
先日訪れた福島県の猪苗代スキー場
その猪苗代スキー場について書いてみたいと思います
猪苗代スキー場は磐梯山の南面に位置するスキー場
最大標高は1255m
標高差 555m
最長滑走距離は3550m 最大斜度34度という規模の大きなスキー場です
1948年に県営スキー場としてオープン
1955年にリフトが設置され、1961年に国設に指定された歴史あるスキー場です
昔ながらのスキー場ということもあり、幅の広いバーンが特徴です
その後1993年に、東側に隣接するようにミネロエリアがオープン
当初は別スキー場ということで、経営・リフト券も別々でしたが震災後の2012年に猪苗代と統合されました
スキーバブルの頃の磐梯山周辺にはゴンドラのあるスキー場が人気で、アルツ磐梯やグランデコ、猪苗代リゾートなど機動力のあるスキー場が人気でした
しかしスキー・スノボ人口の減少により客数は大きく落ち込み、経営母体も何度か変わりました
そんな中、リフト券平日無料という破壊的なサービスを開始したのが2020-21シーズン
そのシーズン開始時に会員登録だけは済ませていました
最初は駐車場が有料で、まぁそれでチャラにするのかな?とは思ってました
(現在では駐車場も無料)
しかし猪苗代エリアのネックは首都圏からの距離
群馬エリアだと我が家から150㎞前後
それに対して猪苗代エリアは250㎞超と1.5倍以上
当然時間も高速代もガソリン代も多くかかります
なので会員登録はしたものの、なかなか足が向きませんでした
2024-25シーズン
大きな問題となったのが
リフト券の大幅値上げ
よく行っていたかぐらスキー場が1日券7200円(苗場共通券だと9000円)
白馬八方尾根スキー場が1日券8000円
北海道のルスツリゾートはなんと1日券14500円!
燃料代や電気代、人件費などが高騰しているのもあり、ある程度の値上げは仕方ないとは思いますが…
個人的には1日券は5000円前後ぐらいでお願いしたいかなと・・・
ちょっと前の感覚だと4000円ぐらいが相場だったような気がするので、それでも25%UPです
1万円に近い価格のスキー場はインバウンドに寄せすぎです(怒)
そんな中、時間に余裕ができた今シーズン
思い出したのがこの猪苗代スキー場
行ってみようかと・・・
で、今の猪苗代界隈のスキー場の現状
猫魔とアルツは合体して星野の経営になり~
(でもアルツのゴンドラは撤去されたみたい)
グランデコは外資に
猪苗代リゾートは京急系だったと思うが、スキー場・ホテルは廃業
今後復活するかも知れませんが…
で、猪苗代近辺で動員数が多いのがアルツ磐梯・猫魔合体の星野グループと猪苗代らしいです
無料券で客呼んでるくらいだから、かなり厳しいのでは?
そう思った猪苗代スキー場ですが~
週末行った1月下旬 平日に訪れた2月中旬
いやぁ元気あるスキー場だなぁというのが第1印象
いわき在住時以来、ここを訪れたのは約15年ぶり
滑りごたえあるのは知っていましたが…
週末に訪れたときは駐車場はいっぱい
9時ごろ着いたのに、遠くの駐車場に回されました
平日のときは、そこまでの混雑はないものの…
スキー場の規模が大きく、あちこちに分散しているから混雑は感じないものの
結構お客さん来てました
絶景+滑りごたえあり
ゲレンデ内で絶景見ながら焼肉を食べられる
モーションレコーダーなどゲレンデ内で楽しめるアイテムも充実
(しかも現在はお試し期間?無料です)
おまけに平日は会員登録(これも無料ですぐできる)すれば
リフト券無料
このシステムが始まってから5シーズン目すっかり定着し、動員数もうなぎのぼりです
中央エリアのセンターハウス機能が弱いというのはありますが、入り込み数に対して大きく不足しているということはありません
で、リフト券タダで経営は大丈夫なのか?という疑問
ここはDMC aizuという会津地方でリゾート施設などを運営する会社が運営しています
その親会社がISホールディングスというIT基盤を軸とした金融業者で、代表は猪苗代町出身らしいです
地元を元気にしたいという応援の気持ちからでしょうか?
おそらくですが、スキー場単体では客数増えたとしてもレンタルやレストラン営業だけでは黒字化は難しいのではと思います
グループ企業なので、トータルでペイできればいいのではと思われます
それ以上に地元にスキー客を呼び込み、街の経済を活性化させる
そんな狙いもあるように思います
磐梯山の南面 正面に猪苗代湖が広がる絶景スポット
ここ猪苗代スキー場にゴンドラをかけて、絶景を生かした通年リゾートにする計画もあると聞いています
それだけポテンシャルのあるスキー場
これからが楽しみです
でも、リフト券無料はそろそろ終わるんだろうなぁ😢
ブログ一覧 |
ゆき | 日記
Posted at
2025/02/21 09:23:40