
皆さん、こんちわぁ~。
昼間の日向は暖かくなってきました。
朝晩はやはり冷え込みますねぇ((((+_+))))
早く暖かくなってもらいたいものです。
血管年齢も高齢者仕様なので血流も悪いわけさ。
末端冷え性なんですよ。
白血病について、テレビ番組でも特集が組まれていますね。
普段から必要なことと思う「骨髄バンク」。
必要としている方達も沢山いらっしゃると思う訳ですよ。
「骨髄バンク」への登録をお願いしたいです。
「ズボラなおじさん」も登録の条件さえなければ即やるのになぁ。
普段まったく役に立てないしなぁ。。。 ← 高齢者のボヤキです
こんにちは、マイペースな「ズボラなおじさん」です。
さて、「ズボラなおじさん」の愛鉄馬XR400Rのプチメンテでございます。
最近、エンジンの粘りが無くなってエンジンストールしたり。
始動性が悪かったり。
メカノイズが大きくなってきたり。
色々と気になり始めました。
高齢者の単車だけにちょっとしたことで調子が悪くなってしまいます。
まず、最近気になっていましたバルブのメカノイズ。
タペット当たりのクリアラスの再調整をします。
では、単車を施術台に載せます。 ← ただのメンテナンススタンドですが
タペットのクリアランスを調整するためには、色々な部品を取り外す。
最初にシート。
いつも思う事なのだが・・・シートの取り付けなんですけど。
単車の性格上凸凹道を走る訳ですよ。
でも。
このシートを取り付けているのはボルト2本だけ。
イージーな取り付け方法と言えば。
タンク側はスライドしてタンクのフックにシートを嵌めるだけ。。。
こんなんで良く外れないよね(笑)
タンクと言えばこのバンドと全面下のボルト2本で固定されているだけだし・・・。
で、そのバンドは見るも無残な状況になってました。
これでは固定もできないだろうになぁ。
こんな状態になっておりました。
前回確認した時は、ちぎれてなかったと思うけど。

<画像は前回施術した時の物>
完全にブチ切れてました。 ← このパーツは交換ですね。
燃料タンクを外します。
2本の10mmボルトで固定されています。
左右1カ所で固定されているだけなんだなぁ。
ボルトを取り外して。
忘れてはならない燃料パイプも外します。
燃料コックはOFFね。
画像ではONになってますが(笑)
必ずOFFにすることを忘れずに。。。
この状態です。
この作業で、シートと燃料タンクが外れました。
燃料タンクには、ガソリンが大量に入っているので火気厳禁です。
燃料タンクが外れると、エンジンヘッドが現れます。
これで、タペットへのアプローチが容易に出来ます。
XR400Rのエンジンはシングルカムですが。
バルブは放射状にIN2本、EX2本の4バルブになってます。
なので、4カ所のバルブホールキャップを外します。
調整するバルブは、この1(EX)と2(IN)
それから反対側の。
3(IN)と4(EX)の部分になります。
使用する工具はこれ。
6角レンチと24m/mのメガネレンチです。
まず初めに、タイミングだしのためのクランクシャフトホールキャップと。
タイミングホールキャップを外すんだな。
続いて、バルブホールキャップ24m/m4か所を外します。
これで、バルブクリアランスの調整ができるようになります。
さて始めるかな。
クランクシャフトの17m/mのナットのところ半時計周りへ回して。。。
タイミングホールの所で、Tマークを合わせます。
この時、ロッカーアームの動きを確認しながら回すとタイミングを確認できます。
勿論、タイミングポイントマークのTマークの位置を確認することを忘れづに。
それではそれぞれのバルブクリアランスを測ってましょう。
1(ex)は、規定値0.12±0.02mmです。
ここは、シクネスゲージ0.12mmは入り、0.14mmが入らなかったのでOKとしました。
次は、2(in)です。
規定値は0.10±0.02mmです。
ここも0.10mmが入り0.12mmが入らなかったのでOKでした。
つまりバルブをエンジンヘッド真上から見て左側のクリアランスはEXもINもOKと判断。
続いて、右側のEXとINを測ってみます。
3(in)は0.10mmのシクネスゲージが入り。
さらに上限許容範囲の0.12mmも入ってしまいました。
IN側の3は0.10mmを狙い、0.12mmが入らないように調整します。
バッチリ調整できました。
こんな感じで。。。
次に。
ちょっと気になるEX側のオートデコンプの4(ex)のバルブです。
ここは、普通にタイミングTマークを合わせただけだと、バルブにクリアランスが出来ていません。
ここTマークポイントから時計回転にクランクを回すと。。。
パチン!と音がするので、この位置がクリアランスのできている場所になります。
4(ex)は0.12mmが入り、こちらも上限許容範囲の0.14mmが入ってしまいました。
なので、このか所も再調整します。
シクネスゲージが上限強範囲の0.14mmがスカスカと言う事は相当大きいギャップですね。
0.12mmは入り、0.14mmが入らないように調節します。
バッチリ調整できました。
なんでいつも±のプラス側を狙っているかと言うと。。。 ← 「ズボラなおじさん」の気分
マイナス側でも良いと思うのですが。。。
このXR400Rのエンジン君かなり高温になります。
なので、マイナス側よりプラス側に振った方が安全かな?なんてね。
全てのバルブクリアランスを確認し調整がおわったので。
先ほど外した部品を取り付けます。
タンクの内路側のバンドは一応ワイヤーがついているので、取り付けて置きました。
勿論、後で部品を注文しておきます。
組付け完了。
さて?無事にエンジン始動するでしょうか。
なんと、何時ものルーティーンでキック1発で始動!! ← いい気分(^_-)-☆
エンジンの粘りも復活、止まりそうで止まらない。
メカノイズは?気持ち静かになりました。
『機械は嘘をつかない』をそのまま言った感じに出来ましたね(^^)/
なので、町内1周してきます(^^♪
皆さんも、少しエンジンの調子が気になったらバルブクリアランスを見てみてください。
何でも無ければOKだし。 ← 他に原因があるかな?と気になりますが
ではでは。
ここまで長文にお付き合いありがとうございました。
今日も寒いので体調管理にご注意して、単車ライフ楽しんでください。