
ちわぁ~。
東京都ここ「世田谷のチベット」は曇り空。
時たま小雨が降っております。
小池都知事の休日不要不急の外出は控えて欲しい。。。
との声明を受けて、「ズボラなおじさん」は自宅待機中です。
体温も36.5度近辺を維持しております。
昨日も40人の新しい感染者が出てしまいました。
まぁ感染したのは1~2週間前だと思いますけど・・・。
自粛要請には、従いたいと思いますが、酒を買いにスーパーには行きたい。
スポーツ界や芸能界にも感染者が出ていることから、明日は我が身と。
気を引き締めております。
こんにちは、マイペースな「ズボラなおじさん」です。
さぁーて。
かくして始動を開始した「チーム・タリホー」プロジェクトですが。
スケールサイズは、「カッシーニ」「アポロ月面着陸船」と同様に。
1/15サイズで製作することになった。
オービター(軌道周回観測機)とプローブ(大気圏突入観測機)部分の製作担当のM氏が、早々に行動を開始した。。。
まず、ガリレオの特徴でもある主アンテナの製作に取り掛かる。
いきなり3D CADなるもので主アンテナの図面を書いた。
NASAや関係するNetを調べながら形状やサイズを割り出し製図。
これに合わせて、金属、プラスチック等手に入る材料でスクラッチして行く。
主アンテナは、コウモリ傘をひっくり返したような形状で。
宇宙で開く計画になっていた。
傘の部分の骨の本数や材料を吟味して造り込んでいく。
この製作には、実際の傘を参考にしたとか。。。
開閉のイメージを掴むため仮組したの図。
詳しく話を聞かなかったが・・・おそらく1本の傘が自宅から消えたであろう。
展示は、実際には展開できなっかった主アンテナは展開状態となるようにした。
勿論、やろうと思えばたたむこともできる構造としたそうである。
中心部の骨を受ける部分は、なんと3Dプリンターで作ったそうだ。
展開した状態。
この骨の部分の形状を合わせるために、治具も作成したそうである。
1本1っ本この治具に合わせて曲げ加工したそうだ。
骨は真鍮の丸棒である。
この丸棒にもある加工がされている。
これが実際の主アンテナの画像であるが、骨と骨の間を蜘蛛の巣のような。
細いワイヤーで連結されている。
これを再現するため。
真鍮の丸棒に均等に穴を開ける必要があったそうだ。
気が遠くなる作業が続いたとのこと。 ← なんと根気強いことか
骨は全部で18本。
1本に14個の穴を開けたそうだ・・・。 ← 14個×18本=252個の穴
それを組立て行く。
これは、骨を曲げる前に仮組した画像であるが。
これだけでも、自己主張しているアンテナに見えるね。
14この穴を開けた後で、曲げ治具に合わせて骨を曲げて行く。
それを、1本1本中心部に固定していくのである。
この部分は、実際のコウモリ傘と同じ構造らしい。
これからが、更に大変な作業。
骨と骨を連結するワイヤーを通していくのである。
ワイヤーは、エナメル線を用いたとのこと。
2本目
・・・。
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・・・。
徐々に外側へ向かってワイヤーを張って行く。
直径は約300mm。
根気よく連結していく。
次にアンテナの中心部の作成に入る。
先ほどのコウモリ傘で反射した電波や信号をこの部分で受信する重要な役割のパーツですね。
実際には、主アンテナが展開しなかったからその機能を発揮することは無かったわけだが・・・。
模型コンテストでは、観覧者や審査員の魂を引き付けたいところだ。
実際は、高利得のパラボラ型アンテナだったんだろうね。
打ち上げが延期された時、地上で展開しておけばよかったのだろうか?
推測するに、畳み込むのが大変だったんだろうか?
模型の方は、きっちりと展開した主アンテナの形が整いました。
もっている腕との対比でその大きさを知ることが出来る。
模型と言えどもインパクトのある部分だからね。
主アンテナの裏側の構造もリサーチして造り込んでいったとのこと。
お皿の裏側だね。
主アンテナが完成したので、お次はオービター(軌道周回観測機)とプローブ(大気圏突入観測機)部分の製作に入るのだが。
その詳細は、次の機会にご紹介します。
主アンテナ部分の製作顛末にお付き合いありがとうございました。
※文中使用している画像の1部はWebより拝借しております。
ではまた。
Posted at 2020/03/28 08:55:04 | |
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