最近どうも、週末に限って天気に恵まれない感じが続いておりましたが、今週末は金曜からいわゆる秋晴れ・・というのでしょうか、嬉しいことになかなかの好天続き。
昨日の日曜も午前に用事を済ませたころには気温も10℃を越えてきており、こうなると家でじっとしている訳には行かないでしょう!ということで、お昼ちょっと前からバイクで出かけること。
紅葉を追って県南の方も考えましたが、この好天では渋滞にハマりにいくようなものですし、時間的にも慌ただしくなりそうですので、距離的にちょうど良さそうな種山高原を目指すことにしました。
目的地は決めたものの、ルートはあまり考えずに案内標識を頼りに気の向くまま走ります。

んー、あの遠くに見える廃車体は、2代目アルトかな。(フロンテかも?)
この型といえば、あの伝説的な初代アルトワークスが記憶に残るところで、確かNAのアルトツインカムというモデルもあった覚えがありますね。
今や軽でもDOHCが当たり前ですが、当時は高性能車の代名詞といった感じでした。
それにしても、農村部などで廃車体を収納庫替わりにしているのを見かけたりもしますが、こういう車体って動く間に移動して置くのでしょうかねえ?。
この辺りはまだ平地なので大丈夫ですが、県内も冬季通行止めの箇所が出始めておりまして、向かう先も高原なので、もしかしたら走れなかったりして?と思いつつ、先を目指します。
途中、雨が降った感じでもなさそうなのですが、なぜか所々チョイ濡れ?な路面が気になりつつ、無事に
道の駅「種山ヶ原」に到着。

Googleマップでみた参考ルートでは、距離にしてここまで約50kmちょっとでしたが、大きく外れた気もしなかった割には、メーターは70km近く回っていました(^^;。
普段であればここは通過点として、さらに国道397号線を東に向かったりするのですが、今日は国道を挟んで向かい側に入口のある、「
種山高原 星座の森」のほうへ向かってみます。

案内板の地図は向かって左側が北にあたり、青丸がさきほどの道の駅で、ここからのルートは、青い線の道を辿って雨量レーダー観測所のほうに向かう形になります。
黄色い絨毯のようなカラマツの落ち葉に気を付けつつ進むと、少しづつ展望が開けてきて、この先の景色に高まる期待。

片側一車線分程度の舗装路なため、車であれば途中の待避所を使わないとすれ違いは厳しいですが、路面の状態は良いので走りやすいです。
うーん、道路脇にチラチラ見える白いモノは、まあたぶん光の反射だろう・・。
そして、じきに舗装路が終わると同時に、ちょっとした広場?に到着。

おぉ~、これはなかなか見事な景色。白いのは光の反射・・ではなく、やっぱり雪です(^^;。
道路にはまったくありませんでしたが、残雪は結構厚みがありましたので、最近降ったものがここ数日の天候で溶けたのでしょうかね?。来たタイミングが良かったようです。
写真の腕を棚に上げて、ちょっとだけ動画でもご紹介。
もう少し早く紅葉の時期だったらなあ・・と思いますが、まあそれは贅沢というものでしょう。
ちょっと遅い昼食を取りつつ、北の方角を眺めていると、何だか見覚えのある姿が・・と思ったら、北に80kmほど離れた岩手山でした。

この付近で標高800mくらいあり、地図で見ますと、ちょうど岩手山の方角に向かっては県央の平野部が続いているため、他の山々の陰にならないようですね。
果たして岩手山が見える南限ってどこなんだろう?って気になりますが、登山系のサイトによりますと、県内だと一関、県外だと山形の蔵王(!)から見えたという話しもあるそうで、ちょっと驚き。
ここからは南北にはダート路面が続いており、北に向かうルートはそのもの林道なため私はパスしましたが(^^;、南へは普通車でも問題ないくらいの穏やかなダートが少し続きます。

付近は良く整備されている印象で、いままで通り過ぎていたのが勿体無かったなあと思うことしきり。
知らないだけで、県内まだまだこういった良い場所はたくさんあるのでしょうね。
また来年以降の楽しみが出来たなあ・・と思いながら、再び道の駅によって、その後は帰りの道に。
そういえば途中にハクチョウ飛来地があったなあ・・と思い出し、チラッと寄ってみますと・・。

お、居ました。今年も渡ってきたんですね、フェリーで(違)。
人間界は、いまだ例のウイルス騒動が収まらない感じですが・・。

それでも変わらず季節は回る、そんなことを感じた一日でありました。
Posted at 2020/11/16 11:15:28 | |
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