気が付けばここ1年、ほぼラジコンネタしか書いていないという…。
けど性懲りもなく今回もラジネタ、しかも駄文長文なので、興味無い方はスルー推奨です。
でも、動画を載せる時はひとつの作品としてご視聴いただけると幸いですm(_ _)m
最近はすっかり主役の座を"ULTIMA SC6"に奪われているRAGE君ですが、6年経っても今尚トルクフルな走りは楽しく、引退させるにはまだ惜しい。
しかし、2年前にリペイント&リペアしたボディがかなりヤレてきた。
特にAピラー周辺の割れがそろそろ限界。
そこでボディ載せ換えを計画、以下その備忘録。
同じボディを載せてもツマランので、Newボディはコレに決定。
タミヤ "ワーゲンオフローダー"2010復刻版。
以前から欲しかったのだけどきっかけがなく、今買わないともう安価では手に入らない気がして。
京商のシャシーにタミヤのボディかよ?
京商にもRAGEの兄弟車でビートルボディの"MAD BUG"があるじゃん、という声が聞こえてきそうですが、タミヤの方がデザインが好みなので。
余談だけど"ワーゲンオフローダー"とはタミヤの呼称で、デザインも含めフォルクスワーゲン公式モデルではありません。
タイプ1ビートルをプライベーターがメキシコのBajaレース用にカスタムしたもの。
デザインは映画"カーズ"のキャラデザイナーで、その経緯と見た目からついた愛称"Baja Bug"(バハ バグ )の方がメジャーな呼び名。
このボディ、当然ながらポン付けは出来ない。
ホイールベース差はスペック上で22mm、トレッド差はお話しにならないほどシャシーが長い。
でも、そもそもタイヤをボディ内に収める気は無く、モントラ的な感じでシャシーだけが収まれば良いという考え。
しかしそこで問題なのは、前後が丸く低いボディに前後ダンパーステーが当たり、ボディが異様に浮いてしまうこと。
それをクリアするために以下の改造を。
まず、フロントはダンパーステーを前後向きを変えて取り付けることで、ダンパー上部を若干後ろ寄りにオフセットさせる。
リアも同様にダンパーステーの前後向きを変え、サスアームも一部切削加工して前後向きを変え、ダンパーをアーム後方から前方に移動させる。
さらにダンパーステーの上部角を削る。
因みにこの作業をやると、タイヤがトーインから若干トーアウトになるのと、3つあるダンパー取り付け穴のうち外側1つが使えなくなる。
それとボディも加工。
リアフェンダー後端とタイヤのクリアランスがほとんど無いので、フェンダー後端を切り飛ばす。
これはクリアランス確保だけでなく、フェンダーアーチとタイヤとのズレを見た目に緩和するのも狙い。
但し、フェンダーにあるテールライトを失うけど。
以上の作業で何とかイイ具合に収まった。
お次はマウント方法をどうするか。
ワーゲンオフローダー本来のマウント方法は、フロントがポスト1本、リアはボディ内側に付属品のステンレス製クリップをボルト留めし、本来のシャシーにあるロールケージを咥える方式。
フロントは上の画像の通りシャシーに合わせてポスト穴を空け直しポストを延長すれば済むが、リアは既存のポスト位置がボディ形状に合わない&シャシーに新たなポストを立てる場所も無い。
悩んだ末取った方法は、ステンレスクリップの取り付け位置を変更し、ダンパーステー上部をロールケージ代わりに咥えさせる方法。
ダンパーステーは角を落としてクリップが咥え易くする。
無事ボディが載ったところで、塗装とディテールの造り込み。
ボディカラーは、Mr.カラーS31"軍艦色(1)"にフラットクリア。
窓枠、サイドミラー等はマットブラック。
ちょっと地味過ぎ、せめてツヤはあっても良かったかな…と少し後悔。
サイドミラーは付属の純正品だとコケたら瞬殺しそうな華奢な形状なので、余ってた砲弾型ミラーを加工して取り付け。
ワイパーとウィンカーも瞬殺しそうなのでオミット、ウィンカーの穴は敢えて塞がず。
前後バンパーはカイダック板(t2)で作成。
リアにはボディ付属のエグゾーストパイプを改造し、ジャンクパーツを適当にあしらって、エンジンが載ってる的な雰囲気を作ってみた。
あまり後ろに出っ張るとジャンプ着地で打ちそうだからと控えめにしたら、ナンバープレートが付けられなくなってしもた。
塗装はホコリ乗りまくるしタレるしで壊滅的にヘタクソだったので、スミ入れ、ウェザリング、ステッカーで誤魔化す。
今回初めてタミヤ"スミ入れ塗料"を使ってみたのだけど、コレ使い勝手が良く楽しいですなぁ。
プントのメッシュグリルに使ったガーデニング用の鉢底ネットでウィンドウネットも再現。
ここでひとつ心配事が。
このボディはポリカーボネートではなく所謂プラスチック製。
なので、コケた時のダメージが心配。
多少のキズはしゃーないけど、割れるのは困る。
ポリカでは出来ないプラならではの造り込みは魅力的なんだけど、ブラシレス+リポの使用は想定外の設計だろうし。
で、気休めかもしれないけどφ5プラ棒でアウターロールケージを作成。
ボディデザインをなるべく崩さない形状にすべく悩みながら。
ヘッドライトレンズも心配なので、PP板とステッカーでカバー的な物を作って入れ替え。
ホントはLEDを仕込んで点灯させたいけれど、それはまたいずれ。
これでひとまず完成!
…と思ったけど、走らせる時間が取れず、悶々と眺めていたら更にいぢいぢしたくなり。
単3電池…もといナイトロ積んでみたり。
テールライト付けてみたり。
本来のライトは前述の通りフェンダーごと切り落としちゃったので、自転車用LEDフラッシュライトを流用、敢えて片側1灯で後付け感を強調。
このボディ、クローラーのように色々アクセサリーを追加したくなるなぁ。
さて、こんなことやってちゃんと走るのか?
次回"シェイクダウン編"に続く…たぶん。