女性宮家に関するアンケートの結果が、ここに二つあります。
『NHKの世論調査』と、
『Yahoo! 意識調査』では、以下のような違いが見られます。
世論調査 安倍内閣「支持する」48%「支持しない」36%
6月12日 19時02分
天皇陛下の退位について
天皇陛下の退位に向けた特例法が成立したことに対する評価を聞いたところ、
「大いに評価する」が47%、
「ある程度評価する」が38%、
「あまり評価しない」が6%、
「まったく評価しない」が2%でした。
天皇陛下の退位に向けた特例法と合わせて可決された付帯決議に、「女性宮家」の創設などを検討することが盛り込まれたことを受けて、女性宮家の創設への賛否を聞いたところ、
「賛成」が53%、
「反対」が7%、
「どちらとも言えない」が31%でした。
Yahoo! 意識調査
女性宮家の創設、賛成? 反対?
『NHKの世論調査』に回答している人は、テレビや新聞から情報を得る人、正しい認識がないままなんとなく印象で回答する人など、昼間に固定電話に出られる人でしょうか。
NHKや新聞社、各民放の世論調査は調査方法にも問題があり、広く国民の声を拾っているようにも思えません。
「女性宮家設立」に賛成する立場の人が53%おり、反対の7%を大きく上回っています。
ネットによる回答、しかし、複数の回答も可能な
『Yahoo! 意識調査』では、賛成、反対が拮抗しています。
パーセンテージよりも、むしろ、個別の意見に注目して丁寧に読んでいくと、天皇制や天皇の役割について理解している人は「女性宮家反対」の立場で意見を書いており、対照的に理解が浅い、漠然としたジェンダーフリー、皇族は自由がなく気の毒だなど平等主義の人は、「女性宮家賛成」の意見を書く人が多いことが分かりました。
アンケートによって、このような違いが出るのは、なぜでしょうか?
一つには、「女性宮家」とは何か、正しい情報を知る機会がなく、あいまいではっきりと理解していないことであろうと思われます。
先日、決定してしまった
「天皇の退位等に関する皇室典範特例法案」。
そもそも、天皇の役割とはなにか、天皇制の歴史、皇族の役割、皇位継承などについて、国民は学校教育でも家庭、地域でも、全く教わる機会のないまま、皇室や天皇家について語るのはなにかタブーであるような環境の下、多くの人が疑問も持たず知識もないまま、昨年8月の「天皇陛下のお気持ち表明」に接することになってしまいました。
これは、明らかに政治介入を禁じられた天皇の憲法違反の行為でありながら、よく考えない、関心がない国民の多くは善意から「天皇の譲位」に賛成し、既成事実のように法案化までされてしまったことからもわかることです。
正しい日本の歴史、皇室制度、天皇の役割について、国民が理解せずに戦後を過ごしてしまったツケが回ってきたのです。
・・ ……………………………………………… ・・
じつは、ある方からメッセージにてこんな質問を受けました。
「青と緑の稜線さんは今上陛下はお嫌いでしょうか?」
この場でお答させていただくと、
「好きとか嫌いとか、自分の感情で申し上げることはできないお方」
です。
人間は、平等ではありません。
生まれた時から、アドバンテージがある人もいれば、ハンディキャップを背負っている人もいます。
男か女か。
健康であるか、そうでないか。
日本人か、外国人か。
両親がいるか、いないか。
摘出子か非摘出子か。
生まれもった自分の「生」「運命」を受け入れられるか、抗うままでいるか。
それは、その人の生き方次第。
社会は、努力した人が報われるような仕組み、誰もが頑張ることができるチャンスを与えられる仕組みであれば素晴らしいのですが、現実には、本人の努力だけでは乗り越えられない壁や、差別や偏見などが存在しています。
それでも、この世に生を受けた自分は、どのように生きて世の中に貢献するのか、
最後まで自分の役割を見つけ、やりとげて、何を次の世代に残しつなげていくのか。
思考錯誤し、他人と関わり、自分を磨きながら生きていくのが、己の生の使命だと考えています。
皇族のみなさんも、ご自分でその立場を望んで生まれてきたわけではありません。
(私個人の考えですが、この世に生まれてくる時、記憶には残っていませんが、この生で学びたい課題、魂を磨きたい目的を持って、自らその環境を望んで生まれてきていると思っています)
しかしながら、
