
アルファスパイダーの予備部品として交換一年半で不動になったパワーウインドリフターと前回、繋ぎ目からの水漏れで交換したサーモスタットを予備としてとっておいたので、使える様にして予備としてとっておこうと言う魂胆です。共に欠品パーツでOE品も殆ど流通しておらず入手に苦労したパーツです。
先ずは簡単そうなサーモスタットを

サーモスタットと一体にサーモハウジングを形成しており、簡単には分解出来ないので基本は一体交換です。年式によって出口に種類があり、このツインスパーク用の初期型用は基本OE品が現在は流通しておりません。かなり苦労しやっと見つけました。
これは購入時に交換したOE品?純正品?
数年前までは流通していたみたい、、、
色んな部品がどんどん欠品になります、、、
で、先ずは洗浄します。
内腔はサビで赤茶、、旧車あるあるで冷却水が茶色、、、
しっかりメンテされていれば、赤や青の綺麗な色、、、僕のも購入後にすぐメンテ入院した際に洗浄してもらい、現在は綺麗なピンクです。
でも、、サーモの中はこんなサビがしかも下側と言うわかりやすい感じで、、

洗剤で中と外をしっかり綺麗に洗います。ブラシ使ってゴシゴシと、、
外側はピンクのシミになっており、あまり綺麗にはならず、、でも、中のサビは綺麗に落ちました。
そして今回の問題児のエルボーを外します。なんと22mm、、、
流石イタリア製、、ちなみに今入っているのはイギリス製です。
でエルボーのネジ部も綺麗に清掃します。

因みにサーモスタットはこんな感じで中に収まっております。
外すとしたら右の太いパイプを外してなんだろうが、太いパイプは工具を掛ける場所が無い、、、
で、エルボーには水道用の止水テープを巻いて防水しておきます。
で取り付けると向きが合わない、、、
向きを合わせると閉まりきらない、、、う〜む、、、
そういえば、接着剤使われていたなぁ。この接着剤は樹脂をねじ込むだけだと弱いから使っているんだと思ったのですが、どうやら違うようです。向きを合わすためなんですねwww
きっちり合う場所にネジ切れば良いのに、、、
って事でやり直し

で接着剤では無くOリングを咬ましてちょうど良い所までしめこんでみようと思いますが、耐熱のフッ素樹脂を使いたいやねでモノタロウへ発注し着いってから組み直し。って事で宿題は持ち越し。
次にサイドウインドの昇降機です。
流石に使用一年半で綺麗です。
ネジを外してモーターを抜こうとしましたが、、モーターユニットとしてネジで3箇所留まっていますが、1箇所どうしても外せない。
色々しましたが本体のカシメを外さないと無理、、
カシメを壊すわけにはいかないので取り敢えずモーター部の配線などを確認します。
見た感じ配線は問題ないようですが、たまに軸を回すとガリガリ、、、

わかり難いと思いますが、ブラシが折れて挟まっていました。
バラバラと小さな磁石が、、
これを直すのは無理なんで、もったいないですがこのパーツの再生は諦めます。カシメを壊すなら、先人の方の知恵で純正品を加工修理されているので壊れた純正品を予備にします。
Posted at 2023/08/16 13:54:02 | |
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