
今年のGWは何処の山に行くか??
地震があったり腰を痛めたり・・・色々あり、結局近場?で、昨年のリベンジに行きました。
僕が最近、好きな山域です。
新潟と長野の境にある、頚城山域です。
今年は非常に雪が多く、まだまだ滑れそうでした。例年だとギリギリって感じですが。
また、4月の終わりは、アプローチの林道が除雪されて、大変楽を出来るのもポイントですww
奥多摩オフの後に、小谷の某所に向かい仮眠し友人を待ちます。
朝、友人と合流して登山口に向かいます。
本日の目指す山は、雨飾山で雨飾キャンプ場からアプローチです。
キャンプ場まで綺麗に除雪されてました。
昨年は、ここまで登ってくるのに、3時間掛かりましたから偉い楽チンです^^;;
さて、今回は夏道からアプローチし途中で夏道を離れ雨飾P2と呼ばれてるピークを目指します。
雨飾山の山頂は岩山でスキーには適さないので、一般的にはP2に登りP2から滑降されてます。
で早速アプローチします。
大海川沿いを暫く登ると・・・・・
カモシカが斜面を駆け上ってました。こいつの足を移植したいってマジ思いました。
すっげぇ斜面を軽々と登っていきました。
さて、川から尾根に乗り上げる最初の尾根に取り付きますが・・・40度位の急斜面。スキーではアプローチ出来ず板を外して、担いで乗り上げます。
雪は柔らかいので、キックステップも綺麗にきまってサクサクと。
尾根に乗り上げると、綺麗なブナ林が広がります。
夏道との別れ道やアプローチした枝尾根は非常に広いので、間違えて別の尾根に進まないようにしっかりルート確認です。
夏道を離れガシガシ登ると主稜線の尾根に乗り上げます。
やっと、本日の目標のP2が見えてきました。
この尾根を更に進んでいきますが・・・横はセッピで、片側が急斜面で時たまかなりの急斜面になり、スリップに注意しながら何とか登っていきました。
尾根を進んで行くと40度以上の斜度のトラバースがあったりとかなり緊張して、P2の下に到着しました。
そこから、超急斜面を乗り上げるなければなりません。
先頭で僕がルートを選びますが、小さいテラス状の所でこれ以上無理そうで、友達に板を担いでつぼ足で登る事を進めて、自分はもう少し頑張ってみましたが・・・・・これが間違いのもと・・・・・
トラバースしながら高度を上げますが・・・斜度が50度近くなりにっちもさっちもいかなくなり・・・・その場にしばし停滞www
キックターンも出来ないし、間違えれば500mは滑落しちゃいそうな、谷を眺め・・・さぁ困った^^;;
春で雪が柔らかかったのが幸い、板を滑走モードにして外し斜面の上に慎重に置きます。
自分の体勢を変えるだけで転落しそうですた(T_T)
そこから、アイゼンを付けた板を上に置いて、キックステップを切ります。本来なら板を担いでなんでしょうが、ストックが邪魔でその体勢で登れません・・・・ピッケルが欲しかったです・・・
で、そこからの10分間、四つんばいになりながら、スキー板を手に持ちスキーのアイゼンを利かせ、まさによじ登りました。4輪駆動を駆使してなんとか斜度が落ち着いた所に乗り上げて、深呼吸。
途端に小心者も自分は恐怖が襲ってきて、何故か安全?な場所にきて足がすくんでしまいました・・・・
取り合えず、P2の100m位下にプラトーがあるので、そこまでのスキーを履いて登ります。
主稜線に取り付いた頃から小雨が降ってましたが、一時的に止んできましたので、休憩をし今後の予定を検討します。お互いにここまでで、神経すり減らしたのとP2までは更に急な斜面を登って行かなければならないので、時間とコンディションを考えて、ここで終了としました。
残念ながら、雨飾山のピークをバックに記念写真は撮れませんでしたが、頚城の山々が綺麗にみえます。
正面に天狗原、金山、左に焼山
焼山
右に目をやると、黒姫山、乙妻山、高妻山・・・・絶景です。
結局1時間位展望を眺めて、昼食を取りました。
高妻・乙妻を激写する自分ですww
さぁ、お待ちかねの滑降です。
非常に高度感のある急斜面の滑り出しです。多分35度位?
因みに一番の急斜面は余裕が無いので、写真ありません・・・・・
全層雪崩を起こしながらwww(冗談です)
自分
樹林帯に入り尾根に沿って滑っていたら・・・凄い雷が突然鳴り響きます・・・やばい、結構近いかも・・・って事で、尾根は危ないので谷に逃げ込みます。。。。。
ビクビクしながら、降りていくと雷も収まってほっと一息。
川に降り立つと雪が割れており、狭いところでは緊張します。
なんとか無事に下山しほっと一息。
しかし、雨飾山。。。侮れません。。昨年は3月下旬に入山しましたが。。雨に降られました。
今年も・・・流石に、山名の通り、雨を飾りますねwww
来年こそはリベンジだ!!!
でも、楽しかった♪
Posted at 2011/05/03 13:37:29 | |
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