その立場、役割を受け入れ、次の世代につなげていくというこの世の目的は、市井の私たちも、天皇陛下、皇族のみなさんも同じだと思うのです。
その重いお役目、重責は、市井の者のそれとは比べることはできないほど大きいものだと思いますが、それを背負うご覚悟、ご自覚をお持ちになれる方だからこそ、人々から尊敬され、敬愛されるご存在であるのだと思います。
「天皇なんかに生まれたくなかった」
「9時から5時まで働けばいい」
「みなが先帝のことばかり褒める。自分は自分のやり方をする」
「宮中祭祀よりも、被災地や世界を訪ねることが大事」
「上皇となり皇太子が天皇となっても、私的な旅行や公務はつづける」
「伝統は守るものではなく、変えていくもの」
そんな声が聞こえてくると、国民は不安になるのです。
2677年にわたり、万世一国、男系男子の皇位継承を続けてきた皇室は、どうなってしまうのだろう。
宮中祭祀を行わない天皇陛下は、天皇陛下としての存在意義を失ってしまう。
女性宮家とは、もはや宮家ではないのに、創設されたら女系天皇につながる道筋となってしまう。
憲法違反を犯す天皇、何人も存在する皇后らしき人、公に出てこなくなってしまった愛子内親王と複数の愛子内親王の替え玉、尿袋を提げた皇太子、スイスで拘束されている皇太子妃の父。
秋篠宮家の度重なる交通事故。眞子内親王の婚約者といわれる不審な男。
これらは全て、妄想による不安でしょうか。
いえ、皇室を愛し、長年関心を持って見守ってきた私たち皇室ウォッチャーだから確信する、数々の不信な出来事、宮内庁発表の文書や映像から分かる事実もあるのです。
天皇陛下は、間違いや勘違いをすることは絶対にないのですか?
天皇陛下がおっしゃることは、絶対に正しいことですか?
天皇陛下のご言動に、政府も国民も盲目的に従うべきですか?
天皇陛下は今、皇室や天皇制をご自分の代に独断で変えようとしていませんか?
日本は、専制君主制ではありません。
独裁政権でも、社会主義国家でもありません。
日本国憲法において天皇陛下は政治に関わることは禁じられていますが、天皇の名の下、マスコミや政府をも動かしています。
憲法違反である行為にも関わらず、それについて指摘する正当な声はかき消され、
政府も天皇陛下に配慮し、国民にそれをはっきりと伝えません。
皇族の意見を聴く機会である「皇室会議」を開催せず、政府への相談もなしに、突然、マスコミへのリークという形で、自らの退位、皇太子への譲位の意思を表明しました。
誕生日会見の機会を待たずに、RIO五輪が開催されている最中に、ビデオテープによる一方的な意思表明を強行しました。
まさに、皇室典範、憲法の中で封じられている「天皇の政治介入」でした。
天皇自らが、護憲の立場(憲法第九条)に身を置きながら、ご自分のとってなぜか都合の悪い「摂政」という制度を飛び越え、強引に天皇を退位し、皇太子を次代の天皇に即位させようとしています。
高齢のために「象徴天皇としてのつとめが果たせないから」という、あいまいでよく分からない表現であったため、国民は、お休みになればいい、隠居してゆっくりとお過ごしになればいいと、善意の解釈をしました。
しかし、ご本人は、退位後に「上皇」を名乗り、日本各地、被災地慰問、私的旅行、私的観賞など、職員の規模も減らさず、住まいも秋篠宮御一家が入るべき「東宮御所」に上皇・上皇后として移動することを表明しています。
いったい、何のための「譲位」なのでしょう。
憲法に違反し、憲法改正やテロ対策法案、北朝鮮や支那との有事など喫緊の課題に奔走する政府の手を煩わせ、どうしても「平成」を終わらせ、あの未熟で役不足な皇太子夫婦に天皇皇后を継がせなくてはならない理由は、いったい、なんなのでしょう。
しかも、女性宮家の創設まで強引に付帯させた特別法案をつくり、一代限りの条件に不満の意を学友の口から表明させ、とことん政府の方針に口出しする。
さあ、どなたか。
天皇陛下のご真意を推量して、摂政ではなく譲位しなくてはならない理由を教えてください。
日本国のため、国民のためにどんな理由で「生前退位」「譲位」を諮ったのですか?
あの宮中祭祀が行えない、公務も国際親善も満足にできない皇太子夫婦を諌めず指導せず、到底資格などないと思われる二人に、どうして天皇皇后の座をすぐに明け渡すのですか?
孫娘の愛子内親王は、今、どこで何をされているのですか?
