ディーゼルターボは、前月にGSLスーパーのマニュアルからCXのオートマチックに変更されたばかりでしたが、GSLスーパー・CXの2グレード2ミッション体制となります。





●1981/10/20(11/2発売)
 ○マイナーチェンジ

1981年春の変更はモデルイヤー的変更だったのですが、秋に再びの変更。
三菱的には、82モデルがここで登場したということになるようです。

マイナーチェンジということもあって、比較的大きな変更が入ると共にシリーズを再構成していますので、順を追って紹介してみます。





パネル類の変更は行われず、レンズ類の一新で新鮮さを訴えています。
ブラックテールが売りでしたね。そのテールランプは、従来ギャランとエテルナで差別化されていましたが、共通化。

上級グレードに設定のあったウレタンバンパーは板金バンパーに共通化されるものの、新たにブリック(バンパーガード)が付けられています。




最初はターボシリーズ
構成は、継続となるGSRと従来のGTに替わるGEの2グレードとなります。
GSRもOD付オートマチック、電子メーター、4本スポークステアリング等が新採用されています。





続いてはスーパーサルーンシリーズ
装備の取捨があった程度で一番変更の少なかったシリーズですね。
ロイヤルもここに類されるようですが、従来のECI&4独はスーパーサルーンと共通のキャブ&リヤリジッドに格下げされて、豪華仕様の色合いが強くなりました。




続いては、新設となるSXシリーズ
マイナーチェンジ前のGSLスーパー&SLスーパーの後継となります。
新たにガソリンターボも設定されて、GSRとGEの中間に位置しましたが、こちらはノンターボ同様にリヤリジッドのままでした。




グレード一覧です。
スーパーカスタムはGLサルーンに、CXはスーパーサルーンに名称変更されています。








●1982/10/27(即日発売)
 ○1800スーパーサルーンターボを追加
 ○1800GLサルーンAD仕様を追加

ライバル車のブルーバードは、2000のキャブと1800のターボという構成。コロナとカリーナは、2000ツインカムに替えて1800ツインカムターボを積んでくるということで、必要性を感じたのか、ランサーEXに先行投入されていた1800ターボが、スーパーサルーンに設定されることになりました。
その替わりに、2000ターボ&2000SXが設定廃止となります。

GLサルーンAD仕様は、名前からしてコロナのGX-ADを明らかに意識した新グレードで、コロナ同様、バックセンサーと電子メーターが採用されています。こちらはさらに電子チューナーの設定もあり。





●1982/11/16(即日発売)
 ○一部改良

一足早く追加された新グレードに追随して、一部改良が行われます。83モデルと位置付けられるようですね。
まだフルモデルチェンジは4年に一度、マイナーチェンジは2年に一度という基準が多かった時代、こうしたモデルイヤー的変更は新鮮でした。

この一部改良に伴い、ブロンズガラス・バックセンサーの新採用と60扁平タイヤ・アンチスキッドのオプションの新設定が行われています。




グレード構成は下のとおりです。



82モデルと比較すると、紹介した他にも、1800GLや2300ディーゼルGLが追加されています。




主要装備一覧と主要諸元表です。


●1983/8/23(9/1発売)
 ○フルモデルチェンジ

結局、810ブルーバードや130コロナ並みに短い3年4ヶ月で、FF化された次世代にフルモデルチェンジされたことになります。(この時の関連話はこちら。)



この世代、先代のイメージそのままのボディスタイルを踏襲したのが全てで、ブルーバードの対抗馬とはなれずに、ほぼモデルイヤーを通して苦戦を強いられました。さらにライバルと目されたマークII・スカイライン・コロナと順を追ってモデルチェンジされていく中では、商品力の点でも厳しいものがありました。

さらに小型車はFF化が急浮上し、コロナ・ブルーバードがFFを選択したことで、ギャランもFF化が急務となりました。ここでの比較的大きいと思われる投資は、スタリオンで細々と償却する一方で、新たな投資を行うこととなったのです。FF化は社全体でみれば大成功でしたが、この判断は難しいものがあったでしょうね。

その一方で、モデルライフを支えるべく、ライバル車と応戦する最中での数々の追加は、トヨタと日産の小型車大戦争に巻き込まれた影響と言えるかもしれません。

ここでは一般モデルのみを取り上げましたが、他にも特別仕様車の存在を数種類確認していますから、果たして販売の最前線では、これだけの仕様と変更をきちんと理解&説明できていたのかは未だに謎でありますが。
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Posted at 2015/10/09 08:01:26

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この記事へのコメント

2015年10月9日 8:55
がっかりした記憶があります。

ミツビシはキープコンセプトはアカンのです。
Σ・Λ・ミラージュ・ディアマンテ ・・・ 涙。

あ、もちろん私感ですよ(笑)。
コメントへの返答
2015年10月9日 18:13
こんばんは

先代が攻めて成功していただけに、期待が大きかったかもしれませんね(笑)

メカニズムや装備に力を入れても、エクステリアデザインがキープコンセプトだと、代替への最後の一手が難しい実例となってしまいました。

三菱は名車が多かったのですが ・・・ 私も涙。
2015年10月9日 11:25
おはようございます。

地味ながらも良くできたセダンの印象が強い二代目Σ、何度かハンドル握る機会有りましたが、
すっと体になじむ、乗りやすいクルマって印象でした。サイズも手ごろで、ちょっと気の利いた装備が
ちりばめられていて、我が家でも買おうと考えたのですが、ちょっと高かった。

健さんのCMもカッコよかったし(特に前期型のCMは、お人柄をにじませるような佳作だと思います。)
幼稚園の頃、高速です~っと追い越していく初代Σを見てから、特に我が母親が「一度ギャランに乗りたい」と言っていたのですが、とうとうミドルクラスから撤退してしまって…逆輸入しか手が無いか?
コメントへの返答
2015年10月9日 18:25
こんばんは

先代は新鮮ながらも荒削りの部分もありましたから、熟成されたこの世代は実力派でしたね。先代から続いた外観がセールスポイントに欠けたのが、惜しまれます。
お値段は、ブルーバードやコロナよりも少しお高めでしたね。三菱的には、スカイラインやマークIIとも競合可能と考えていたようですが。

実直で不器用な印象の健さんの起用は、実車の印象とも合っていて適任でしたね。さらに前期のCMがいいんですよね。クロード・チアリの音も泣かせますし。
初代Σは、うちの父も気にしたくらいで、新鮮な存在でした。コメントされているとおり、特にリヤビューが良かったです。

ギャランだと、逆輸入以外だとフォルティスぐらいでしょうか。これだと、実質的にはランサーとなっていまいますね。
2015年10月9日 18:36
こんばんは。

2代目Σ。今にして思えば、もっと評価が高くて然るべき存在だったんですよねー。
キープコンセプトなデザインが日本人には受け入れられなかった、というのが主な理由であるなら非常に勿体無いことですよね。

ブルーバードやコロナのライバルと言っても、内容的には6気筒エンジンの有無を除けばローレル、マークⅡクラスの雰囲気もありましたし、デザイン的な車格感もライバル車より高級感を漂わせていたと思います。
ロイヤルの設定もそんな車格をより深めていたようにも感じますね。

ロイヤルというと、前期の本革バージョンというのを記事を拝見して初めて知ったのですが、かなり趣のある雰囲気のシートなんですね!
ちょっとイタリア車っぽい、というのでしょうか・・・
後のFFデボネアの本革シートもそうでしたが、三菱車の革装はちょっと日本車離れした独特なデザイン、張り方がトライされていました。

そういえば、2代目のΣのエクステリアデザインはジウジアーロが関係しているのではないか?と当時噂になっていましたが、真相は分かりませんが確かに同時代のジウジアーロ作品である、マセラティクワトロポルテのデザインとの近似性は感じられるように思います。

前期、後期ともにこうして記事を拝見すると、三菱のΣに対する力の入れようが手に取るように感じることが出来そうですが、そんな思惑とは裏腹にヒットしなかったのは何だか気の毒な気がしますねえ。

自分の親父は、FF化されたΣを購入しましたからとても思い入れがあるのですが、実は案外FRモデルの方が三菱らしい特徴や個性がより濃厚だったような気もします。

今更ですが、周囲のFF化に流されずこのクラスでもしFR路線を継承していたら、ひょっとしたら独自の存在感高級感が示せたのかも(後のプログレのようなコンセプトで進化したら)、とも思いますが当時の時代性を考えるとFF化は必然だったでしょうからその選択肢はあり得なかったのでしょうね・・・
それにFRであったとしても、望むような売れ行きには到底及ばなかったでしょうし。

