『コンコン』
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「ふぁぁ~い」 (σ_-) .。o○
眠い目をこすりながら返事をする男
女性の声で
「おはようございます♪*:・'(*⌒―⌒*))) スペシャルスマイル 昨日はよく寝れましたか?」
”いや まだ寝てるとこ 起こされたんだけど・・”
男はそう思ったが、その笑顔には「はいぐっすりと・・」(ρ_・)と返事をするしかなかった
携帯を覗くと6時
夏場の「監督」のときはこの時間は外が明るくなるので、男も5時に目が覚めていた
が、外はまだ暗い 十分夢の中にいてもいい時間だった
そのまま 体温、血圧、血中酸素を測定される
特に問題はない
昨日と同じ若い女性看護師さんだ
昨日は採血のとき、腕に3回針を刺された
この男、血管が細い上に硬い
針を刺しても、血管が「するん♪」と逃げるのである
その後で血圧を測定しても110/60と標準値であった
何回針を刺されても動じない 慣れたものである・・・
てか 昨日は採血の最中に仕事の電話をしていた。
体温、血圧、血中酸素の測定のあと、ベッドで横になるが目がさえてしまって眠れない
テレビもこの時間、面白い番組はない
しばらく パソコンで仕事をしていた
外もかなり明るくなってきた
とはいえ 駐車場の水銀灯はまだ点いている
重機も眠ったまま
今日もたくさん働くのだろう
そして 8時
男は「現場」を「監督」しながら
朝ごはんを食べていた
今日は、昨日から装着している測定機器を外す以外、特別な検査などの予定は入っていない
「う~ん どうしよう・・・」
仕事は仕事としてやることはある
それとは別に男が思うことも
それは
「現場見学」である
初夏の7月、紅葉の10月と「監督」をしてきたが、「現場」へは行ったことがなかったのである
やはり広い
市街地には雪などないが、やはり冬のシーズンである
北向きの法面には根雪が残っている
10月には大型ダンプが砂の運びだしで行き来していたが、いまはその動きはないようだ
ん??
この男 勝手に施設を抜け出してもいいのか?
いや 基本的にはダメなはずである
「むふ♪」
男は男の『監督』から外出の許可をもらっていた
「エクスちゃん 久しぶりぃ~♪」
いや 昨日家からここまで乗ってきただろう
昨日の今日である 久しぶりなわけがない・・・
こうして 男は「現場見学」のあと、愛車とともにどこかへ走り去って行ったのであった・・・
つづく
Posted at 2015/01/20 17:06:09 | |
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