もちろん、本物の、あの愛子さんです。
公式の天皇家のみなさんがおそろいの撮影時にも、替え玉の愛子さんの姿が平然とカメラやビデオの映像に収められています。
皇太子妃の父親が、皇室の隠し財産を引き出そうとしてスイスに拘束されている噂は、本当でしょうか。
皇太子夫婦と雅子妃の家族が、皇室に伝わる財産を持ちだし、売り払おうとしたヤフオク事件は、どうして有耶無耶になったままなのですか?
皇后陛下の数多くのお写真から、別人としか思われない複数の「皇后陛下もどき」が見られます。
キリスト教の洗礼を受け、未だに信仰していると思われる皇后が、神道の最高神官である天皇陛下と共に暮らしていることは、天皇制を変える原因の一つとなっていませんか?
皇太子の整形疑惑、替え玉も、有り得ないことではないことに思えます。
眞子内親王の婚約者と言われる男性が、あまりにも皇族との婚姻に相応しくない方のように思われますが、本当に眞子内親王と秋篠宮両殿下のご意志による婚約なのでしょうか。
どうして、旧皇族、旧宮家、そして常陸宮両殿下とのご交流がほとんどないのですか?
皇室全体の一大事、日本の国体を揺るがす大事にも関わらず、皇室や皇位継承に関わる方々のご意見やご意志は全くうかがえず、天皇陛下からの一方的な意思表示、指示のみで国政を動かすことはいかがなものでしょうか。
どなたでも結構です。
私が納得する理由を、どうか教えてください。
日本でただお一人、世界で唯一無二のご存在の天皇陛下。
粛々と、ご自分のなさるべきことを受け入れて、次代に宮中祭祀を確かに引き継ぎ、亡くなりになるその瞬間まで天皇陛下として在りつづけていただく。
それが、私たちの誇る国、日本の天皇陛下のあるべきお姿であると思うのです。
いま一度。
人は誰しも、平等ではありません。
もしも、どうしても天皇として在りつづけることが困難でいらっしゃるのなら、「摂政」をたて、次代の皇位継承者に引き継いでいただけばよろしかったのです。
天皇という立場、その荷が重ければ、制度自体を変えるのではなく、ご自分が「摂政」を立てて隠居なさればよかっのです。
健康上の理由でも、精神的な理由でも、そのことは皇室典範で明確に記されていること。
絶大な権威や権力を持ち、どこにでも行けて誰とでも会えて、どんな展覧会やコンサートも望めば観賞できる。
品位を失わない服装や生活を、お好きなように整えられる。
皇室に長く伝わるお宝や歴史的財産をお持ちになり、観賞できる。
80人もの職員に傅かれて、失業の心配も生活の心配もなく、食事の支度などの家事や手伝いも自らすることもなく、健康の心配があれば医師や看護師に相談し、対応してもらえる。
日本中どこへいっても歓迎され、手を振られ、有難がられ、自尊心も満たされる。
災害が起これば、被災地へ行き、被災している人たちを励ますと、マスコミにはもてはやされ、誰からも絶賛される。
海外の慰霊にでかけ「戦争の反省」を表明すると、左翼や特亜三国が絶賛する。
それこそが、自分の求めていた生き方、天皇の在り方だと、災害が起こってしまった要因に自らの祈りが足りなかったことなど省みることもせず、目に見える成果を求める。
誰も見ていない宮中祭祀よりも、被災地訪問や海外慰問の方がやりがいがあるのでしょうか。
次代の皇位継承者の教育や育成は、それでよかったのでしょうか。
誰も見ていなくても、国民は天皇陛下は宮中祭祀を行うことで、神様とつながり、国や国民の安寧を祈ってくださっていることを信じています。
自由にでかけることや行動することに制限があることについて、ご心労とご不便をおかけしていることは大変な思いをされていることでしょう。
市井のものには、想像ができません。
しかし、皇族でなくとも、伝統やお役目のある家系や一族に生まれ、自由に職業や住居、結婚の選択ができない方も、日本中にたくさんいらっしゃいます。
天皇陛下という世界でたった一人の尊いお立場で、国や国民のため、ご皇祖神や八百万の神様、ご先祖さま、日本の先人、ご英霊、全ての尊い皆さまに対して感謝と祈りを捧げてくださっていることに対し、尊敬し感謝しているのです。
そのために、税金でお暮らしになることは、もちろんいとわないと。
伝統ある日本国の天皇の形を変えようとなさっているのなら、そのことは皇族の皆さまをはじめ、日本国民は決して許してはいけません。
