愛車ActivrHybrid3は、9月16日(土)に車検を完了しました。
9年目経過して走行距離は115,051kmになりました。
7月にディーラーに寄って事前チェックを行い「オイル漏れもありませんので、多少の追加項目を入れても20万円以内に収まりますよ」なんて安心させられていたのに、8月に入庫して作業を開始したら次々に不具合が見つかって、予期せぬ大規模補修となりました。その辺の顛末「
9年目車検は大混乱 」にて報告いたしました。アスパラ自身もここ1年間で、急速に体が衰えてきましたが、愛車ActiveHybrid3も10万キロを超えて各所に衰えが現われたようです。
今回の入庫で要した費用です。
車検で当然かかる「基本」部分の他に、エンジンオイルの交換とスパークプラグ交換は覚悟していましたがそれでは収まらず、車検を通すには、
エンジンで「オイルフィルターハウジングオイル漏れ」
「シリンダーヘッドカバーオイル漏れ」
足回りで「左右プルストラットグリス漏れ」
伝達系で「トランスミッションオイル漏れ」
の対策が必要と宣告されました。
後で調べたら昨年の12ヶ月点検(「
8年目の点検整備 」)の際、「エンジンオイルパンより、エンジンオイルの滲みが有りました」「来年の車検時に点検させて頂きます」と記載されていたので、その辺は覚悟しておくべきでした。
【車検基本費用】
2年前に比べて、自賠責保険料が安くなっています(20,010円→17,650円)。
発煙筒は当然期限切れで交換でしょうが、今回びっくりしたのは発煙筒ではなくなって非常信号灯に変わっていました。発煙筒のように期限切れで捨てなくて今後は電池交換だけで半永久的に使えます。
【エンジンオイル、エレメント交換】
いつもながら、いいお値段のエンジンオイルです。
今回は随分長い日数交換していないと思っていましたが、前回交換から距離は11,346kmなのでちょうど良いタイミンクでした。
【スパークプラグ交換】
これは5万km毎の交換推奨だそうです、前回交換から6万kmを超えましたので素直に交換します。
工数の単位は15分なので、6本の交換に3時間15分ということです。
なかなか大変な作業です。
【オイルフィルターハウジングよりオイル漏れ】
オイルフィルター取付面のシールを交換ということですが、これは作業時間が9時間という大工事です。
【シリンダーオイルカバーよりオイル漏れ】
こちらも8時間という作業です。狭いエンジンルームにエンジンと配線配管がぎっしり詰まっているので、作業は大がかりになるのでしょう。
結構なお値段のシリンダーヘッドカバーはエンジン上部を覆っていますが、樹脂製なので年月とともに変形して、シール性を確保するにはこの大きなカバーを交換しなければなりません。10年で交換する
のは当初からの想定のようです。
【トランスミッション オイル漏れ】
ハイブリッドだからでしょうか、作業時間が1時間追加され4時間半になっています。
これもオイルパンそのものを交換しています。
各測定値も確認します。
[ブレーキパッド、ディスクの測定]
今回の計測値を過去データと並べましたが、まだ当分は大丈夫そうです。
[タイヤ溝測定]
後輪が3,3mmというのが気になります。
アスパラは3mmを目安にしていますのでもう交換時期です。
でも保安基準では1.8mmらしいので、さあどうしたものでしょう。
前回交換から既に23千km超走っていますので、距離的にも替え時です。
近々また20万円超の出費があるというのは、大いにつらいことです。
その他にも、レポートには数項目の予告編が記載されています。
「ベルトテンシャナー」は交換推奨時期を大分過ぎていますので次回は逃げられそうもありません。
「右ドライブシャフト&デフ部オイル滲み」というのも時間の問題でしょうか。
車検だけでなく大規模な補修が加わって大きな出費になったと嘆きましたが、高齢車を快適に走らせるためにはそれなりの費用がかかるということです。
勉強になりました。
新しい車検ステッカーを貼ります。
いままでは視界を妨げないようにバックミラーの陰に貼っていたのに、7月から国交省指定の張付け位置が変わりました。
「運転席から見やすい位置」「車両中心から可能な限り遠い位置」というお願いですから、ミラーの裏ではダメだよということです。
「有効期間満了日」を意識させたいという狙いらしいですが、大きなお世話です。ディーラーからしっかり車検予約のお誘いがあるだろうに、車検を忘れる人がそんなに多いのでかな。このお願いはどれくらい強制力が
あるのでしょう。
運転席から見るとこんな具合で、少し慣れても正直鬱陶しいです。
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BMWアクティブハイブリッド3 | クルマ
Posted at
2023/09/30 18:23:25