アライメント調整

先日タイヤを交換した清水町の「ペースメーカー」さんから、アライメント調整の機械が復調しているのでお出でいただきたいと連絡があり、本日午後行ってきました。

今回のタイヤ交換は、アライメント調整込みの価格です。２年前交換時にもアライメント調整を熱心に薦められましたが、新車で購入してからまだ１年しか経っていないのに、製造時のセッティングをいじられるというのに抵抗があって、パスしています。

そのときのアライメント調整無しでのタイヤ価格に対して、今回はほぼ同金額でアライメント調整付という提案があり、お願いしてみました。

入庫すると、さっそく段取りが始まります。

４輪すべてにセンサーが取り付けられます。


台上に下ろして、各輪の傾きを測定しています。

車高調整される方には必須のアイテムかもしれませんが、私ら素人には「アライメント調整」なんて馴染みがなくて、チンプンカンプンです。タイヤが偏摩耗するようなときには、やったら良いという程度の知識です。

そこで、少しお勉強しました。
参考にしたのは、こちらの「アライメント調整とは 」というＨＰです。

アライメント調整とは、主に次の３項目です。
（写真はＨＰから借用）
　　
左：【トーイン】　
左右のタイヤを上方からみると、前端が後端より若干、短くなっている。この差をトーイン（単位ｍｍ）という。

中：【キャンバー】

緑枠がＯＫ。黄枠は許容値内だが調整を推奨。赤枠は許容値外れです。
許容値は「BMW 11-F30 4X2(JPN) 18"車輪」という名称で、測定機のデータベースに入っていますが、測定器メーカーが設定したものか、ＢＭＷが指定したのかは聞き漏らしました。

測定結果は惨憺たるものです。
前輪のトゥは左右とも思いっきりＮＧです。ハの字になり過ぎており、タイヤの肩が落ちた原因はこれでしょう。

ただちに安全性に問題があるということではありませんが、タイヤの摩耗にはけっこう影響するそうです。出荷検査はキャパシティが大きいのか、新車時からＮＧというのは珍しくもないそうです。


そして調整後の数値です。当然ですが、全箇所許容値に収まっています。

雨が降る中を、さっそくテストに出かけます。

今回は、三島市郊外箱根西麓の広域農道を使いました。
アライメント調整って、顕著に効果が出るものですね。ハンドルの切り込みがすっかり軽くなりました。トゥを直した効果が如実に現れています。

ますます、クネクネ道が楽しめそうです。