連綿と歴代の天皇が引き継いでこられた
「宮中祭祀」「男系男子の皇位継承」、この二つはなんとしても守りとおしていただかなくてはなりません。
それを変えようとなさるのは、
125代天皇のご勝手なわがままであり、皇祖神様や歴代の天皇陛下に対するご謀反に、他なりません。
天皇陛下のお人柄やご人格がどうであろうと、それはそのお方の生き様次第。
心からご尊敬申し上げる先帝陛下と、今上陛下に対するそれとは全く違っていても、いたし方のないこと。
今上陛下のお誕生日のお言葉や、御製の和歌からも、民やご英霊に対する「淡々とした冷たい御心」「平等な社会への憧れ」「左翼的、キリスト教的な価値観」は伝わってきます。
個人的な「好き」「嫌い」という感情はどうでもいいことであり、日本国にとって大切なのは、天皇陛下が天皇陛下としてのお役目を全うしてくださること。
国事行為、公務、外国親善、被災地訪問、公的な仕事(最近多い、観賞など)、私的な旅行・・・。
一番大切なことは、国民の前で手を振り、被災地で励ますことではありません。
晩餐会で外国の賓客をもてなすことでもありません。
私たちも、天皇陛下も、誤解していてはいけません。
私たち国民が意識してこなかった
「宮中祭祀」「男系男子の皇位継承」こそが、一番大切なお役目なのです。
皇位継承権のある皇族男子にお心構えや宮中祭祀を伝承していくことこそが、天皇陛下のお役目であることを私たちはしっかりと理解し、感謝の念を持たなくてはいけません。
しかし、宮中祭祀は簡略化、職員に丸投げ、後継者は穢れにより宮中三殿に上がることができない皇太子。
男系男子の継承を、皇太子は自覚しているのでしょうか。
天皇に即位したあかつきには、「愛子内親王を女性天皇にしたい」と言い出しかねません。
なぜなら、秋篠宮家の悠仁親王殿下が次世代の天皇となることを認める言葉を、一度たりとも言ったことはないからです。
ご誕生の折にも正式なお祝いの言葉は、結局発することはありませんでした。
女性天皇・愛子天皇が誕生し、お子さんが誕生したら、世論としては女系天皇の子であっても、天皇を継承することを認めてしまうでしょう。
そうなれば、
2600年以上続いた男系男子継承の皇室は、消滅します。
今上天皇の「譲位」を許してしまった世論、国民は、ゆくゆくは皇室がゆるやかに消滅することに手を貸してしまったことになるのです。
天皇陛下のお気持ち、お人柄などは、素晴らしければそれに越したことはありませんが、そんなものよりも大切なのは、
皇室の伝統を守ってくださるかどうか、男系男子の皇位継承と宮中祭祀を続けていくかどうかということなのです。
「心の中で祈ってくださるから」
「被災者の心のよりどころになるから」
「外国の賓客と親善を深めてくれるから」
祈ることならはっきり言って、それは、神社の神主さんにもできることです。
全国の神官の方々の方が国や民、五穀豊穣を真摯に祈ってくださっているかもしれません。
被災地の援助や外国との親善は総理大臣をはじめ、政府の要人でもできることです。
頑張っている総理大臣が被災地に慰問に来てひざをついてくれたら、それも有難いこと。
「天皇陛下は真剣に祈ってくださっている」
「皇太子殿下の祈りは、本物だ」
そうおっしゃる方もいます。
どのような思いでいらっしゃるのかは、私たちにはわかりません。
しかし、確かめようがないのも事実です。
平成の御代に、圧倒的に天変地異や災害が多かったことも、事実です。
皇太子が成婚した年に、太平洋側の冷害による米不足が深刻でした。
そして、生前退位がきまろうとしていたこのところ、寒く冷たい日々が続き、野菜などの生育が遅れています。
大切なのことは、簡単に省略化せず、職員に任せきりしない伝統に則った「宮中祭祀」と
なんとしても「男系男子の皇位継承」を守ること。
天皇陛下が真剣に祈ってくださるとおっしゃるかもいますが、現実問題、ご本人は祭祀を簡略化、または欠席、代わりに宮内庁の職員(学会員といわれています)が代理で参拝しているのです。
想像ではなく、これは宮内庁のHPにも掲載されている事実です。
今上天皇は、国の安寧を祈り五穀豊穣に感謝する宮中祭祀を、粛々とお果たしになられているでしょうか?