あ、末期に登場した「AD」仕様の装備とそのネーミングは完全にコロナそのものでしたよね~(笑)
コメントへの返答
2015年10月9日 19:19
こんばんは

同時期には、Σの他にもシビックやアコードがキープコンセプトをやって、今一つの結果に終わっていますから、中身の充実で訴えるのはなかなか難しかったと言えそうです。

三菱としては、デボネアを除くとギャランがトップレンジでしたから、ローレル、マークIIとの競合も可能な設定が必要だったのでしょう。グレードを揃えたお値段もコロナ、ブルーバードより少しお高めでしたし、最上級のロイヤルは明らかに一クラス上を想定した設定でしたね。

ロイヤル本革への視点はなるほどと思いました。確かにFFデボネアの本革に通ずるものを感じます。先代後期のスーパーサルーンから始まった本革仕様ですが、まだまだ設定車種が少なく一般的とは言えない時代でしたから、デザイナーの裁量が大きかったのかもしれませんね。

当時ジウジアーロが関与したクルマが多かったですから、ここへの関与もあるかもしれませんね。この時代の三菱は、シグマ以外にも、ラムダでアメリカ車風をやったり、次世代でフランス車風をやったりと、意欲作が多かった印象があります。多国籍的とも言えるのですが(笑)

この世代がヒットしなかったのは、三菱としては痛かったと思います。だからこそ、FF化を躊躇わなかったのでしょうし、その時の選択がデボネアを経てやがてディアマンテに繋がっていきますね。
FRをしばらく残してFFと並存させるという選択もあり得たでしょうが、それでも、E3ギャランの時には統合されてしまったような気はします。もっとも名車VR-4は、ベースとなるギャランがFFだったからこそ、4WDへの道が開けたとするならば、その後の歴史は大きく変わっていたかもしれませんね。

末期の「AD」仕様はここまでやるかと思いました(笑)。当のコロナはGX-ADに見切りをつけて、特別仕様のGXエクストラを前面に出していた時期に登場するというのも何とも微妙でしたね。
2015年10月9日 21:16
初めまして。

2代目Σは私が小学校に入学する年に
我が家で買った車でした。既にMCで後期型
が登場していたのですが、装備が良かった
ことと、値引きが良かったということで前期型
の展示車を買ったということを聞いてます。
その後、Σを17~18年所有していまして
私が免許を取って何度も運転した思い出の
車です。

懐かしい画像をありがとうございました。
コメントへの返答
2015年10月9日 21:35
はじめまして

幼少時代に家で乗っていたクルマというのは、記憶に残るものだと自分自身、振り返って思ったりします。
ナッピ~さんの家のΣは、17年~18年という長期間乗られていたということであれば、尚更ではないでしょうか。その長期間に耐えたというあたり、三菱の作りの良さを感じますね。

ちょっと古め主体でやっているものですから、「懐かしい」が最大の褒め言葉だと思っていますし、皆さんの想い出話を興味深く拝読しております。
こちらこそありがとうございました。
2015年10月10日 21:26
こんばんは。

恥ずかしながら、自動車大図鑑等が発売される前まで、この二代目ギャランシグマこそ初代ギャランシグマのマイナーチェンジだと思っていました。それほどデザインが変わらなかったということの現れでしょうかね。

130コロナよりも角ばったボデー、ターボエンジン、4輪独立懸架などブルーバードに十分対抗しうる内容でしたのにこの結果ですと、みんなブルーバードのスーパーソニックラインが好きなんですね。

この時期、通にはカペラが好評だったのことですが、市場ではギャラン以上に聞きませんでしたね。
コメントへの返答
2015年10月10日 23:44
こんばんは

マイナーチェンジと言われると信じてしまいそうなくらいですが、エステート以外はフルモデルチェンジしています(笑)
このエステートはAピラーから後ろは初代のままで、2代目のフロントマスクや(ラムダ流用の)インパネが違和感なく収めていましたから、カウル周りを変えていないのは確実と言えそうですが。

エンジン・シャシーは競合車種に十分対抗できる内容があったので、やはりスタイルが原因だったのでしょう。初代と違って、2代目の時代では車内空間の比較では不利だったというのもありそうですね。

