(本日のブログには一部フィクション?が含まれます。予めご了承ください。(←いつもですが(笑))
zzz・・。
「なんだい、キャンバーまだあん時のままにしてらのがい?」
「いやあ、まぁ特に問題無いですし、ハハハハハ(苦笑)」
「オメェはん・・そいで満足だが?」
「・・・」
「自分にだぎゃあ嘘つぐもんでネエぞ。それが趣味だば、なおさらだべ」
ガバッ!。
ゆ、夢・・か・・。
・・・。
んだよな。
何事もポジティブにいがねばさ。
という事で(←何が?)今日は、以前某所で
オジサマがツッコんで下さった、ロードスターのフロントタイヤのキャンバー角について調べてみることにしました。
まずは現在のキャンバー角を知る必要がありますが、もちろんアライメントテスターなんていう設備はありませんので、我がTHWの総力を結集してアルミアングルでこんなモノを作ってみました。

矢印の位置にホイールのリムに接触するようボルトを固定し、上部から釣り糸を垂らすという「
超目分量ハイパーキャンバーゲージ」です。すべて廃材利用で地球環境にも優しく(?)。
って、これ自体がゴミじゃないか?なんていうツッコミはご遠慮下さいませ(笑)。
さて、実際ホイールに当ててみますと・・。
(あれっ、ボルトがちょっとタイヤに当たっている気が(汗))

「0?(←自信が無いので疑問形)」がプラマイゼロの位置で、見たところ約7mm外側に振っていますので、角度の計算式(ネットで参照)にあてはめてみると、1°ちょっとポジキャンのようです。
NA8のフロントキャンバーの設定値は0°25'±45'ということで、ちなみに反対側のキャンバーもだいたい同じくらいでした。
ではいよいよ、アライメント調整用の偏芯ボルトを確認してみましょう。

写真はロワアームの車両前方側ですが、調整目盛がタイヤ側に真横を向いているようです。
何せ20年オチだけにナットが緩むかが問題でありましたが、幸い固着はしておらず潤滑剤とロングストレートメガネでどうにか緩めることが出来ました、ホッ・・。

こちらがカムプレートを外したところですが、先ほどの調整目盛のとおり、今の状態は車体内側に目いっぱいロワアームが引っ込んでいるようです。
反対側のロワアームを見たらまったく同じ状態でしたので、セッティングでこうしたのか、そもそもの組み付けがこうだったのか、まぁいずれにしても目いっぱいポジキャン状態ということですね。
という事で、せっかくなのでボルトを抜いてみましたが、過去のオーナーさん時代の使用状況が良かったのか思ったよりサビておらず、うちの車はその点では意外と恵まれているみたいです。

ネジ山を修正してナットが軽く回せることを確認し、これから冬の時期を迎えることもありますので、後々のためにスレッドコンパウンドを塗っておきました。
だいぶ日が短くなり、この頃には辺りが暗くなり始めていましたので、とりあえず今日のところは左右同じになったかな?くらいに調整して終了です。(←適当)

あやしいゲージでの測定はともかく(笑)、デジカメの電子水準器で水平を見ながら撮ってもこういう状態ですので、なかなか良い感じではないでしょうか。^^
だいぶトーインもずれてしまっていると思いますので、次の週末にまた調整してみようと思います。
細かいことをいえばキャスター角などもズレるのでしょうが、足回りをリフレッシュする機会があれば、その時にプロにお任せすることにしましょう。
もしあの時の出会いが無ければ、きっと調整することなんて考えなかっただろうなあと思いますので、そんなきっかけに感謝・・ですね。
<後日追記>
文中で、ポジキャンとネガキャンを勘違いして表記しておりましたので、修正致しました。m(__)m
Posted at 2014/11/17 00:06:25 | |
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