• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

momo太のブログ一覧

2020年01月26日 イイね!

特別注文賜りました 作業中継ですね(^_-)-☆

特別注文賜りました 作業中継ですね(^_-)-☆皆さんお元気ですかぁ?

先週、ここ「世田谷のチベット」で雪がちらつきました。

今日もお天気は雨なんですけど。

雪が降りそうな寒さはありませんね。

毎回、同じような書き出しで始まる「ズボラなおじさん」の備忘録

見捨てないで、今回もお付き合いお願いいたします。


巷では、インフルエンザや新型コロナウィルスの話題で盛り上がってます。

盛り上がっては困るけどねぇ(~_~)

日本やフランス、アメリカなどでも、中国から入国した人からさぁ。

新型コロナウィルスが発見されてますがな。。。

これ拡散してるではないのでしょうか?

国内で拡散しないようにしたい。

「ズボラなおじさん」でも外出にはマスク!

帰宅したら「手洗い♫ うぅがい♪ ヤクルトぉ(^^♪」してるから。




こんにちは、マイペースな「ズボラなおじさん」です。




さて、特別注文を頂いた20t C型蒸気機関車ですが。。。

引き取ったは・・・何から手を付けたらいいか分からん。

なにせ、組み立てたものを分解するのは困難極まりないのです。

だか、しかぁーし。

分解系の「ズボラなおじさん」はこのような時が大好きなんだな。

昔の業務での「テアダウン」を思い出す(^^)v



暫く預かった組立説明書と組立図を嘗め回すように見つめる。

最近、老化現象が進み本当は、腕を目いっぱい引き延ばしてるんですけど(笑)

図面と現物とを交互ににらめっこ。



大体、現物模型の組み立て方・・・いや分解の順序を確認できた。

HOゲージとは言え、取り扱われているネジ類はどれも小さいのだ。。。


頂いたオーダーは、「動くようにして欲しい」と言う事だった。

ならば、通電用のコントローラーが必要ですな。

「ズボラなおじさん」の蔵(いやただの倉<物置>です)の中を物色。

・・・。

ゴソゴソ!ホコリがすげぇ~なぁ(-_-)/~~~ピシー!ピシー!

・・・。

あった!



何故か2セットあったよ。

このうち配線が付いている方を使うことにした。

かなり昔のコントローラーなので、動作するか不安ですけど・・・。



取りあえずコントローラーはあった。

次にHOサイズの線路は?・・・無い。

多分以前処分したと思う。

なので、さらにジャンク箱の中からこいつを探した。



ワニぐちクリップ付きのコードを通電用に使うことにする。

コントローラの動作確認をしてみるかな。



このコントローラーは、INプットにAC100V。

OUTプットはAC17VとDC12Vの両方が出力できる。

使うのはDC12Vなんだけど。

このままでは、ワニぐちクリップが使えないので・・・。



このような小細工をしてやった。 ← 良い子はマネしないように

まぁ、ショートしてもブレーカー内臓のコントローラーなので安心だ。



こんな感じに出力端子にワニぐちクリップをカマした。

反対側はショートしないようにこのようにしておくことを忘れずに。



さぁ、通電設備の準備はできた。



さぁーて、いよいよ本体の20t C型蒸気機関車の分解作業に入ります。



施術台に転がします。 ← 組み立て図の上ですけど

組み立てのネジが小さいので。。。

これを使う。



眼鏡や時計に使うマイクロツールだ。 ← ただの小型ツールです

極細の-(マイナス)と同じく+(プラス)。。。

それに中細の+(プラス)を準備しておいた。



では、始めます(-人-)


最初に本体のボイラー部分とシャーシーを連結しているネジを取るね。



多分このネジで外れると思う。 ← いい加減な判断



外してやったぜ(; ・`д・´)



次にキャビン(とは言わないか)・・・運転室側にあるネジを緩める。



キャビン(運転室)は2本のネジが使われているハズ。。。

ここも想像力を働かせるね。 ← ただの勘だよ

内側に更に2本のネジがあるが・・・。



これは何を固定するネジなのか?

分からないが・・・外してしまうね。 ← かなり強引ですな



ネジの大きさがわかるだろうか?

大きいネジはこれでも2mmぐらいだろうか?

小さい方は、「ズボラなおじさん」の丸めた鼻クソぐらいにしか見えない。
※あ!失礼いたしました(*'ω'*)

って言うか老眼ではそのようにしか見えないのですよ(@_@;)



まず、外側のキャビン(運転室)を固定している方を外した。

内側の何を固定しているか分からない方を2本。

外して見たけど。



さぁ、どうかな?・・・分離できますでしょうか?



おぉ~!

見事!上下に分離できた。 ← 嬉しいのです



ほう・・・割と大きなモーターが姿を現したね。

なるほどー、先ほどの内側のネジはモーターカバーなんだね。

組立図を見ると、オプションで運転室の操作レバーや釜などのパーツを再現できるらしいね。



ボイラーと膨張室や煙突が機関車らしいねぇ。



これらは、作業の邪魔にならないように、丁重に脇に退避させておきます。


さてさて、動力側の診断を始めましょうかね。

モーターは、この世界ではメジャーな「MASHIMA」製だね。

DC(直流)12Vかぁ・・・12Vと聞くと昔のスロットカーを思い出す。

同じように思った方は「ズボラなおじさん」と同年代ですね(笑)

懐かしいです。

さて。



見た目には、異常は見られないなァ・・・。

モーターからウォームギヤを介して平歯車へ動力を伝達する仕組みだね。

若干、ハンダ付けに違和感を感じた。 ← 電気屋としては許せない



ギヤのバックラッシュはちょっと大きいかなァ・・・。

これも再調整が必要かもしれない。 ← 機械やとしては譲れない



モーターベットに2本のネジでモーターが固定されている構造ですね。

このネジを緩めて、バックラッシュを調整してみよう。

多少、グリスアップはされているようだ。 ← 良い仕事してるじゃァない



さて、電気ショックを当ててみよう。 ← AEDの準備を

ただのコントローラーなんだけどね。

コントローラーのスイッチON! 「大電流が流れます」

コントローラーのスライダック(回転ツマミのことね)を回すね。

赤色LEDが点灯!

