どうも、みなさんおはようございます。
いよいよGW(ゴールデンウィーク)も今日を入れて2日になりました。
なので、タイトルにある通り、出来ることから始めたいと思います。
何が?ってXR400Rの整備を兼ねた消耗部品の交換ですよ。
本来は、秘密基地でやりたかったんですが、まだお休みのようです。
なので、手元にあるパーツだけでもコツコツとやりたいと思います。
なんと、イラッとくる行動。
なんで今なのと言わないでください。
「ズボラなおじさん」は行動のSWが入るのが遅いのです。
なかなか行動に入れません。 ← これを世間では重い腰といふ
さて、今回はリヤブレーキ周りをやってみます。
手元には、リヤブレーキディスクがあるもんで。。。。
まず。

毎回、お世話になっているMy、ツールでね。
秘密基地には、スナップオンなどの頼もしいツールが沢山あるのですが。。。。。
エアインパクターや電動工具あるのになぁ~。
ここはMy、ツールのKTCで頑張ります。
最初に、リヤホイールシャフトのボルトを緩めます。
緩める程度、単車をリフトアップする前に緩めておきます。

この後、リフトアップします。
どれどれ、リヤブレーキのキャリパーはどんな状態ですか?
かなり汚れと、錆も出ていますね。
まず、PIN PLUGを緩め、ハンガーピンを抜きます。
ここで、ブレーキパットを外します。
ブレーキパットも秘密基地にあるので、現品を見るとまだまだ使えそうです。
なので、後で交換するとして現品で仮に組み上げますね。 ← たぶんこのままだろう。。。。
ハンガーピンはやはり汚れと錆が出ていました。

錆とよこれを落とします。
ピカールで磨き上げるのですが・・・・・指先に何やら違和感が。
よく見るとかなり大きな凹みがあることが判明。
まぁ、○×年使用後の勲章ってとこですね。

分かりますか?ハンガーピンの先端近くに大きな凹みがありますね。
迷わず交換します。 ← 偶然にも手元にありました。
比較してみましょう。

やはり新品はいいですね。
よく見ると表面処理も、仕様変更されているようです。
これも原価低減のためでしょうかね。
価格競争の時代に合わせて、メーカーさんも苦労されているんでしょうね。
でも、耐久性や品質まで落とさないでください。
ブレーキキャリパーのPISTONの汚れも落としておきましょう。
リヤホイールを脱着させます。
リヤブレーキディスクを外して、新しい物へ交換します。

シャフトは装着したままでも脱着が出来ます。
流石、レーサーだけあり、メンテしやすいような構造と仕様になっていますね。
作業を進めます。
摩耗度はどんな状態でしょうか?指先には感じるぐらい摩耗しております。

ゲージを当てなくても摩耗がわかるのですが。

ブログ用にスケールを当ててみると。
分かりにくいですけど。。。。。。
仕様限度を大きく超えていますね。
これ以上使っているとどうなるのか体験したことはありませんが。
一応、寸法を測ってみましょう。
マニュアルでは、マイクロメータで測定することになっていますが。
秘密基地へ行けばあるんだけど。。。そんな精密測定器で測らなくてもわかる摩耗なので。
ノギスで十分です。

普通のノギスで測定したところ。
元の厚みは4.2mmのようです。
仕様限度は4.0mmのようですけど・・・・・・。

摩耗した部分を測定したかったので、ノギスの口へ3.0mmのスペーサを挟みました。
なので、6.0mmが0スタート想定です。
さて、減り具合は?

こんな感じで6.0mmスタートです。

これで、摩耗していないところを測定したところ、10.2mmということで。
最初測定した元の厚さ4.2mmと一致しています。 ← 一応比較まで。

摩耗しているところは、9.9mmでしょうか。
なので、9.9mm-6.0mm=3.9mm完全に使用限度をオーバーしてましたね。
実際にはもっと深く摩耗している部分もあるので、ヤバかったでしょうか。

元のリヤブレーキディスクを外します。
ボルト4本ですが、堅いですね。
マニュアルによるとねじロック剤を付けているようです。
なんとか4本のヘキサ部分をなめなくて外すことが出来ました。

果たして、新しいリヤブレーキディスク取り付くのでしょうか?
見事、装着できそうです。
ねじロック剤を塗布して、装着してみました。
リヤブレーキキャリパーも奇麗になりましたね。

ブレーキキャリパーのピストンを若干沈めます。
実は、このディスクの厚さがなんと5.0mmもあるんですよ。
ちゃんとハマるか心配でしたけど。。。。。。
一応、測ってみますね。

こんな感じで。。。。

きっちり5.0mmでしたね。
入るかなぁ?
この1.0mmの差は?軽量化のためなのか?
など、心配を払拭させるような独り言でごまかします。

なんとか、ハマりましたね。
当たりはまだ出ていませんね。
ここで、リヤブレーキペダルをフミフミしておきます。
ブレーキキャリーパーやリヤブレーキディスクをよく観察します。
特に当たっているところも確認できなかったので。。。。。
走ります。
と言っても・・・・町内1周ですが。

町内1周ではよくわかりませんね。
とりあえずブレーキ機能は大丈夫のようです。
利きが良くなったか悪いのかはまだわかりません。
摩擦係数の少ない路面では、ノーマルのリヤブレーキはよくロックしてしまいました。
ブレーキパッドを変更してこの現象は収まりましたが・・・・・・。
果たしてこのリヤブレーキディスクとの相性はいかに。
他のパーツも交換して何時かお山に入った時のインプレをお楽しみに。
どうも長々とお付き合いありがとうございました。
次回のコツコツ整備をお楽しみに。
では。