夏休みの課題、S15のステアリング交換。
と同時にクイックリリース取り付け。
ドレスアップだけでなくセキュリティ強化のためにも。
以下、取付製品と選択理由の備忘録。
[ステアリング]
"NARDI SPORTS TYPE RALLY(N753) φ330 Offset52"
赤ステッチと握りが細めでクラシックなデザインが内装に合う、セミディープによりステアリングポジションの改善が見込めそう、単純にNARDIが好き等々。
同じくセミディープ(Offset42)で似た意匠のTYPE Aも捨てがたかったけど。
[クイックリリース]
"NRG SRK-250BK(GEN2.5)"
フリッパー一体型希望となると、私が調べた限りではNRG一択となるようで、デザインもオーナー(息子)好みだったため。
また、NARDIのホーンボタンの接続には端子が両方メスのケーブルが必要となりますが、これが付属しているかどうかは販売店によって異なるようで、私は付属販売している店から購入しました。
尚、NRG名物のレンチン音はなりません。
[ショートボス]
"WorksBell 629S"
ボスもNRGで統一したいとこだけど、WorksBellの方がケーブルの収まりが良さそうなのと価格が安く、エアバッグキャンセラーも付属するため。
NRGボスにはキャンセラーが付属するか否か確認できず。
作業は主に息子が担当。
オトーサンはカントク及びアシスト。
先輩方の整備記録を参照し、難しい作業ではなかろうと思いきや、エアバッグユニットを固定するいじり防止トルクスネジ(T30H)2本のうち1本が回らず思いっきり舐め、序盤でいきなり頓挫。
20年の時を経てネジロック剤が固着したのか?
にしても硬すぎるし、それに対しネジが柔らか過ぎる。
伝家の宝刀バイスザウルス(PZ-65)でも歯が立たず。
最後の望み、ナットツイスター9mm(コーケン 3127-9)でトライすると…秒で回った。
そこからの作業はほほ順調。
最後のホーンボタン取り付けに少々手こずったけど。
S15に定番とも言えるNARDIですが、定番ゆえの安定した格好良さ。
小径化により操舵反力は適度に重くなり、レスポンスも増し、シフトブーツ、ハンドブレーキカバーの赤ステッチとの統一も図れ、ビジュアル、フィーリングともにかなり好印象。
ポジションはノーマルより少し手前になる程度で全くと言っていいほど気にならない。
ウインカーレバーは私の短い指でギリ届くレベルで、ステアリングを握ったままの操作もできなくはないがかなり辛いので、ここは割り切る。
NRGクイックリリースは、噂通り品質が高く、ガタつきなど一切なく、こちらも好印象。
フリッパーの使い勝手、落ち着いた半艶仕上げも良き。
尚、フリッパー付きだからといってリリースが1アクションで行えるわけではなく、ロック解除ボタンを押さない代わりにフリッパー付きスリーブを左右どちらかに回転させる必要がある。
つまり、ボタンを押しながらリリースするよりは若干スマートかな?程度。
また、ステアリング装着時もスリーブを正位置に回転させとかないと、意図せずステアリングが外れる可能性があります。
これで益々運転が楽しくなる。
けど、ステアリング換えるとシートも換えたくなるな…と息子。
いやいや、その前に内装リペアしよ。
✳︎備忘録追記
ステアリングをガチャコンすると時々ホーンが鳴ってしまうため、ホーン配線を調整。
アースリングの端子接続部をボタンと渉しないよう内部形状になるべく沿うよう曲げ直す。
この時、接続部が破断しないよう注意。
端子抜けと更なる干渉防止を兼ねて絶縁テープを巻いたら、この接続部とホーンボタンに接続するケーブル(黄色)が干渉しない位置(対角)になるよう位置調整。
というように、-ケーブルと+ケーブル及びホーンボタンが接触しないようにした。
ついでにホーンボタンも全バラし。
接続端子が付いたナベ型のパーツを押し込みながらV字バネを抜けば簡単にバラせる。
尚、V字バネを抜くと中身が飛び出すので注意。V字バネとロゴの向きが合ってなかったのと、ボタンに塗装ハゲがあったので、タッチアップして正しい向きに組み直し。
この辺はイタリアンクオリティですね…
前述の配線調整を行なったお陰で、浮き気味だったボタンの嵌り具合も良くなった。
それにしてもこのボタン、ステアリングに嵌めるのが面倒臭い。
V字バネの下側を先に嵌め、残り2ヶ所を隙間から押してやらんとならない。
押す際はマイナスドライバーだとたぶん傷が付くので樹脂製リムーバーがお勧めです。
Posted at 2023/08/15 20:07:38 | |
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