1月はあまり雪が降らないなあと思っていたら、そのぶんまとめて降っているかのような2月ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
もっとも当地の場合、ここ数年はまとめて降ることはあっても、雪かきした雪の置き場に困るほどは降っておりませんので、やはり降雪量自体は少ないのだなあと感じます。
とはいえ、今の地域に引っ越してから、記憶にある限り一番雪が少なかったと思う昨シーズンは、夏場にダムの貯水量が一桁台まで落ち込むほどになりましたので、やはり適度に降って欲しいところはありますね。
さて、1月はここ最近でも記憶がないほど仕事が多忙で、こういう時って物欲を満たす方向に走りがちでして、まあその、アレです、ハイ。
今回入手したのはこちらの、ニコンのD2Hです。

2003年時点のハイエンド機で、モデル名の「H」は高速連写のHというだけあり、この頃すでに秒間8コマという高速連写を達成していたのだとか。
同社の一眼レフであるD700と並べてみると、こんな感じ。

バッテリーグリップが一体になった形状で、いかにも大きいセンサーを積んでいそうな風貌ですが、隣のD700より一回り小さい「LBCAST」という410万画素のAPS-Cセンサーを搭載しています。
改良版のD2Xからは1200万画素のセンサーに変更されたため、同センサーはD2HとD2HSの、ごく僅かなモデルにしか採用されず、後継のD3からはフルサイズ(FXフォーマット)に変わっていきました。
私が初めて買ったデジカメ(RICOH)が320万画素でしたので、客観的にみると、「なんで今さら?」という感が強いですが、私は大きく印刷しませんし、ブログに使ったりするくらいであれば結構イケるかと思います。

単体で1.2kg以上とさすがに重いですが(^^;、カメラで撮っているという実感に関しては、ウチにあるなかでも一番古いこのカメラが、もっとも強く感じられるのも面白いところです。
性能でいえば最新が最高というのは私も理解するところですが、車やバイクもパワーや最高速だけでは語れないのと同じで、こと感覚的な部分に関しては、かつての旗艦ならではのものがあるかなあと。
背面液晶も今時の高精細なものとは違い、その場での画像確認もあてにならないのですが、私の場合は撮れた写真が甘くても良くて、あくまで「シャッターを切っている」という感覚だけでも愉しめるのです、ええ。
いやそれ、写真撮ってる意味あるのか?という話しもありますが(^^;、例えば海に行ったといっても泳ぎでも釣りが目的でもなく、そもそも道中の運転が愉しいのであって、走った先が海だっただけ・・とでもいいましょうか。
そもそもフィルム時代のカメラって、現像するまで結果が分からなかった訳ですし、いまやスマホでも綺麗な写真が撮れる時代だからこそ、こんなアナログな愉しみ方があっても良いんじゃないかなあと思うのであります。
Posted at 2025/02/15 17:40:24 | |
トラックバック(0) | 日記