動画見てウルウルしてしまいましたw
何というか上手いなぁという感じです。
それはさておき、カローラアクシオ、カローラフィールダーに搭載されるトヨタセーフティーセンスC。
どうやらその性能は本物です。
JNCAPの予防安全性評価で46点満点・ASV+を叩き出しています。
今まではスバルアイサイトの独壇場とも言える状況でしたが
JNCAPによる定量評価が始まりついに自動車業界の巨人、トヨタが動きました。
結構なお値段がするレクサスIS、NXでも40点中20点そこそこという状況の中、
トヨタ車では最高級車種LSとこのカローラシリーズのみがASV+を取っています。
今後多くの車種に搭載されてトヨタ/レクサス車、ひいては日本車全体の安全性が大きく向上することでしょう。
セーフティーセンスCを持った車種は最廉価で190万円台なのでスバルアイサイトのボトムレンジインプレッサ2.0iEyeSightより30万円程安いことになります。
アイサイトがステレオカメラ式なのに対し、セーフティーセンスCは単眼カメラ+赤外線レーダー式です。
同等の予防安全性能を持っているといえるのは他の日本車でいうとスバルの普通車とスカイライン200tしかありません。詳しくは下記のJNCAPのサイトで動画付きで確認できますが他はほとんど衝突してしまい全滅状態です。
JNCAP予防安全性能アセスメント
http://www.nasva.go.jp/mamoru/active_safety_search/
ダイハツタントなどは「No.1」とあたかも安全性がNo.1であるかのようにTVCMを打っていますが、実際小さな文字で書かれた注意書きをよく読むとNo.1なのは売れた台数です(タントはもともと軽の最量販車種)
優良誤認を誘うようなCMは企業モラルとして如何なものかと思います。他社でも際どいものが散見されます。日産のノートとか。
購入をお考えの方はどうか騙されないで頂きたいです。大切な家族の命を守るためには正確な知識と選択が重要です。
従来までのスバルアイサイトの威力をよく表した動画
トヨタセーフティーセンスの威力がなかなか凄く、相対的にスバルアイサイトは地盤沈下したとも捉えられ複雑な気持ちではあります。(車両本体のパッシブな操縦安定性や衝突安全性は決して負けてないと思いますけどね)
しかし、企業としてのトヨタのこういった姿勢は素晴らしいと思うし敬意を覚えます。同時に評価が数値化されて分かり易くなった途端、作ろうと思えばすぐに作れてしまう地力の違いにも舌を巻く思いです。
自分のカローラフィールダー(MC前)の車両本体の評価は微妙でしたがそれでもよくぞ本腰を入れて予防安全性能の高い車を作ってくれたなという感じです。
悲惨な自動車事故を減らすためには予防安全性能の高い車が増えることは喜ばしいことだと思います。
よくこんな機能は必要ないという意見を見かけますが間違いだと思います。人間はミスをする生き物です。重大な結果を招く交通事故を防ぐための対策は避けては通れない道だと思います。
(もちろん機能に溺れて運転技術の向上を怠ってはいけませんが・・・。)
ただ、性能の低い予防安全性能車を過信して事故が起こることは懸念しています。現状では
レクサスLS、スカイラインGT200t、スバルアイサイト、トヨタセーフティーセンスC以外は全部十分な性能とは言えないのです。どうか自動車メーカーには売れれば良いというような低レベルな発想でCMを打つだけではなく本当の意味での安全性向上の追求をお願いしたい所です。
そして購入される方には「なんとなくついてれば安心」というレベルではなく実効性を持った「本当に安全」な高・予防安全性能車を選んで頂きたいです。大切な家族の命を守るのはその選択です。
出遅れている他社(ホンダ、日産、マツダ、スズキ、三菱)の今後の動向にも注目です。個人的には快進撃が伝えられるマツダに是非この分野でも力を入れて欲しいです。
(愛車BPにはなーんにもついてないですけどねw)
(オーリスにもセーフティーセンスCはついてますが、JNCAPの動画を確認していたら50km/hで衝突してしまっていたのであえて名前を外しました)
Posted at 2015/06/19 01:37:17 | |
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