最も大切な新嘗祭の祭祀を欠席したり、簡略化していることも、事実です。
「好き」とか「嫌い」とかそのような次元で、皇室に対する危機感を抱いているのではありません。
有り得ないくらいひどい皇太子妃の在り方、それを諌め指導する方も不在であることは嘆かわしい限りですが、その方に次代の皇后をそのまま継がせようとしているなんて、狂気の沙汰。
そんな皇室になってしまったのも、今の時代を生きている私たちの関心の薄さ、認識不足であり、力不足なのです。
日本を愛している人。
日本人に生まれたことを幸せに思っている人。
日本人のご先祖さま、先人の皆さま、ご英霊を心から尊敬している人。
私たちが大切にしたいものは、いったい、何ですか?
日本そのものを大切にしたい、これからの日本を守りたい、そう思われるのなら、
異質化している、本来の形とは違う方向に改悪されようとしている皇室を、
本来あるべき姿で守りたい、守らなくてはいけないと思いませんか?
ご自分の運命を人生の終盤を迎えても受け入れられず、
わがままをおっしゃり、好き嫌いをはっきりと口にする方を、
心からお慕いすることはできません。
しかし、最低限のなさるべきこと、引き継いでいくことをしてくだされば、
それだけで感謝し、有難く思います。
次代、そのまた次代へ、確かに引き継いでくださること。
『宮中祭祀』と『男系男子による皇位継承』の「世襲」こそ、天皇の究極の役割であるのですから。
・・…………………………………・・
これまで拙ブログでは、皇室の問題について取り上げてきました。
私がブログで発言していることについて、疑問、異論、反論をもたれている方もいらっしゃるかと思います。
以下は、その一部の記事のご紹介です。
ブレていないと思います。
信じていた、信じたいことが崩れおちてきたとき。
このままではいけない、何とかしなくてはと、時には焦燥感に駆られて書いています。
もしよろしければ、どうかご覧になって、私の考えを知ってください。
その上で、異論、反論、ご意見等ございましたら、どうぞ教えてください。
じつは、みんカラに参加し、ブログを書き始めた当初から、皇太子一家について事実をお知らせしたい、警鐘を鳴らしたいと思って記事を書いてきました。
次第に、皇室全体、天皇皇后両陛下についての違和感、危機感を感じ記したのは、2015年10月31日のことでした。
真実を知ってしまうと抑えきれない、この思い
2015年10月31日
日本人が知っておきたい「平成皇室の光と影」
2015年11月01日
ひょうかい 【氷解】⇒疑惑・疑念などが、氷の解けるようにすっかり消えてはっきりすること。
2015年11月09日
(ブログ主、コメントの返信より)
皇室は、そこに在ってくだされば有難きもの。
天皇陛下は、居てくださるだけで有難い御方。
『日本国憲法の定める国事に関する行為のみを行うとされ、国政に直接関与する権能を有しない。』
両陛下が遵守するべき法は日本国憲法に明記され、9条の是非やA級戦犯について語ることや、内閣の了承もなしに特定の国に政治的メッセージを送ることは在ってはならないことのはず。
~恐れながら謹んでお願い申し上げます。
天変地異、自然災害や疫病、作物の不作等の厄から、日本や国民を護ってくださるよう御皇祖様、神々に祈る祭祀を行い、次世代に継承してください。
「皇室外交」などという言葉はございません。特定な国に軽重つけることなく、諸外国と平等に親善を深めてください。
命をかけて日本を護ってくださった日本国の御英霊の御霊も御慰めください。
皇室の果たす役割から著しく逸脱し背信行為を行う皇族を諌め、ご指導ください。
国民はそのお姿を道しるべとして、己の生きる道を見出し、光射す方向へ、たゆまぬ努力をしながら歩いていきます。
皇太子さんの「人格否定」発言の後、「公務は受け身」と発言された秋篠宮殿下の卓越したご見識。昨年のお誕生日会見で「皇族は外交に携わってはいけない」、「公式外国訪問にも一定のガイドラインが必要」と仰ったご慧眼。人として大切なことは何か核になるものをお持ちでの素晴らしい子育て。
心の底から尊敬し、信頼できるお方が皇室にいらっしゃることに、ただひたすら感謝し、国民の一人としてご一家をお守りしたいと日々祈っています。
宮中祭祀とは何か
天皇陛下は『祭祀王』
昭和という時代
昭和天皇のこんなエピソードを聞いたことがあります。
梅雨の晴れ間に、お付きの人から「今日はよいお天気ですから・・・」と散歩をすすめられた昭和天皇は、
「雨が降らなければ困る人も、たくさんいる」 と仰った。
よい天気が嬉しい人もいれば、よい天気に困っている人もいる。
日本という国は古来より、朝早く起きて、汗を流して田畑を耕し、水を分かち合いながら、秋になれば天皇家を中心に五穀豊穣を祈ってきた「瑞穂の国」です。
そんな、北から南、一様ではない自然と気候の中で、お米を中心とした農作物を育てながら、自然に翻弄されながらも工夫改良し、懸命に生きてきた日本人一人ひとりの姿を、昭和天皇はいつも心に留めて、祈りを捧げてくださったのです。
賊冦之中過度我身(賊冦の中、我が身を過し度せよ)
毒魔之中過度我身(毒魔の中、我が身を過し度せよ)
毒氣之中過度我身(毒氣の中、我が身を過し度せよ)
毀厄之中過度我身(毀厄の中、我が身を過し度せよ)
五急六害之中過度我身(五急六害の中、我が身を過し度せよ)
五兵六舌之中過度我身(五兵六舌の中、我が身を過し度せよ)
厭魅之中過度我身(厭魅の中、我が身を過し度せよ)
萬病除癒、所欲随心、急急如律令。
これは、宮中祭祀「四方拝」で、天皇陛下が唱えられる、秘密の呪文です。
罪障は我が身を通して悟りへ至らしめん。
この世に起こる罪障を天皇陛下ご自身がすべて引受けられること、を意味します。
「罪障から私を守ってください」ということではないのです。
私たちが神様の前で祈りがちなこととは、正反対なのです。
こんなエピソードを知る時、日本人に生まれてよかった、
天皇陛下のいらっゃる日本に暮らせて幸せだと、心から思います。
昭和天皇がご崩御され、平成の時代に変わり、自粛ムードから新しい時代の明るい光が、礼宮さまと紀子さまの婚約、ご結婚で射してきた感じがしていました。
紀子さまフィーバーが巻き起り、皇室ファッション、ご公務のご様子、眞子様ご誕生と、平成皇室にはさわやかで明るい話題がいっぱい♪
紀子さまのお人柄をうかがうことができるエピソードを知るたびに、なんて素敵な方なのかしらと、憧れの眼差しで仰ぎ見つつ、楽しくウォッチングしていました。
そして、冷夏のため、米不足が深刻となった平成5年(1993年)6月。
なかなかお妃が決まらなかったご長男、皇太子殿下が、小和田雅子さんとご成婚。
・・・・・・。
その時から、私たちが予想だにしなかった暗雲が、平成の皇室に広がっていったのです・・・。
はじめは気づかなかった節穴まなこの私でしたが、次第に、あれ? あれれ? なぜ? どうして??
黙って見過ごすことができない怖ろしい実態が、そこにあったのです・・・。
インターネットの発達のおかげで、さまざまな報道、テレビニュース、新聞や雑誌の記事、写真、証言や過去の記録から、さらに既存のマスコミを通さないツイッターやブログなどSNSを介した市井の目撃情報など、様々な方位から多様な視点を持つことが可能となり、ご皇族と皇室の実態が徐々に明らかにされていきました。
皇室掲示板や2ちゃんねるなどの皇室関係スレッドで、皇室に関心がある既婚女性、愛国者を中心に情報や意見交換がされ、真実を隠したい勢力や工作員との戦いも繰り広げられています。
さらに、皇室に関する記事を次々とUPするブロガーさんたちは、妨害や脅迫にあいながら、既存のマスコミによるプロパガンダ、洗脳活動、嘘の流布、報道しない自由について警鐘を鳴らし、真実に迫ろうとしています。
今や、ご皇族や皇室について関心は、保守愛国者、皇室ファンの既婚女性だけのものではなく、一般の人たちの中でも広がりつつあるように感じています。
ご高齢の天皇、皇后陛下のご公務に臨まれるお姿、秋篠宮ご一家の麗しく凛とされた真摯なお姿が、人々に安心感と感銘を与えているのではないのでしょうか。