カペラも評価は高かったのですが、ハイパワーモデルがないのがイメージ的に厳しかったようです。その安さから営業用途では結構見かけた記憶があります。
2015年10月10日 23:39
こんばんは。

このギャラン、私が今の会社に入社したときに女性専務が乗っていました。運転したことはありませんが、このあと2代に渡ってギャランでこちらは運転したことがりますが、三菱車ってとにかく装備が凄いですね。装備の内容自体は目新しいものはないけど、そこそこの下級グレードでも凄く装備がいい。ホンダ車乗りだっただけに余計にそう感じました。

なんとなくトレディアとかコルディアと雰囲気が似てますかね・・・。三菱もホンダ同様に顔の統一感があるメーカーでしたよね。
コメントへの返答
2015年10月10日 23:54
こんばんは

シグマで、三菱党になった方が多かったかもしれませんね。クルマの満足度が高かったのか、ブランド・ロイヤリティが高くて、次も迷わずに三菱という方が多かったような気がします。
価格競争こそ若干不利でしたが、装備水準は高かったですね。その点、ホンダは中級グレード以上じゃないと厳しかったかもしれません。

この時代、確かにミラージュIIからギャランまで、特に顔の雰囲気を似せようとしていた感があります。柔和な印象の顔ですが、あまり市場評価は高くなかったようで、この後E3系で一気に雰囲気が変わりますね。
2024年5月1日 8:05
ゴールデンウィークの一日、ネットサーフィンしていてこの記事にヒットしました。A164シグマターボ、大好きでしたし、大学生の時に中古車で購入しました。私が今までの人生で一番好きだったクルマと言っても過言ではありません。今一生懸命昭和56年にこのシグマをアドバンカラーに仕立てて全日本ラリーを戦っていたタスカエンジニアリングの記事を一生懸命ネットで検索しているのですが、ないですね。。写真一枚も出てこないとは。。。
コメントへの返答
2024年5月2日 22:29
コメントをありがとうございます
先代を踏襲したスタイリングの影響でやや地味だった感を払拭させたのがターボでした。フルラインターボの嚆矢ともなったモデルですね。
このシグマがラリー参戦していたのは初聞です。ランサーEXターボが登場するまでの一時期と推測しますが、当時の国内ラリーチャンプであるジェミニZZに大柄なボディでどこまで対抗できたのか気になるところです。
2024年5月6日 19:54
Parl-siroさん、コメントありがとうございます。(Parl-siroさん、私のC classにいいね!くださってるんですね。今日きづきました。ありがとうございます)
昭和50年からつい2-3年前まで、40年以上もの長きにわたり三菱車をアドバンカラーに仕立てて国内や海外ラリーに参戦してきたタスカエンジニアリングチームですが、A164 シグマターボでも参戦していました。昭和56年にランサーEXとランサーターボの間のはざまの1年間だけの参戦、しかも最終戦で橋の欄干に激突してリタイヤ、というパッとしない成績だったのですがプレイドライブ誌には何度か写真が載っていました。それを見るたびに『かっこいいー!!』と思ったものです。実際私も昭和62年に中古車で購入しましたが本当にいいクルマでした。
コメントへの返答
2024年5月6日 22:14
所有期間もほぼ等しいC180乗りということで、よろしくお願いいたします。
やはりシグマターボはランサーターボが登場するまでの1年のみでしたか。興味深いのはシグマターボの前がランサーEXという点で、実はミラージュ1600GTと予想していました。ランサーEXだと1600GT、1800GSRどちらにしてもライバル車と比較するとパワー不足だったろうとは思います。
ギャランも初代GSやVR-4・RSはラリーフィールドで活躍していましたから、シグマのラリー仕様というのも結構いい目の付け所だったのかもしれません。他社のターボは4気筒1800か6気筒2000でしたから、4気筒2000ターボは貴重でもありました。4G63ターボはFFになった次世代にも引き継がれましたし、DOHC化以降の活躍はあえて記すまでもありませんね。

プロフィール

「帰還後の近況 http://cvw.jp/b/1984303/48316556/
何シテル?   03/16 21:58
3台計で20年以上の長きに渡って乗り続けたX80系からW204への代替がみんカラを始める動機となりました。 最初はW204関連を主とするはずだったのですが...
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