あら!動きませんねぇ~・・・おまけにブレーカーが落ちた。

いやー?モータが逝ってるか?



それでは、モーターをシャーシから分離します。



モータが逝ってなければいいのだが・・・。

再び電気ショックを与えます。

ワニぐちクリップを大胆にも直接モーター端子へかましてやった!



コントローラのブレーカーを復元して。

スライダックを回す!

ぐぃ~ん!と勢いよく回った(^^♪



モーターは無事であった。

スライダックのひねりに具合わせてモーターの回転数も変化する。

これで動かない原因がモーターでないことが判明した(^^♪



では、それ以外に動かない原因がある訳なんだな・・・(--〆)



分解する前に、「ズボラなおじさん」としては幾つかの原因を想定した。

まず。

1)モーターでしょう。

2)ギヤの動作不良でしょう。

3)蒸気機関車特有の動輪を動作させるロッドの動作不良かな。。。

分解や電気ショックなどの確認をする過程で、1)と2)は払拭できた。



残るは・・・一番厄介なロッド類が原因かぁ・・・。

「俺のとは見立てがちがうなぁ~」 ← 臨場検視官風にお願いします

これでも直らなかったらお手上げだ。



この部分は当然であるが・・・左右一対あるのよね。

暫く左右のロッドを眺める。

おまけにメインギアを手動で動かしても回転しないのである。。。

どちらかのロッドに不具合があると見た。


<これは見立てしていた時のモーターが搭載されている時の図>

よく見ると、蒸気機関車を上から見て。 ← 想像力を働かせてください

フロント側を上にして、左側のリンク機構に異変が。

他のリンクと干渉していることを発見したのである。


なるほどぉ~。

一番厄介じゃぁ~(--〆) ← 老眼には厳しい作業になる



改めてよぉ~く見ると・・・リンクのスライダー部分が変形してますねん。

なのでこの部分を分解するんですけど。

何処から手を付けていいのか分からない・・・。

「ズボラなおじさん」的には、このような時は外しやすい所から・・・。



しかし、ネジが小さいね!おまけに-(マイナス)だし。

こんな小さいネジは鍛造ではできないんでしょうね・・・。

旋盤切削で作ってるんだろうなァ~なので、-(マイナス)なんでしょう。



ネジの小ささがお判りだろうか・・・(@_@;)ちっちゃ!!

この部分を外して、干渉している部分を修正。。。

簡単に書いてますが・・・かなりの作業時間を費やしてしまった。。。



本当は切った!張った!ハンダした!からのぉ~ラジペンで曲げた!!

あら?ネジが飛んだ!ネジを探した!(@_@;)

等のあらゆる手段を使って施術したんです。

なので、両手が塞がっていたので・・・画像は無い。
※あらかじめご容赦願います。



調整し終わった。

再組立ても何とか終了ぉ~! ← 疲れたぁ~

部品同士の干渉も無くなり、手動でメインギアを回すとスムーズに回転。

動輪のリンク機構も左右とも正常に回転した(^^)v

なので、モーターとギヤケースを取り付けて。

ウォームギアと平歯車のバックラッシュを再調整して。

裏技的には部品などが入っているビニール袋を挟むと丁度いいのです。

が・・・今はそのようなものが無いので。

「ズボラなおじさん」の特有の勘で(笑)調整してやった。



いざ!電気ショック!!

入ります!!<`ヘ´>



スライダックを回すと。

勢いよく動輪が回転しました。

施術成功か?



スライダックの動きに合わせて動輪も追従して回転が変わる。

低速から高速スムーズに回るのでこれで確認は終了。


モーターカバーを取り付けて。



キャビン(運転室)とボイラー部分を被せてネジで固定。





ここで、再度通電させて、動作確認したんです。 ← 良心的な作業でしょう?

施術成功です。 ← 一安心です



特別注文を頂いた持ち主へご連絡。

「ズボラなおじさん」の愛鉄馬XR400Rにまたがり。

お届けしてまいりました。

これで、今回の顛末終了でございます。



どうも、最後まで長文にお付き合いありがとうございました。

久し振りに鉄道模型に触れることが出来て幸せでした。

ご依頼主様に感謝しています。


ではまた。










Posted at 2020/01/26 09:44:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | 模型談義 | 趣味

プロフィール

「DATSUN フェアレディ 280Z http://cvw.jp/b/2076100/48482941/
何シテル?   06/13 06:45
momo太です。1958年型です。よろしくお願いします。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2020/1 >>

   12 3 4
5 67 8910 11
12 131415 1617 18
192021222324 25
2627 282930 31 

愛車一覧

ホンダ XR400R ホンダ XR400R
未だに、XR400Rに乗ってます。
ホンダ XR400R ホンダ XR400R
ホンダ XR400Rに乗っています。こいつとは付き合いが長い。もうかれこれ12~3年かな ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation