琢麻呂のブログ一覧

それは車に限らないけれど、モノ選びにおいては

定番やお約束、といわれるものが存在する。

もっとも、それは誰かが作り出した偶像かもしれないし

本当に流行っているのかもしれない。


それらに対し

「確かに外さないけど、でも個性がないよ」

そう言う人もいるだろう。


だがしかし

本当の個性ってなんだろう。


定番を外して冒険する事？。

人と違うモノで固める事？。

ワンオフパーツ満載でキメる事？。


しかしこれだけのネット社会

違えたはずの道を追う者が必ず出てくるはず。

それでも埋もれず放たれるオーラ。

それは、そういった先を行く者達が形だけではない何かを持っているからだろう。


定番だって良い。

お約束だって良い。

既製品でもワンオフでも良い。


「オナジようだけどチガウ」。

その個性という輝きの元となるのは

「誰が何と言おうと俺はこれだ！」という、こだわりじゃないかと思う。


たとえ自分以外の全員がどう思おうとも、自分自身が納得すればいい。

言い換えれば「揺るぎ無い自己満足」。

そんな気がする。


だからこそ自分は本能の赴くままに、このキーホルダーを買った。



だってぇ～、チョー欲しかったんだもぉ～ん。（←ただの物欲

・・・。


（琢田たくを（←誰？）直筆）

ちなみに自分は汗でベタベタです(笑)。

午前中の仕事が終わり、昼食を取って怪しい妄想をしていたらのんびりしていたら、携帯に着信が。

マツダから先日注文したアレの準備が整ったとの連絡で、早速帰りに引き取りに伺う事にしたのですが、午後はもう退社時間が待ち遠しくて仕方ありません。

傍目から見ると「おぉ琢麻呂君、何て真剣な表情で仕事に励んでいるんだ！」と思うかも知れませんが、自分が真面目な顔をしている時は、大抵車の事を妄想しています(笑)。
いや、嘘ですよ、ちゃんと仕事してます、たぶん(＾＾;。


で、仕事が終わって速攻でマツダへGO！。


さぁ、お待たせしました。


私も皆さんに負けてはいられません。（←何の勝負だ


これが新しい車のキーです！。


・・・。

いや、新品のキーと言うのが正解ですが(笑)。


うちのロードスターは、以前のオーナーさんが作ったスペアキーがメインキー？になっており、いままでそれ一本しかなかったんですよね。

（右のが今使っているキーです）

用品店の合鍵コーナーで（仮に作って貰えたとしても）今のヘタったキーをコピーするのもなぁ・・と思い、本職の鍵屋さんに伺う事も考えましたが、キーシリンダーを取り外した際にキーコードが分かりましたので、一本は純正キーがあっても良いかなぁとディーラーさんに発注してみたと言う訳です。

見積もりの際はプライマリーキー（N003-58-492）での見積もりになっていましたが、納品伝票ではプライマリーブランクキー（N003-76-201）に加工代が含まれた一式表記になっており、一式で3360円でした。

ディーラーさんもその場でキーの出来具合を確認したかったようでしたが、仕事帰りでスイスポで立ち寄ったため、後で確認してみますと伝え、他に注文したトップロックキャップなどと合わせて受け取って帰宅。

家に帰って来てから早速確認しましたが、開錠に問題が無い事にホッとすると共に、見た目の溝（山？）がバリッとした新品らしさの通り、明らかに溝方向へのガタ付きが少ないのに驚きました。

マークの付近に大きいバリがあるのはまぁご愛嬌としまして(＾＾;、初期型から考えれば20年以上経過しているにも関わらず、ユーノスマーク入りの純正キーが手に入ったのがちょっと嬉しいですね。＾＾

最近はスマートエントリーなどでキーと言う概念が変わりつつありますし、いずれ「そういえば昔はキーを刺し込んでエンジンかけてたっけなぁ」なんていう時代が来るかも知れませんが、許される限りはこの機械的な感触を楽しむとしましょう。

今日もちょっと雲は多かったですが、さすがに今日は雨は降らないだろうと思い、まずは洗車からスタートしまして、日差しが弱い瞬間を狙ったつもりでしたが、洗い終わる頃には汗でTシャツが重くなっていました(＾＾;。

車も少し綺麗になった所で、雲が多いのはオープンに好都合とばかりにロードスターで出かける事にしまして、早速ハードトップを降ろす事に。

で、いつもなら室内に毛布を敷いてセンターコンソールに一旦着地させて降ろすのですが、トランク側に引き出して降ろすのとどっちが楽だろうと思って試してみる事にしました。

ハードトップの下に毛布を潜らせて敷き、そのままトランク側に引き出して、そこから降ろすという手筈なのですが・・。


グイグイ。

よし、このまま引っ張れば行けそうだな。

・・・。

ギリギリッ。

ん？、何か金属的な音がs・・。

ンギャァァァァァ！！。


金具が毛布からずれて塗装が削れてマシタ(泣）。

とりあえず錆ないようにタッチペンで応急補修しましたが、傷が深いので、あと何回か塗って盛り上げてからペーパー掛けしてみましょう。


これがいわゆる、

ムリな降ろし方をして

ムダな補修を増やし

ムラ覚悟の塗装をする

「ムリ・ムダ・ムラ」でした（違。

まぁ、ちゃんとやればトランクに乗せる方が楽かも知れませんが、オッチョコチョイな自分には向かないみたいですね(＾＾;。


さて、ちょっとトラブルはありましたが、気を取り直してお出かけです。

今日は一旦南に下ってから東の方へ向かいましたが、どこに行こうという決めていた訳でもありませんでしたので、車の流れを見ながら、混雑していない道を選んでのんびりと。

深緑のトンネルをくぐるような山間の道も良いですが、前後に車の姿の無いような、農村地帯をのんびり走るのも好きなんですよね。

時々道端の年配の方が、「ありゃ何だ～？」みたいな表情でこちらを見ている事があるのですが、ご自宅で「さっきだ屋根のネェ(無い）車ッコ走ってらったぞ」とか話してたりして・・なんて考えて、ちょっと楽しい気分に。



スポーツカーと言うと、どことなくワインディングを颯爽と駆け抜ける姿を思い浮かべますが、うちのロードスターの場合、田舎の風景が似合うちょっと泥臭いスポーツカー(笑)の方が良いかな？なんて思うのでした。

と言う事で(←何が？）、今週末は二連休。

晴れたり曇ったりとビミョーな天気でしたが、週末なのでスイスポにはお休み頂く事にしまして、今日はロードスターでお出かけする事にしました。

ボディーカバーを外してハードトップを降ろし、先日もサッと拭いただけだったので、少し磨こうかとも思いつつ、そのまま出撃。

思えば、ここで洗車して出かければ良かったのですが・・。


で、まずはちらっとマツダへ寄り道。

そして何かを見積もり、その場で即決してお買い上げ。

まだスイスポに乗るとか言いつつ、アレとかアレに乗り換えなのかッ！。

と、謎を残して詳細は後日(笑)。（まぁ、引っ張る程の事では無いんですが(^^;）


ここからはクラッチの慣らしも兼ねて少し遠回りする事にしまして、まずは錦秋湖へ向かいます。

この辺りに着いた頃にはすっかり天気も良くなり、途中で休憩してちょっとだけオープンに。

・・・。

うぅ、暑い・・。

そんな訳で、ほんの10分で幌を閉めてオープン終了(^^;。


今日は時間的にも余裕がありますので、途中、いつも気になりつつも素通りしていた吊り橋に寄ってみる事にしました。

この橋は錦秋湖（和賀川）にかかっている「オロセのつり橋」でして、ここを渡ると焼地台公園があるのだそうで、せっかくなので渡ってみる事に。

最初恐々渡っていましたが、表に見える木製の踏板？の下には補強と思われる金属製の金網が覗いていまして、それをみてちょっと安心感が(笑)。

すれ違った方も吊り橋の上でカメラを構えておられましたが、そう、普通は吊り橋の上からの風景に心を奪われる事でしょう。

しかしそこは、少し人と感性が違う変態芸術家肌の自分。

むしろ、ワイヤーを張る特大のナットと割ピンに萌え～(笑)。

背中に「あの人何してるのかしら？」という視線を感じたのは気のせいでしょう(＾＾;。

渡った所はオートキャンプ場になっていまして、炊事場にあった自販機で買ったコーラを飲みつつ木陰で一休み。



暑いとは言え、真夏のそれとは違う、どこか淡い色の空に秋の訪れを感じた気がしました。

ここの所の運動不足解消に、河原の方へ降りてみる事に。

遠くに見えるのが渡った吊り橋ですが、うーん、やっぱり高いですね(＾＾;。

ここにもちょっとだけ秋の気配が。



程良い運動をして車に戻り、その後はさらに走り進んだのですが・・。

空は明るいのに突然の雨(＾＾;。

これはもしや、te○aさんの念(以下略。(何シテル参照(笑)）

そう、出がけに洗車していれば、マイナスパワーで打ち勝ったはずなのです（違。


普通なら幌をしていれば慌てる事は無いのですが、何せうちの車・・

幌をしていても空が見えるので(笑)。


で、雨も少し上がったと思ったら、後ろのミニバンのさらに後方にバイクの姿が。

まさか白バイじゃないよなぁ？と思い、少し警戒しながら走っていたのですが、どうやらそれは杞憂に終わり、直線になった所でバイクが追い越しをかけて来まして、抜かれ様にチラッと車体を見たら、普段見慣れているそれとは違い、片側に3つ位シリンダー？がありそうな雰囲気が。

