ラジコンネタばっかりもアレなんで、たまには愛犬のミニチュアシュナウザー"ソル"のことを。
相変わらずクルマネタは無い(^_^;)
早いもので、先月の12/27で満5歳。
幼少期に異物誤飲で開腹手術するという飼い主失格な(>_<)事故はあったものの、その後は大きな怪我、病気などはなく、すこぶる元気。
相変わらず体はデカく、体重は9.5kg前後、体高はミニチュアシュナウザーの標準値30〜36cmを超える。
因みにスタンダードシュナは47〜50cm。
どっちでもない(・ω・)
出来るだけストレスフリーでいてほしいので、家の中ではいつ如何なる時も自由、好きな場所で過ごし好きな場所で寝る。
夜寝る時はたいてい妻か私と添い寝だけど。
散歩も人が決めたルートではなく、彼が選んだ道にただついて行くだけ。
朝夕2回の散歩でルートが同じということは無い。
知らない道を躊躇なく進み、帰れるのか?と思うこともあるけど、約1時間後にはきちんと家に戻ってくる。
そんな彼を見ていると、色々と面白い発見がある。
そのひとつは、彼が挨拶上手なこと。
散歩中に出会う"他の犬が苦手"という犬が、積極的にソルに近づいて飼い主さん驚く、ということ多数。
そういう場面でソルは必ず相手を安心させるカーミングシグナル(犬語)を発している。
約30種あると言われるこのカーミングシグナル、一部は人間も使えるので覚えておくと役に立つ。
他にも、数年前から続く散歩中の決まり事がある。
誰が教えた訳でもなく、自ら行うこと。
ひとつは、1本の道を端から端へ移動する時などは、必ずリードを持つ人の後ろを通る。
階段を登る時は人の左側、降りる時は右側を通る。
うんPをした後は必ず匂いを嗅ぐ。
でも、複数回した時は最初だけなのかな?
ところで、"パックリーダー論"が間違いだということをご存知だろうか?
パックリーダー論とは、狼は群れを作り、その群れの狼達には順位があり、常にリーダーの座を狙っている、その子孫である犬も同じである、というモノ。
だから"犬はリーダーになりたがる"ので飼い主はナメられないようにしないといけない、と。
しかしコレ、この結論を出した大昔の研究は観察条件が不十分であり、後に何人もの学者達が行った研究により否定されている。
後の研究結果では、狼も犬も群れを成すことも無ければリーダーもいない、と全く違う結論を出している。
強いて言えば群れとは家族のことであり、リーダーは父であり、親子関係が逆転することはないと。
人間の家庭に入った犬は自分を家族の一員と考え、当然ながら自分が父だとは思わない。
このことは欧米では随分前から知られているのに日本では未だに知らない人が多い。
悲しいかなペット後進国ジャパン。
で、このリーダー論が間違いだとどうなるのか。
これを元に作られた"犬の躾"方法もほとんど全て間違いということになる。
"人間より先に食事させるな"
"人間の目線より上に上げるな"
"一緒に寝るな"
などなど、これら全て間違い。
TV番組で"カリスマトレーナー"などと呼ばれる人が声高々に"犬が従わないのは自分がリーダーだと思っているからです!"とか言っているのを未だに見るけど、アレ恥ずかしくないんかね?
知性も感情も持つ生き物なんだから嫌なことをされたら抵抗するのは当然、"躾"と称して動物虐待を正当化しようとしてるだけ。
そもそも、躾なんてものは必要無くて、人と暮らすために最低限必要なことを覚えてもらえば良いだけ。
それには"ストレスフリー"が最も重要で、ストレスが無ければ無いほど穏やかで冷静でいられる犬は、たいていのことを自ら理解して覚えてくれる。
もちろん人が犬に合わせてあげることも必要。
大切なのはどう"育てる"かであって躾ではない。
なんて、素人がエラそうなこと書きましたが、ソルを見ているとその通りなんじゃないかと思う。
閑話休題。
ソルの仕草でひとつだけわからないことがある。
それは"撫でて〜"と仰向けになった時にお腹を撫でてあげると両手で顔を隠すような仕草をすること。
一説では"やめてほしい"サインだというのだが、どうしてもそうは思えない。
やめると"やって"と言うし。
喜んでいると思いたいけど、人間目線の考えはたいてい間違っているので安易に考えるのは避けたい。
"笑っている"ように見える犬の表情はストレスで口元が引きつっている状態で、実は喜んでいるのとは真逆、という例もあるし。
"気持ちいいけどやめて〜"といったところか?
誰かご存知の方いないかしらん。
Posted at 2019/01/20 11:09:53 | |
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