2014年10月31日
視線を送るヒト
いやあ、明日から11月なんですねえ・・。
今年があと二か月というのは、なんだかどうもピンとこない感じですが、12月に向けて仕事が少々混んできそうですので、きっとこの二か月もあっという間に過ぎ去りそうな予感がしております。
と、終わり際に慌ただしい感じになってしまいつつも、週末は三連休だ~というエネルギーで、どうにか無事に?仕事を乗り切った帰り道のこと。
スーパーで買い物をして駐車場へ向かうと、真剣な眼差しで我が愛車を見つめるオジサンの姿が。
恐らく60過ぎかなという感じの方でしたが、知り合いの顔ではないよなあ?と思いながら近づくと、どうやら私が戻るのを待っていたのでしょうか。
私の姿に気が付くと、開口一番「この(車の)フロントタイヤさ、なんでこうなってるの?」と一言。
(ん?、フロントタイヤ??)
ああ、なんで前後のホイールが違うの?って事かと思ったのですが、どうやら違ったらしく。
オジサン : これすんげえキャンバー立ってるっちゃ。なんでだべなど思ってさ。
琢麻呂 :元々シャコタンだったのを車高上げたんで、アライメントがズレたんじゃないですかね。
オジサン : ああ、そういう事が。わざとこういうセッティングにしてらのがなど思ってね。
っていうか、「これ何ていう車?」とか、「これって二人乗りなの?」とかいう質問はされたことがあるんですが、それにしてもキャンバーがどうとかいうツッコミをしてくるって、一体??。
オジサン: オレさ、1600(NA6C)の標準車持ってらのヨ。
琢麻呂 : ああ、なるほど。
オジサン : 7時過ぎればフロ(温泉)安ぐなるがら出はって来たんだどもさ(笑)。
あれ?ロードスター止まってらナァど思って寄ってみだ訳。
聞けばスペシャルパッケージなどを所有して、結局行き着いたのが標準車だったのだとか。
話していると、どういじってるとかいうのが気になるようなマニアではなく、「この車さ、おもしぇえ(面白い)よな」とかいうあたりからも、乗って楽しいから好き・・といったところでしょうか。
まぁ私のほうも熱く仕様を語るような方だと、あまりお相手出来そうにないのであれなんですが(^^;。
旧ミニを含めて何台か所有されているそうですが、元々は外車の整備士をされていたとかで、引退?して好きな車を手に入れていじって・・みたいな感じなのでしょうネ。
たまに何気ない道沿いに、看板は無くとも明らかにソレっぽい廃車体が並んでいる工場らしきところがあったりしますが、きっとああいう雰囲気なのかなあ?なんて想像してみたりするのですが。
気が付けば、なんだかんだと30分くらい話したでしょうか。
「この車見だっけ俺もやる気湧いできたなあ。帰ったら久しぶりに磨いでやるがな」とオジサン。
「じゃ、わねわね、そろそろフロさいがねば(笑)。引ぎ留めでもさげねがったな」という言葉に、「こちらこそ楽しかったですよ」とご挨拶してお別れしました。
年代を越えてこういう話しが出来るのって趣味ならではといいますか、やっぱり良いものですよね。
なんか久しぶりな感覚だったなあ・・と、寒空のなか思いがけぬひとときでありました。
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2014/10/31 23:00:38
今、あなたにおすすめ