
タイヤを履き変えて、ホイールアライメントを取り直して、ActiveHybri3は絶好調です。街中を走っていても、ハンドルの反応が軽く、気持ち良く走れます。木曜日(8月17日)は東京に出かけるアスパラ奥様を駅まで送り、あとはたっぷり時間があります。
こうなれば、先日途中で挫折したスカイライン巡りに出かけて、残っている宿題を片付けてしまおうという気になりました。
天気は雨または霧なので、デジイチ(ニコンD750)は一応持ったものの、レンズは24-120mmのズームだけで、三脚も面倒だからと置いていきました。
先回「
スカイラインを巡ろう(箱根編) 」では、御殿場から長尾峠に上がって、箱根スカイライン、芦ノ湖スカイラインは踏破して、伊豆スカイラインの入口 熱海峠まで来ていますので、今回は熱海峠からのスタートです。
今回の行程は、下記の通りです。
①三島→熱海峠 国道136号、熱函道路
②熱海峠→天城高原 伊豆スカイライン
③天城高原・遠笠山 遠笠山道路
④天城高原→冷川 県道112号
⑤冷川→湯ヶ島→仁科峠 県道59号
⑥仁科峠→戸田峠 県道411、西伊豆スカイライン
⑦戸田峠→沼津市内浦 謎の道

伊豆スカイラインの入口 熱海峠IC
この写真は、師匠から習ったばかりの記念写真の撮り方を実践しました。
全体の構図を決めてから、主題(この場合クルマ)を適切に置くということで、一旦カメラで構図を決めてから、狙いをつけたところにクルマを移動させました。収まりが良いでしょう。
伊豆スカイライン 滝知山園地
ここは丹那トンネルの真上ですが、既にすっかり霧に包まれています。
後方の鉄塔は霧の中です。
この先の、玄岳(くろだけ)、西丹那といった富士山ビューポイントも、まったく視界が利かず、そのまま通過しました。

スカイポート亀石
伊豆スカイラインの中間点、亀石峠ICのスカイポート亀石は、夏休み中なのに人っ子ひとりいません。けっこう雨も降っているので危険な走り方をするバイクは登場せず、とても走り易かったです。
亀石峠ICから冷川ICまでは、私が一番好む伊豆スカイラインの愁眉です。気持ちの良いカーブをこなしていきますが、アライメント調整の効果が顕著で、まったく楽々走り抜けました。いや~っ、うれしくなります。
伊豆スカイライン終点 天城高原
全線40.6km、途中には信号がひとつもありません。料金は\980-。
気持ち良く走りきりました。
ここまで来ても霧の中、料金所にも「濃霧」の警告が表示されています。
さて、一つ目の伊豆スカイランが終わったので、ついでにこの伊豆スカイランの延長部分にあたる旧遠笠山道路(県道111号遠笠山富戸線)を終点の遠笠山まで往復しました。
遠笠山
終点遠笠山には、ゴルフコースとともに登山者のための駐車場があります。
この先天城トンネル方面へは自然保護のため建設が断念されていますが、地元自治体からは観光振興に向けて建設再開の要望が出ているようです。
伊豆スカイラインから天城峠経由で河津方面につながると、伊豆東海岸を走る国道135号線の渋滞対策にもなるのですが、なかなか難しいことでしょう。
遠笠山から再び天城高原に戻ってきましたが、帰りは伊豆スカイラインに入らず県道112号中大見八幡野線で冷川に向かいます。通行料金の節約もありますが、こちらは林間をクネクネと抜ける誠に楽しい道です。
冷川ICの手前で知人の家に寄りました。
オーナーの柏崎さんご夫妻。旦那(自称 小使いさん)は元会社の同僚でしたが、一念発起されてバイクライダー向けの宿を作られました。
ご苦労も多いようですが、人生の楽しみ方を教えられます。
男女別の相部屋で安価です(1泊2食 4,800円
素泊り 2,800円 夕食 1,300円 朝食 700円)。伊豆方面にお出かけのときに、よろしければ、ぜひ使ってください。
ゆっくり1時間以上もだべってから失礼しました。

冷川から修善寺方面に向かい、途中で左折して県道59号国士峠越えで湯ヶ島を目指します。ここもアライメント調整の成果を存分に味わえるでしょう。
萬城の滝(まんじょうのたき) シャッター速度1/30秒
国士峠越えの途中で寄り道です。萬城の滝は水量豊富な天城の名瀑です。
三脚を持ってこなかったことを、ここで後悔しています。友人からは「そんなもの、いつでもトランクに入れておきなさい」と呆れられるし、写真を見た師匠には、「滝を撮るには、水量が少ないときはもっとゆっくりのシャッターにする方が良いし、これだけ水量があるならば1/300秒以上の高速で流れを止めた方がおもしろい」と散々でした。
カブトムシ型のトイレ
萬城の滝駐車場のトイレはカブトムシの形をしています。最近はどこへ行っても、トイレがしっかりしていて、たいへんにありがたいことです。
天気のせいもあって対向車はほとんど出会わないので、国士峠→湯ヶ島→持越鉱山を快調に抜けて、仁科峠に着きました。
仁科峠
富士山絶景ポイントの仁科峠ですが、ここもご覧の通りしっかり霧です。頭上の「仁科峠」表示板もやっと見える程度です。
フォグランプをつけた顔もなかなか凜々しいのではないかと、ひとり満足しています。
西天城高原牧場の家
仁科峠から宇久須側に少し下りたところに西天城高原牧場の家があります。いつ来ても閉まっているのですが、さすがに今回は夏休みで、しっかり営業しています。
天おろしそば
腹も減ったのでここで昼食。天おろしそば¥600-をおいしくいただきました。
牧場の家からの景色
食べ終わって外を見たら、霧が晴れてくれ、海が見えました。
海辺の町は宇久須(うぐす)。海は駿河湾。対岸は静岡、焼津です。

山の上の牧場で牛と一緒に
さて、再び仁科峠を越えますが、いや~寒いこと。

なんと、外気温は20.0℃です。
県道411号西天城高原線を旧西伊豆スカイライン(県道127号船原西浦高原線)を目指して北上します。先ほどの遠笠山から天城峠、天城高原を経由して船原峠まで伸ばして西伊豆スカイラインにつなげるのが、伊豆スカイラインの元々の構想でしたが、自然保護のために建設は断念されていました。1999年に天城高原で全国植樹祭が開催されることを契機に、船原峠・天城高原間に西伊豆スカイラインを延長する形で、行幸道路として県道が建設されました。天皇陛下のお陰で作ることができた区間です。
船原峠からは、本日の大きな目的である西伊豆スカイラインを楽しみました。

西伊豆スカイライン 戸田駐車場
まだまだ霧の中です。
ハンドル操作が軽やかになったことに加え、カーブはしっかり減速して、立上りは思いっきりActiveHybrid3の加速(最大トルク45.9kg-m)を発揮させるという走り方に徹したら、誠にスムーズで気持ち良い走りになり、あっという間に西伊豆スカイラインを走りきってしまいました。
金冠山トンネル
戸田峠には、西伊豆スカイラインの正面に謎のトンネルがあります。道路標識には何も案内されていませんが、通れるのか前から気になっていました。
よく見れば、「この先大型車通り抜けできません」「冬期凍結のため全面通行止」とあります。と言うことは、夏場のいま、乗用車なら問題無さそうです。
よし、探検してみましょう。
あきらかに、西伊豆スカイラインかそれ以上の規格で作られています。恐らく西伊豆スカイラインの延長部分として作ったものでしょうが、その後管理されていないようで、路肩の草は伸び放題です。
県道には指定されず、管理は沼津市のようです。
けっこう続いた立派な道は突然途切れ、狭い林道で大型車通行不可になります。しかし交通量は少なく、しばらく走っていると海沿いの木負(きしょう)に下りることができました。従来、戸田峠→真城山→古宇→木負と遠回りしていましたが、これは使えそうで今回の収穫です。
木負から三津(みと)へ向かったら、なにやら奇抜な格好の若者がたくさんいます。

そうです、ここは沼津市内浦。
ラブライブ! サンシャインの聖地巡礼です。
こんどは、ゆっくり写真を撮りに来ようかしら。

走行記録(17.8.17)
霧に囲まれて、景色はまったくダメでしたが、涼しくて(寒くて)、道は空いていて、その分走りはしっかり楽しめました。
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伊豆 | クルマ
Posted at
2017/08/20 00:26:24
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