
昨日(6/22(木))は、戸田(へだ)に夕景写真を撮りに行きました。
私がおつき合いいただいている写真の先輩達は、風景写真に熱心な方ばかりで、すばらしい写真をたくさん撮っていらっしゃいます。
その方々に言わせると、写真に向き合う私の態度はまったく論外のようです。
風景写真は、なにより良い場所を知って、そこへ良い条件の時に出かけることが絶対条件です。まったくあたりまえの話ですが、その良い条件の時というのが難儀です。空気が澄んで、光がやわらかくて、霧が漂って雰囲気があるというのは日の出前になり、いまごろ(6月)では家を2時頃に出かけたり、前夜から現地で泊まり込むという迫力が必要です。
朝起きるのは8時頃ですと正直に白状すると、そこで先輩達とは会話が途切れます。
風景写真を撮る人は日が登ったら、日中は寝ているものだそうです。
風景撮りのために、生活態度をあらためるかもしれませんが、それはいつになることやら。
風景のもうひとつの狙い目は、日没前後です。
これなら、まだしも私の生活パターンでも対応できそうで、昨日はめずらしく夕方からお散歩を始めました。
狙いは、沼津市の最南端で伊豆西海岸の戸田です。戸田は沼津市ではありますが、三方を急峻な山に囲まれ、昔は沼津からの船が生活補給路で、完全に陸の孤島でした。いまは修善寺から戸田峠を越える県道18号修善寺戸田線がメインルートですが、この道は急坂、急カーブの連続で、そこを戸田の血気盛んな漁師さん達が飛ばしまくっていきますので、慣れない方は、きっとびっくりされるでしょう。

さて、昨日の最初の目的地は、戸田の入口にある「はかま滝」
行ったことがなかったので、どんなものかと立ち寄ってみました。

隣接してオートキャンプ場がありますが、この時期は閉鎖されており、周りには人っ子ひとりいません。
前日の大雨で、道路には枝が散乱しており、こんなところで遭難したら、しばらく見つけて貰えないかもしれないと、心細くなりました。
県道に戻って戸田へ向かうと、入口に

道の駅「くるら戸田」があります。
「くるら」は沼津弁で、「来るよね」と誘っている言葉です。

くるら戸田
なかなか立派な建物です。地域のコミュニティセンターです。

お風呂も完備
夕方だったので、近所から家族連れがどんどん来ていました。
昨日の最大の狙い目は

夕映えの丘
海岸にぶつかって右折し、県道17号(沼津土肥線)を少し行ったところです。

こんな具合に戸田漁港を囲む御浜岬(みはまみさき)を見下ろします。
この延長線上に日が沈んでいる写真を見たのですが、それはどうやら冬のことのようです。日没近くまで粘ってみましたが、もっと北側の空が明るくなっているようで、もう少し登った出逢い岬に場所を変えてみます。

出逢い岬
ここはトイレも完備し、よく整備されたポイントです。

ピンク色の富士山に出会いました
富士山まで期待していなかったので、超ラッキーです。
やはり、少しでも条件が良い時を狙うのが基本のようです。
昨日のドライブ

出発が16時で、帰着が20時21分。普段と違う時間帯でした。
燃費が悪いのは、運転の仕方です。楽しんじゃいました。
Posted at 2017/06/23 20:11:22 | |
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