車のメンテナンスといってもさまざまありますが、パッと思い浮かぶのは、現在やや特殊ともいるEV(電気自動車)を除いては、やはりエンジンオイルかな?と思います。
皆さまは、エンジンオイルの交換時期の管理はどうされていらっしゃるでしょうか?。
点検時期ごという方、距離で管理されている方などさまざまかと思いますが、私は基本的に距離を目安にしておりまして、ジムニーは3000kmくらいでの交換を心掛けています。
軽自動車というと、取り立ててこだわる必要はなさそうなイメージもあるのですが、速度に対してエンジンが高回転気味になる点で、実はオイルの負担は大きいのでは?と最近思うんですよね。
なんて一見こだわっているように思わせつつ、先日トリップメーター「B」のほうで前回からの距離を見たら3000kmを500kmほど越えていたというのは、大きな声では言えないのでありますが(^^;。
オイル交換ならいつでも出来ると思っているわりに、手間のかかる作業に執心してしまい基本メンテナンスはつい後回しにしがちなのは悪い癖ですよねえ・・。
ということで、昨日は空模様を伺いつつジムニーのオイル交換を行ないました。
ドレンパッキンとエンジンオイルは手持ちがあり、今回はオイルエレメントは交換しませんので、改まって用意するものはありません。(←でもやらない)
こちらがドレンパッキンで、ホームセンターの売り場においてある一般的なものですね。

ジムニーのオイルパンは鉄製なためだと思いますが、締め付けトルクが49N・mと結構高めで、確か銅ワッシャーはトルクが高いドレンボルトに使われているんだったかな?。(うろ覚え(^^;)
エンジンオイルのほうは、以前にペール缶買いしたGSカルテックス製の「
Kixx G1」を使っています。

あまり聞きなれないメーカーかと思いますが、韓国GSグループと米国シェブロンによる合弁会社(Wikiより)とのこと。
シェブロン自体もあまり耳慣れないという方も少なくないかもしれませんが、スーパーメジャーと呼ばれる石油メジャー6社の一つに数えられる米国の企業です。
「シュプリーム」というオイルで名前を聞いた事があるという方もいらっしゃるでしょうかね?。
フランス車のレーススポンサーでもおなじみ「トタル」、バナナで釘が打てるでおなじみ?(←オヂサンしかしらない)の「モービル」などがスーパーメジャーに名を連ねるといえば、いくぶん雰囲気が伝わるでしょうか。
と、
検索したことをいかにも知っているように書いた付け焼刃のうんちくはともかくとして(^^;、ロードスターと兼用することを視野にいれ5W-40の粘度で考えていたところ、いつも利用している部品商さんで取り扱っていたので、ものは試しと入手してみました。
「Kixx G1」はベースオイルがVHVI(高度水素化分解油)とのことで、実売価格ではリッター500円前後になりますが、入れてみた感じはとくに安かろう・・ということはなく、近隣で入手できるリッター1000円前後のオイルと遜色ないのでは?と感じます。
まあこの辺の体感的なところは個人差もありますので、ホドホドにしておきますが(^^;。
ついでにベースオイルについてちょっと触れておきますと、普及帯で「化学合成」と謳っているものはこのVHVIベースが多いのでは?と想像します。
化学合成と聞くと、ある程度詳しい方ですとエステルやPAOなどを思い浮かべるかもしれませんが、これら「100%化学合成油(フルシンセティック)」のベースオイルは高価でしょうからねえ。
いわゆる普及帯オイルに掲げる「化学合成」という言葉は、その言葉にもつユーザーのイメージを利用しているような気もしてしまいますが、まああれでしょうか、芸能人が宣伝していると「これを使ったら私もああなれるのかしら」と思ってしまうような感じでしょうか?。(←たぶん違う)
まあそんなオッサンの戯言はともかくですが(^^;。

オイル選びや交換サイクルは人それぞれ、特に車歴が長い人ほど自分なりの考えなどもあるでしょうし、これが正解というものは無いにしても、あとで後悔しないように行なっていきたいものだなあと思います。
Posted at 2017/10/22 12:48:56 | |
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