男系男子による皇位継承の原則、天皇の宮中祭祀が何よりも重要であることなど、日本人一人ひとりが理解し、皇室の大前提を踏まえたうえで、ご高齢の天皇陛下の摂政(譲位でも、生前退位でもなく)に関わる問題をとらえないと、女性、女系天皇、女性宮家、宮中祭祀の軽視など間違った方向へミスリードされてしまいます。
皇室の権威を失墜させ、いずれは廃止する方向へ向かわせようとしている反日、左翼、共産主義者などの売国奴勢力から、皇室と日本を守るため、以下のことを知っておきましょう。
◎天皇陛下は祭祀王である
◎宮中祭祀とその継承こそ、天皇陛下及び皇室の最も重要な役割である
◎世界最古の国・日本は、男系男子で皇位継承(男系女性天皇のリリーフもあった)され続けてきた
◎今上天皇、皇太子殿下、秋篠宮殿下、悠仁親王殿下の順に、皇位継承順位は決まっている
◎譲位(生前退位)は憲法改正の必要あり。『摂政』を置くことで対応できる
◎大東亜戦争後、GHQが日本の弱体化を図り、現在は中国共産党(中共寄り外務省、創価学会、反日左翼)が皇室乗っ取りを企てている
…………………………………………………・・
さて。
話は、昭和の時代へ戻ります。
私が昭和天皇に抱いていたイメージは、「優しい日本のおじいさま」という印象でした。
飄々(ひょうひょう)として、いつも穏やか。
正装されていても、どことなくチャップリンのような親しみを感じる、不思議なお方。
ご幼少の頃のお可愛らしいお姿、青年時代の馬にまたがった凛々しいお姿から受ける印象は、品格あふれるハンサムでカッコいい天皇陛下。
摂政の宮となられてから、関東大震災、226事件や大東亜戦争、開戦。
その後、敗戦国となってしまった日本を、自分の命をかけて救ってくださった昭和天皇。
家族を失い、傷つき、衣食住に困窮する国民のため、日本中を隈なく回って慰められたご巡幸。
質素な生活を送り、身近な植物を愛し、わがままを言わず、エコひいきもせず、国民ひとりひとりを慈しんでくださった昭和天皇。
最後のご出席となってしまった昭和63年の全国戦没者追悼式へは、周囲の猛反対を押し切って、療養中の那須の御用邸からヘリコプターで武道館まで駆けつけ、おぼつかない足取りながら、ご自分で歩いてお言葉を述べられました。
昭和の時代には、そのお優しさの本当の意味と歩まれた道の本当の険しさを理解していなかった自分が、皇室の本当の存在理由と祈りの意味を少しずつ理解し始めている、今。
心に響く昭和天皇のお姿やお声、国民に向けてくださった御心のありがたさに触れ、改めて、昭和という時代を歩まれた昭和天皇に対し、崇敬と思慕の念を抱いています。
フィリピン御訪問 ~心配です、いろいろと~
【お気持ち】象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば【憲法違反】
恐れながら申し上げます。天皇陛下の「生前退位」に同意いたしません。
【不可解】なぜ今。天皇陛下、生前退位の意向?【黒幕は誰?】
どうして「摂政」では、ダメなのですか ヾ(・д・`;)??
天皇陛下の「お気持ち」 vs 「国体維持」
女性天皇の問題点
「女性天皇でもいい」
そう思っている あなた!
万世一系の神武天皇から続く日本の皇室の男系男子の継承を、やめた方がいいのですか?
価値のなくなった皇室の存在を嗤い、いづれ消滅させたいのは、まさか日本人のあなたですか?
男女平等の価値観で天皇となった女性天皇ご自身や、その方を崇める国民は幸せですか?
結婚も出産もできないのです。
宮中祭祀も、生理があるため満足にできないのです。
薄っぺらい「男女平等」「雅子さまがおかわいそう」なんてヒューマニズムが、日本を消滅させます。
愛子内親王が健常でいらっしゃらないから、女性天皇反対ではないのです。(…ちょっと、ある)
聡明な眞子内親王、佳子内親王なら、女性天皇でもいい、・・・そんなはずはないのです。
女性天皇、ダメ、ゼッタイ。
女系天皇、もってのほか。小和田と中共、一昨日きやがれ。
女性宮家、全く必要がありません。皆さん降嫁して、お幸せに!
本日のまとめ
・日本の皇室は世界一古い由緒正しい歴史をもち、男系男子継承という他国にはない尊さと権威がある。
・かつて存在した女性天皇はあくまでピンチヒッターのお役目で、本人は天皇の子(男系女子・内親王)や天皇の妻であったが、男系男子の子以外の出産は許されず、独身のままであった天皇もいた。
・女性は生理や出産のため、宮中祭祀ができない場合が多く、また、男系男子との婚姻により出産した親王しか皇位継承権がないため、今の制度のままでは結婚も出産もできない。
(女系天皇が認められれば結婚も出産もできるが、それでは万世一系ではなくなる)
・日本の皇位継承に「男女平等」はナンセンス。女性には負担が重すぎて、男性が担うべきお役目。
・現在、正当な継承権が次世代の悠仁親王殿下まで続いているため、あえて女性天皇にする必要は全くない。
・天皇が天皇の役目をやめたい時は「摂政」を置けばいい。「譲位」することにより国が乱れ、男系男児の正統な皇位継承権が奪われかねない恐れがある。
【転載】中国が天皇陛下の「お気持ち表明」を政治的に“歓迎”する理由
天皇陛下の生前退位( ←こんな言葉は存在しないが)を願い働きかけた「お気持ち表明」を聞いて、善良な大半の日本人は、「それで、いいのではないか」「ご高齢だからもう、お休みください」と、賛成しているようです。
その裏側には、以下のような理由が考えられます。
▼これまで天皇陛下が歩んでこられた年月に対する、感謝と労りの素直な気持ち
▼天皇陛下が、もう「引退」したいとおっしゃっているのだから、休ませてあげたいという思いやり
▼天皇陛下が、日本国のためにならないことをするはすがないと思っている
▼天皇陛下(と皇后)が中国、韓国に特別な感情をもち、シンパシーを感じていることを知らない
▼天皇陛下(と皇后)は「護憲派」のバリバリの左翼思想の持ち主て、友人は左翼ばかりであることを知らない。皇后陛下は、お誕生日のお言葉で「A級戦犯」についても言及している
▼天皇陛下は自虐史観の持ち主で、家庭教師がクリスチャンの米国女性、側近たちの多くがキリスト教徒、皇后陛下もカトリックを信仰しローマ法王に憧れ無理やり会いに行ったことを知らない
▼天皇陛下は、安倍総理のことを好きではなく、安保法案、憲法改正に反対であることを知らない
▼天皇陛下があってはならない息子とその嫁のしでかした事件や皇室の秘密について、売国奴である嫁の父親・小和田や中共工作員などから、暴露すると脅されていることを知らない
▼韓国と皇室の関わりについてわざわざ触れ、韓国人をホルホルさせていることを知らない
▼韓国を訪問し謝罪したい旨、政府の頭越しに韓国政府に親書を出したことを知らない
▼出来の悪すぎる長男と嫁を厳しく指導することができず、次男夫婦を馬車馬のように働かせ、マスコミ操作により国民は長男一家のサボり、享楽的豪遊、健康問題、窃盗事件などを知らない
8月8日の電波ジャック(テロ、クーデター)と偏向報道により、本来あってはならない「天皇陛下の政治介入」という事実を大半の国民は直視せず疑問視もせず、現行の皇室典範通り「摂政」を置くことを否定する根拠があいまいなまま「生前退位」を規定路線として、憲法や皇室典範の改正を着手するため、本来、国益のためにしなくてはならない議論が滞ってしまう事態となってしまいました。
「天皇陛下はいい方だから」
「これまで、真摯におつとめになってくださったから」
確かにそうでしょう。私も、「象徴天皇」として、政治と関わりのないところで日本や日本人のためを思い長い年月を過ごしてくださったことに、感謝しています。
しかし、それだけで、今回の「天皇陛下の政治介入」を黙って見過ごし、さらに中国共産党に利することになる「生前退位へのプロセス」を、よくよく考えないまま賛成してしまってもよいのでしょうか。
「天皇陛下が私的な思想によって国益を損ねようとしているなんて、思いもつかない」
そうです。
そんなことが、あるはずないのです。あってはいけないのです。
これまで、皇室をウォッチし続けてきた人たちにとって、今回の「お気持ち表明」はさもありなん。
しかし、こんなゴリ押しをしてまで、適正ではない長男を天皇にし、女系天皇の道を開かせ、国益に反することをなさるのかと、正直にいって驚きと失望と怒りも湧いてきます。
ここまでご覧になって、
(そんなはずはない)
(性格の悪い女だな)
(天皇陛下を疑問視するなんて、とんでもない)
そう思われる方が大半だと思います。
一皇室ファンの女性の偏屈な戯言にしか思えないかもしれませんが、よろしければもう少しのお付き合いを。
どうか、以下の記事をご覧になってください。
なぜ、中国共産党が天皇陛下の「お気持ち表明」を歓迎しているのか。
なぜ、中国は天皇陛下が好きで、安倍総理が嫌いなのか。
中国に歓迎され、愛されている天皇陛下の政治介入は、許されるものなのか。
中国が天皇陛下の「お気持ち表明」を政治的に“歓迎”する理由
加藤嘉一
2016年8月16日
【継往開来】秋篠宮殿下と悠仁親王殿下がいらっしゃる【承前啓後】
ストップ!偏向報道。あなたの声で、「生前退位」既成路線化に一石を!