久々に使ってみた

若者にレンタルするダンパー。




何度も何度も仕様変更したダンパー。

懐かしい。

サーキット走行を楽しみたい若者にレンタルした。




もう使っていないので、どこにあるのか探した。

元々付いていた、ミドリのダンパーよりサーキットは良いと思う。

交換してから少し試走させてもらった。

何とも懐かしい乗り味。


今回取り付けたのはAP2なので、マイカーが取り付けていた頃より、ボディのしっかり感はある。（当時のマイカー）




車両側にも要改善点があるのですが、色々思い出す乗り味。

価格帯から考えると良かったダンパーも、今乗ってみると、それでもまあまあ。

価格が高いから良いとか安いからダメとは思わない。しかし、イイなーと思ったらダンパーは、なかなかの価格がする。

よく動いてショックを吸収し、それに踏ん張りもある。こんな理想なダンパーは、なかなか無いんですよ。

安いダンパーは、硬いオイルで誤魔化している感が多い。
ヌメヌメ動かして、アタリを丸くしているけど、連続ギャップを追従できないんですよね。

微低速領域でキレイに減衰が発生するダンパーは、ピストン、シム、オイル、ノウハウなどなどやはりコストがかかる。
硬いダンパーオイルは、ダンパー油温が上がりやすく、減衰の変化もかなり大きい。海外の安いダンパーもこの傾向。

しかし、海外高いダンパーなどの初期コストがかかるダンパーって、結構安くオーバーホールできたりする。

シャフトとかシリンダーだけ交換とか、丸ごと交換しなくて済むので、一生モノとして使える。

あと、やはり減衰の出し方が、作り手のノウハウで大きく左右される。

また、その作り手側がどんなステージでどんな車種でテストをし反映させているかもかなり重要。

〇〇段調整！締めたらサーキット、緩めたら快適街乗り、、、はあり得ないんですよ。
（個々の感じ方で我慢できる範囲は違うので様々）

最初は安いダンパーで走り込んで、不満点がわかり始めたらハイグレードなダンパーにしても良いと思う。

イイモノはお値段もイイ。でも、宝の持ち腐れにならない様に、自分磨きが必要ですねー