
(写真は本文と関係ありません)
台風18号が接近し、朝から雨が降っていましたが少し時間があったので雨天性能チェックだとばかりにゴルフで少しドライブして来ました。路面はヘヴィーウェットで水たまりも沢山ありました。路面は以前にブログに登場したこともある交通量が少なく路面が荒れたセクションもあるテストにうってつけのコースです。
結論から言うと
ゴルフ7ハイラインのレインドライブ性能は非常に高いです。
同時に純正タイヤDUNLOP SPORTS MAXX RTのウェット性能も高い。
駆動輪のトラクションが抜けない。水たまりを踏んでもずっと路面を捉え続けている。
水たまりを踏んだ際のグワッという減速感がない。タイヤの排水性能が高い。
車体の剛性感が高く、レガシィのような凄い低重心感こそないもののひたすらフラットライド。
このクラスとしてはオーバースペックな225のタイヤを履きこなすだけのシャシーとサスペンションの剛性感が十分以上に与えられています。
その結果非常に安心感のあるドライビングフィールが生まれる。雨の日でもそれは一切変わりませんでした。
速度域を上げて行っても全く破綻することなく、高速道でも何の不安もなく走り抜けることが出来る。雨天時なのに、です。
XDS(トルクベクタリング)もスタビリティ志向で通常の速度域であれば晴れの日と同じようなオンザレールのコーナリングが可能。速度域を上げていくと少し無理矢理グリッと曲げている感じが出てきます。(この辺がGTI以上とは違うと感じた点。)
まとめるとドライバーのビビリミッターが作動しにくい非常に安心感と安定感のある車だと改めて思いました。その気になれば相当踏んでいけるな、とも。
ただ、ワイパーはゴムの性質か、国産のように水分を薄く引きつぶして視界を確保する感じではなく、本当に水分を拭き取ろうとしている感じで音、視界確保性とも国産には及ばないと思いました(笑)
これは今後なんとかしたい所。そういえばニュービートルも同じ欠点がありました。
ドイツと日本の気候の違いのせいかな?
ゴルフ7ハイラインの愛車紹介を更新しました。走行距離が伸びてきたことでサスペンションの渋さが取れ、動きにしなやかさが出てきました。時速60km当たりで荒れた路面を走った際のキャビンのゆさぶりもすっかり影をひそめております。この点は普段メインドライバーである妻も感じていたようです。
帰ってきた後、比較のためにレガシィで同じ道を走りましたが水たまりを踏んだときにどうしてもグワっという減速感が出るので(レガシィがAWDで履いてるのがレイン性能cのエコタイヤということを差し引いても)普段通り涼しい顔をしてドライブできるという点ではゴルフに軍配かなと思いました。もちろんレガシィのレインドライブ性能が低いわけでは決してありませんが、さして車に深い興味のない妻が日ごろ乗る車であることを考えたときアドバンテージが大きいと思います。何しろ晴れの日と同じ感覚で運転出来て非常に安定して走らせることが可能なのですから。
0発進時スロットルを大きくあけるとさすがにFFで25.5kg・mもトルクのあるゴルフは225タイヤをもってしても前輪が空転しますがそれ以外では全くネガを見せませんでした。エモーショナルな部分を出来るだけ切り落として、先進技術をてんこ盛りにしてどんな場面でも涼しい顔をして走ることが出来るゴルフ7ハイラインは雨の日でも全くパフォーマンスを落すことがありませんでした。なんだか静かな感動を覚えてしまいました。
ドライブを終えてとりあえず次のレガシィのサマータイヤはDUNLOP SPORTS MAXXにしようと心に誓ったのでした(笑)(WRX STIの純正も同じタイヤですしね。)
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フォルクスワーゲン ゴルフ7 | クルマ
Posted at
2014/10/05 22:12:18