• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

momo太のブログ一覧

2017年11月25日 イイね!

ショートブレーク 飛燕のお話です カッコいい



どうもどうも、皆さんお元気ですがぁ~。

めっきり寒くなり背中を丸めてコタツでヌックリしている「ズボラなおじさん」は元気です。

昨日、例の模型コンテストの祝賀会をやってきました。

模型談義を酒のつまみにちょっと飲みすぎで二日酔いです。

っで、第三回コンテストにも参戦することが決議されました。 ← またやるんかい!



角界の話が毎日報道されていますけど。。。。。

今は場所中、勝負の世界は沈黙を通しておりますけど。

千秋楽が終わると何か動きがあるのでしょうか?



マイペースな「ズボラなおじさん」です。



さて、今回はショートブレイクと言うことで。。。。

以前お邪魔した川崎重工の博物館のお話です。

展示品「陸軍3式戦闘機(飛燕)」のレストア中でした。

レストア中と言うことで、普段覗き込むことが出来ない部分を垣間見ることが出来ました。

この3式戦闘機「飛燕」は、唯一の液冷式の戦闘機でしたね。

なので、後々この液冷式エンジンが仇となり数奇な運命をたどった戦闘機でもありました。

第二次大戦における日本の戦闘機の中でもユニークな存在でしたね。



これは、飛燕のメインギアになります。

太いオレオ(ダンパー)は当時の日本戦闘機の中でも部類の硬度を誇っていたそうです。

流石、川崎重工だけあり、足元も重厚だったでしょうね。 ← 個人的な意見です。

車輪の直径は600mm、車輪の幅は175mmあるそうです。


これは、主翼ですけど。



翌面積20㎡、翌幅は12mあるそうです。

この翼の中に、「ホ103」12.7mm機銃が左右に1丁ずつ装備されていたそうです。

最期まで、主翼にはこの「ホ103」が装備されていました。



下面ですね。

先ほどの直径600mmの車輪を格納する部分ですね。

車輪がデカいだけに、格納部分もそれなりの大きさで、口を開けています。


胴体です。



機体の後方から見た図。

日本戦闘機にしてはかなりスレンダーなボディーラインをしています。

この細さが空気抵抗を減らし、空戦性能の向上へ寄与したそうです。



コックピット付近を見たの図。

風防の枠も奇麗に再現されていますね。

ゼロ戦に比べると、若干後方視界が悪そうですけど。。。。



フロントから見たの図。

エンジンがV12と言うだけあり細い。

当時日本軍の主流戦闘機の殆どが星形エンジンを採用していただけに。

その細さは際立っています。



この細さが飛行性能にも関係したんでしょうね。

最高速度591km/6,000m後に610km/6,000mを引き出しました。

もろ、ドイツのメッサーシュミットにそっくりですね。

性能もそれに近かったそうです。


エンジンが下ろされていました。



川崎重工が手掛けたエンジンです。

日本の発動機名「ハ40」は原型がドイツのダイムラーベンツ社のDB601だそうです。

DB601は燃料噴射式流体接手駆動連続変速式過給機(スーパーチャージャ)付きでした。

12気筒倒立V型水冷発動機(俗に言うV12)だそうです。

飛燕のエンジンは、このエンジンのライセンス生産をしたもののようです。

回転数2,500rpmで1,150HPをたたき出していたそうです。

後にパワー向上型の「ハ140」は、回転数2,750rpmで1,500HPだそうです。

今の車のエンジンにも使われている技術を投入していたんですね。


エンジンの動力を飛行速度600km/6.000m以上にまで引き出したプロペラです。

これはスピンナーですけど。



見た目かなりボコボコと凹凸がありますけど。

もともとはもっと表面が滑らかだったんでしょうね。



プロペラですけど。

ドイツのDB601エンジンでは、VDM電気式可変ピッチプロペラを装備していたようです。

日本軍はアメリカから製造権を取得していた住友金属製のハミルトン油圧式を使っていました。

そのため、エンジンの主軸の構造もDB601とは異なる構造をしていたそうです。


色々書面を書き汚しましたけど、先人の技術力に改めて感動した1日でした。

この機体はレストアされたのち機体を組立、展示されるそうです。

その時、また訪れて見たいと思います。



<書面中の話の部分に 株式会社 分林堂の「世界の傑作機」NO,17>
<陸軍3式戦闘機「飛燕」を参考にしました>


どうも長々とお付き合いありがとうございました。

ではまた何時か。



<おまけ>

過日、国民の祝日のことに触れましたけど。

戦前、祭日という「天皇陛下のお祭り」である祭事の日を定めたとのお話をしました。

っで、先日の「勤労感謝の日」の実は祭日だったんですね。



国旗を出しているお宅がありました。

妙に感動してしまいました。



秋は、秋色、秋模様。



樹木たちはお色直しをしていますね。

真っ赤にお化粧していました。



秋は実りの秋かぁ。



小さな小さな柿の木。

しっかりと実をつけていました。

今日はどんな秋に巡り合えますか?



ではでは。

皆さんも秋を楽しんでください。

ワシは、模型を作ります(笑)









Posted at 2017/11/25 09:40:04 | コメント(1) | トラックバック(0) | その他

プロフィール

「RUSSIAN TANK KV-1B キャタピラ http://cvw.jp/b/2076100/48520938/
何シテル?   07/03 07:17
momo太です。1958年型です。よろしくお願いします。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2017/11 >>

   1 234
56789 10 11
12 1314151617 18
19202122 23 24 25
2627282930  

愛車一覧

ホンダ XR400R ホンダ XR400R
未だに、XR400Rに乗ってます。
ホンダ XR400R ホンダ XR400R
ホンダ XR400Rに乗っています。こいつとは付き合いが長い。もうかれこれ12~3年かな ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation