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cocoichiのブログ一覧

2016年04月21日 イイね!

ローカル線の小さな旅(埼玉-栃木-群馬)

マイファンの方のおすすめスポットで上毛線の大胡駅に電車庫があることを知り、中の施設や古い車両等が見学できるとあったので見に行くことにした。

どうせ行くなら車ではなく、鉄道を乗り継いで行った方がなんとなく意義?があるような気がして、それならば今まで乗ったことのない路線を乗ってみようと思い立ち、ローカル線の旅へと出発した。

まずは熊谷から秩父鉄道に乗り、そこから終点の羽生へと向かった。




長閑な風景の中をしばらく駆け抜け、羽生に到着。




そこで東武伊勢崎線に乗り換えて館林まで進み、




そこから同じく東武伊勢崎線の別の列車に乗り換えて、足利市駅で降りた。




そこから両毛線の足利駅まではしばらく歩くことになるが、渡良瀬橋を歩いて渡ってみたかったので少々遠回りして行くことにした。

渡良瀬橋の先の小高い山の中腹に小さく見えるのは、1月に行った織姫神社である。




足利駅は改良工事が終わり、以前の写真を見ると形はそのままのようであるが色使いが変えられており、ちょっとモダンな感じに仕上がっている。




そこから両毛線で桐生へと向かう。




桐生の街並みが見えてきた。

窓ガラスがかなり汚れていたので、化粧直しをして何とかごまかした車窓からの風景の一枚。




桐生に到着する頃には雲もかなり少なくなって、気持ち良い青空が大きく広がっていた。




そこから今度は上毛線の西桐生まで、またしばらく歩いて行く。

いい感じのストリートがクロスしていたが、今日は寄り道せずにそのまま先に進み、




西桐生駅に到着。

ここは上毛線の始発駅になっている。




乗った車両は外観、内観ともに水族館仕様!




おぉ、赤城山が目の前にスッキリ、クッキリ見えるよ!




そして今日の目的地である大胡駅にようやく到着した。




駅から数分ほど前橋方向に歩くと、電車庫が見えてきた。

見学時間は13:00~15:00となっており、受付で入場料¥170を払うと年配の職員の方が30分程度中を案内してくれて、なかなかディープな説明をして頂けた。




こちらの車両は昭和3年の開業当時に製作されたものであるが、今も現役で走っているそうだ。

ただし、貸し切り専用の車両で、貸し出し価格は一往復(約2.5時間)で10万とのこと。

結婚式などでも使われることがあるそうだ。




他にも車両や設備がいろいろあり、結構見応えがある!




一通り説明を受けた後はしばらく写真撮りに熱中し、さて帰ろうとしてホームに向かうと、あれっ・・・。

ミニスカ女子もちょっと気になるが、それよりも隣の自転車どうするの?




って、そのまま同乗してたよ (@_@)

サイクルトレインと呼ばれるそうで、平成17年から実施されているとのことであるが、持ち込み料は無料とのこと。

あまり混まないから可能なんだろうけど、先程の電車庫の一般公開も含めて地域に密着して還元しており、上毛電鉄っていい仕事してるよねって感じる!




しばらく走り、終点の前橋中央に到着。




そこからはまた歩き、前橋駅に向かった。

駅前にちょっと素敵な風景が見えたので、しばらく立ち止まって眺めてた。




前橋から再び両毛線に乗り込み、高崎へと向かう。




すぐに利根川を通過するが、北の方には赤城山を始めとして冠雪した山々(谷川岳辺り?)や、榛名山系にかけての素晴らしい景色を眺望することができて、この区間すごく気に入った!




高崎で一旦降りて家族への貢物を買った後は、高崎線で帰路に着いた。




一日元気に走り回った車両達も夜は静かな眠りへとつき、明朝の出番を待つのであった。

Posted at 2016/04/21 21:57:36 | コメント(2) | トラックバック(0) | 鉄道 | 日記
2015年02月01日 イイね!

煉瓦鉄道跡を訪ねて

深谷駅から利根川に向かった先に、日本煉瓦製造という煉瓦工場の跡地がある。

日本煉瓦製造は明治20年に設立され、以来、この工場で製造された煉瓦は東京駅を始めとし、赤坂離宮や日本銀行、碓氷峠のめがね橋などといった、有名な煉瓦造りの建造物に使われている。

当初、煉瓦の運搬には船を使い、利根川沿いに東京方面に運んでいたそうであるが(帰路は北海道産の石炭を東京から運搬)、風力に頼ったものでありかなりの時間を要していたことから、明治28年に深谷駅と煉瓦工場の間に運搬用の専用鉄道(4.2km)が敷設、運行された。

明治17年に高崎線(上野~高崎)が開通してから、わずか10年余り後のことである。

今回はこの路線跡を訪ねてみた。

まずはその前に旧中山道周辺を徘徊してみると、歴史が積み重ねられた味わい深い建物が多く、惹きつけられてしまう。




以下は、300年もの歴史がある七ツ梅酒造跡を改装した、深谷シネマである。




ウォーミングアップはこの位にして、路線跡の追跡を開始!

深谷駅から熊谷方面に向かって延びている以下の歩道が、路線跡である。

この先、路線跡は煉瓦工場跡までずっと歩道になっている。




駅舎を意識したのか、洒落た欧州調の結婚式場。

しばらく線路沿いに進む。




小さな川に架かっているつばき橋。

欄干の下にはガーター橋が顔を覗かせており、ここが路線跡だったことが伺える。

この辺りから左側にカーブしており、利根川方面へと進路を変える。




道端に咲くつばきが「私を見て!」、って語りかけてくる(お前、いつから花と語れるようになったの?)。




歩いて回ると、いろんなものを発見できる。




陸橋を渡り、R17を横切る。

ここで一旦引き返して、車で移動!(何だ歩き通すんじゃないのか・・・)。




この辺りまで来ると住宅街から外れ、周囲は畑ばかりののどかな風景になる。




上記写真の橋を渡ると公園があり、路線跡の歩道に平行して当時を再現したガーター橋(福川鉄橋)が架かっている。




R17バイパスをくぐり抜け先に進むと、ここにもガーター橋が。




そして、行き着いた先にあったのは、煉瓦工場跡に資料館として保存されている旧事務所であった。




資料館は無料で、中に入ってみるとボランティアなのであろうか、説明員のお爺ちゃんがいて、とても丁寧に説明して下さった(というか見学者は他に誰もいなかった)。

以下の写真がその昔、この路線を走っていた煉瓦鉄道である。




こちらはこの路線の運輸免許状で、日本最初の民間企業の専用鉄道の免許状とのこと。

私鉄第一号である。




以下は明治時代と昭和時代の、操業当時の工場の写真。

日本煉瓦製造は、深谷出身の実業家である渋沢栄一らにより設立されたものであり、煉瓦の製造に適した良質な土が得られることもあって、この地に建てられたとのこと。

位置関係からすると、右側写真の中央にある建物が、上記の旧事務所(現資料館)のようである。

煉瓦を焼くためのホフマン窯と煙突がいくつも建っており、往時の隆盛を物語っている。




現在保存されているホフマン窯は、以下の一つを残すのみになっているが、東日本大震災の影響で煙突がやや傾いたとかで、通常は一般公開されてないそうである。




本日の社会科見学はこれにておしまい。
Posted at 2015/02/01 10:44:53 | コメント(3) | トラックバック(0) | 鉄道 | 日記
2014年12月03日 イイね!

ローカル線の小さな旅

前日の二日酔い状態から立ち直ったので、今日は以前から乗ってみたかった八高線を含めたローカル線巡りをしてみることにした。

八高線はその昔、20代の終わり頃に、転職活動の時に八王子から一区間だけ乗ったことがあっただけで、それ以来、ご無沙汰状態だった。

車でたまに路線の近くを通ることはあっても、1時間に1本程度のダイヤなので、これまで車両を見かけたこともなかった。

それじゃ、まずは秩父鉄道から。

7500系に乗り込む。

この車両は東急より譲渡されたものを改造したものだそうであるが、扇風機も設置されており、外観から受ける印象とは違い、中はレトロ感が醸し出されている。

日曜ということもあって、行楽客もちらほら、適度な込み具合である。




のんびり揺られて、寄居に到着。

ちょっと時間があったので、一旦、駅の外に出てみたが、人影もまばらで、ちょっと寂しい雰囲気。

駅近くにあったポップな看板が、ちょっとイケてる。




寄居駅は先ほどの秩父鉄道の他に、東武東上線と、この後に乗る八高線が乗り入れており、以下の写真がそれぞれの路線への入り口となっている。




渡り通路から臨む、秩父方向の風景。

でも、これから向かうのは、反対方向。




八高線が到着。

キハ110系で、以前に見た小海線と同じ車両が使用されている。

小海線で初めて見た時もそうであったが、すっきりとしたカラーリングで、ちょっと爽やかローカル線って感じ!



乗客もまばらなこともあってか、学校サボって、一人反対方向に向かっている気分。

どこまでものどかな風景の中を、見かけによらず、速足で駆け抜けて行く。

高崎に近づくと、沿線からカメラを向けるマニアの姿を何人か見かけたが、結構、人気があるのかも?




30分ほど走って、高崎に到着。




ここ高崎駅は、八高線、両毛線、高崎線、信越本線、上信線、新幹線と多くの路線が乗り入れていることから、いろんな車両が見られて、結構楽しい!

両毛線の107系と、その奥にひっそりと115系。




高崎線のE231系グリーン車両。




そして、上信線の7000系。

下仁田に向かう路線であるが、次回はこれに乗ってみたい。
 




おっと、時間だ(何の?)。

撮り鉄はこの位にして、ちょっと駅の外へ出てみよう。

あれ、駅前ビブレが無くなってる・・・。

後で調べたら、イオンモールがこの跡にできるとのことであるが、どこもかしこもイオンだらけになってしまう・・・。





駅から遠ざかる方向に歩いてみる。




中央ぎんざ通り。

以前に来た時も閑散としていたが、イオンができたらどうなるのだろう?




cafeで一休み。




高崎城のお堀端を通り、また、駅へと向かう。




この後、高崎線で帰路に着いた。

しかし、クルマにしろ徒歩にしろ、とにかくウロウロすることが好きなんだと、今回改めて実感した。

なんだか、年老いても徘徊しそうだなぁ・・・。

Posted at 2014/12/04 00:22:02 | コメント(5) | トラックバック(0) | 鉄道 | 日記
2014年11月10日 イイね!

足尾銅山を見てきた(わたらせ渓谷鐵道編)

わたらせ渓谷鐵道は1989年にJR足尾線が廃止となり、第三セクターとして開業された鉄道である。

営業区間は桐生駅~間藤駅であるが、間藤駅から先の精錬所のある足尾本山駅までの区間は貨物輸送の終了によって既に1987年には休止となっており、その後、1998年に廃線となった。

足尾本山駅は本山製錬所の構内にあり、精錬所から出たすぐの所には以下のガーター橋が架かっている。





そこからしばらく行くと、トンネルが姿を見せた。




ちょっと中に入ってみた。

廃線マニアの中には、ここを通過したという強者もいらっしゃるようであるが、とてもじゃないが怖くて、せいぜい20、30mがいいところ。

そそくさと引き返してきた。

しかし、よくまあここを通り抜けられるものだと、その度胸に感心。




さらに先に進み、間藤駅近くの県道250号と交差する辺りで見られるのが、以下の風景。

線路の向こうに見えるのは、廃校になった旧本山小学校である。




廃線になろうとも、車の往来をずっと見つめている警報機。

この先も何10年と、形ある限りここに立ち続けていくのだろうか・・・。




そして、現在のわたらせ渓谷鐡道の終点となっている間藤駅に到着。

無人駅なので、ホームから降りて歩いてみた。

人の気配もなく、何とものどかな風景である。




その先に架かっているガーター橋。

写真では全然捉えきれてないが、橋の景観もさることながら、周りの風景もきれいで、なかなか良いスポットである。




時刻表を確認すると、そろそろ通過の時間が迫ってきた。

時間待ちして列車を撮影するのは初めてだが、ちょっと緊張してきた・・・。

えっ、来たよ!

あっという間に駆け抜けて行ったのは、わ89形気動車。





そして、足尾駅に到着。

時の刻みが、昭和で止まってしまったかのような風景である。





駅構内にある展示車両。

なぜか連結機や幌に目が行く。





子供の頃は走行中の列車で、写真(借り物)のような連結部の渡り板の所に立っているのが好きだった。




廃れた変電所の外観と車両が、また何ともマッチしている。




渡良瀬川に架かるトラス橋が美しい。

澄んできれいな川であるが、銅山の最盛期は、はたしてどんな景色だったのだろうか?




そして、大間々駅。

桐生発の列車がここで一両切り離され、間藤へと向かう。




かつて銅山が栄え、華やかであったであろう在りし日の光景はそこには一切なく、時代の移り変わりと共に、朽ち果てていくのをじっと待つしかない鉱山跡や遺構が残されているだけのように見える足尾。

しかし、わたらせ渓谷鐡道という途中の景観も含めて魅力的な鉄道で結ばれているのだから、現在残っている遺構を整備保存し、内部を含めて一般公開するようにすれば、歴史を伝えていく役目と共に、多少なりとも賑わいを取り戻せるのではないだろうか。

その後もいろいろと考えさせられることの多かった、足尾銅山へのドライブであった。
Posted at 2014/11/10 23:54:12 | コメント(2) | トラックバック(0) | 鉄道 | 日記
2014年10月02日 イイね!

都電荒川線に揺られて

しばらく、年賀状のやり取りだけになっていた学生時代の友人達と、5、6年くらい前から毎年2回ほど飲み会を行うようになり、場所はこれまでは新宿や池袋、新橋などであったが、今回は大塚でやることになった。

大塚はほとんど馴染みのない街だったので、地図を見てみると、JRの他に都電荒川線が通っていることが分かった。

都電はこれまで乗ったことがなかったので、この機会に乗ってみることとした。

京浜東北線を王子駅で降り、すぐ横にある荒川線の駅へと向かう。




都電荒川線は、荒川から早稲田までの約12kmの区間を走っているが、かつては23区内に多くの路線があった都電も地下鉄やバスに置き換わり、都内の路面電車としては、現在、この都電荒川線と京急世田谷線のみとなっている。

早稲田行きに乗る。




出発進行!

そういえば、子供の頃は列車の運転席のすぐ後ろに立って、前の流れ来る景色と速度計を見てるのが好きだったが、その頃から成長なく、今もあまり変わらないようだ。




荒川線を走る車両達。

7000形の車両で、左の7022号車は平成17年に昭和50年代のカラーリングを復活させた唯一の車両とのこと。




平成2年に登場した8500形。




そして、平成21年に登場した最新型の8800形。

スタイル、カラーリング共に、ぐっとモダンになっている。




王子を出て、しばらく道路沿いに走る。




飛鳥山から、専用軌道に入る。




大塚の2つ手前の庚申塚で降り、車両を見送る。




そこから巣鴨地蔵通商店街を通り、大塚まで歩いて行くことにした。




そして、大塚で再び荒川線に合流。

この曲がり具合が堪らない!




そこを駆け抜ける、オシャレな8800形。




最後に路面電車に乗ったのは、ずいぶん前に江ノ電に乗って以来なので、久しぶりであった。

さて、この後はというと友人達としこたま飲んで、なんとか最終列車で地元にたどり着くことができた。




翌朝目覚めると、裸にバスタオルだけ巻いて寝ていた。

家に着いてから後の記憶がない・・・。

その前はソファーで歯磨きしながら眠ってしまい、翌朝は口の中がミント味になったこともあったな・・・。
Posted at 2014/10/03 01:12:18 | コメント(5) | トラックバック(0) | 鉄道 | 日記

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「[整備] #86 サウンドクリエーターの遮音 https://minkara.carview.co.jp/userid/2133117/car/2696956/5118250/note.aspx
何シテル?   01/04 18:47
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