まさか6気筒！？と思いつつ、しばらく後ろを走っていたのですが、バイクの知識が無い自分は当然その場ではメーカーすら分からず、信号待ちで接近してようやく見えたのは、小さなHONDAの文字と、楕円の出口にさらに細いパイプが縦に3本並んでいる左右出しのマフラーでした。

気になって家に帰ってから調べたのですが、あぁこれだ！と思ったのがこちらのバイクで、なるほど、水平対向6気筒だったのか～と納得。


その後も空は明るいのにずっと雨に降られ(＾＾;、結局オープンで走ったのは途中の10分位だけで終わってしまいましたが、なかなか充実した一日でした。

昨日はブログを書いている途中にブラウザが反応しなくなってしまい、結局ブラウザを強制終了させるハメに(^^;。

と言う事で、今日もまた同じ目に合うのもアレですので(笑)、そのネタはヤメてちょっと他の話しを。
コアなファンの方申し訳ありません(笑)。

今日もだいぶ暑い日でしたが、こういう日は普段家では飲まない自分も「たまにはビールでも・・」と思ったりとか、発作的に？アイスが食べたくなったりするんですよね。

ちなみに、個人的に好きなのは「白くま」というアイスなのですが、アイスを買うとふと蘇る小学生時代の思い出がありまして・・。


当時はまだ家庭用ゲーム機など持っていなかった時代で、こんな感じのカミソリみたいな奴をポケットに入れ、近くの雑木林で探検ごっことか、木を削って怪しげな工作(笑)とかして遊んでいました。
手を切ったりとか怪我はしましたけど、「刃物はアブナイけどベンリ」というのを学んだのも、そんな経験をしたからかも知れませんね。

あとはもっぱら駄菓子屋さんで買ったオモチャなんかで遊んでいましたが、その頃友達の間で流行っていたのが、発砲スチロール？の板を組み合わせて作る飛行機でした。

胴体に翼を組み合わせ、胴体の先端にプラスチックの重り？を刺し込んだものだった覚えがありますが、これで飛距離を競ったりとか、ロケット花火を結えて飛ばしたりとか(笑)、子供らしい大胆な発想による遊び方のバリエーションを模索（？）してましたっけね。(今でも大して変わってないか(笑)）


で、その日も数人で集まって神社の境内で飛行機を飛ばして遊んでいたのですが、風のいたずらなのか、「こんな所で遊ぶんじゃない」という神様のお怒りだったのか、いつに無く上昇した機体は「あ～っ！」という声と共に、神社の屋根に不時着・・。

長い枝でも無いかなぁ・・と探してみるもそんな都合の良いものはなく、有ったとしても、とても子供では持てない丸太のようなものばかりで、みんな諦めかけたその時でした。

自分たちの表情から何か困っている事を察したのでしょうか、「どうしたんだい？」という声と共に、後ろから小柄なオバちゃんの姿が。

実は・・と事情を話してみるとオバちゃんは何かを思いついたらしく、境内の中を歩いて何やら探し始めました。

戻って来たオバちゃんは、「お前たち、頭は生きている間に使わなきゃダメだよ。死んでから役に立つのはタコとかイカの頭だけさ」と言いながら、見つけて来た植物の蔓に枝を結んだかと思うと、それを屋根に向かってポーンと投げ、「わぁ～っ」という歓声と共に飛行機は見事地面に着陸！。

お礼を言うと、本心なのか照れ隠しなのか「バカだねぇ、子供がそんなにかしこまるもんじゃないよ」と言いながら階段に座り込みました。

「それにしても暑いねぇ。そうだお前たち、そこのお店でアイスでも買ってきな」とお金を差し出すオバちゃんに、「でも・・」と遠慮する自分達。
結局買いに行ったのかオバちゃんが買って来てくれたのかは忘れてしまいましたが、一緒にアイスを食べた事だけは覚えています。


そして「じゃあね」と境内を去っていく姿が見えなくなった頃、たぶんみんな同じ事を思いつつも口にしなかったのでしょう。

誰ともなく「さっきの人、知ってる？」と発せられた言葉に、首を横に振る一同。

近所の人だったのか、偶然通りすがっただけの人だったのか。

はたまた、ちょいと遊びが過ぎると懲らしめてやろうと思ったは良いが、思いの外落ち込んだ自分達を見かねた神様が姿を変えて現れなさったのか・・。

当時見ていた戦隊モノのヒーローのセリフは覚えてないけども、自分たちのヒーローである、あの見知らぬオバちゃんのセリフだけは、今でも昨日の事のように思い出されるのです。