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2025年09月08日 イイね!

数年ぶりに駆動系ギヤオイルの検討

今年のS208は結構乗ってしまった。理由は弄り徘徊、試走ですな。
車検前に点火系でCUSCO製ダイレクトイグニッションコイルに手を出し、続けてADVANCEのハイエフェンシーオルタネーターを交換したんだが、効果は今一。ついでにヒューズ交換した時に、何となくだがエレクトロニクス系を弄っても、フリクションロスが変わることに気が付いたのだ。点火系は燃焼系、オルタは発電負荷、ヒューズの交換は導通抵抗、交換後にECU学習が介入し、良くも悪くも燃費が変化する。オルタを交換すると必ず燃費悪化し、ECU学習で良化方向へ戻ってくる。これを知らんかった爺は、リブベルトのテンションを張ったり緩めたり、余計にドツボにはまって徘徊を繰り返してしまった。
AUDIにはオーバーランニングプーリーが採用されている事は承知していたが、これをS208へ流用してみたら、これもリブベルトのテンションの張り方で燃費が変わるじゃないか。フリクションロスを発生させない為には、D整備の張り方はダメ一般機械同等の張りじゃないと性能が生かせなかった。
ベルトが鳴くまで緩めて、鳴かない状態がベスト。ベルトを弾いて弦楽器の様な高い音がするのは燃費悪化、めいっぱいベルトを押したたわみが10mmぐらいでベルトが鳴かない状態だと燃費は1割良くなった。←冷間時調整ね。暖機後は軸間距離が広がるのでテンションは更にビンピンの張り方向になる。
オーバーランニングプーリーを如何に空転させるかで燃費は良くなる。緩めすぎるとオルタとベルトが等速に噛合った時のガクンの衝撃が気になるし、ベルト鳴きが発生したり意外と奥が深かった。
オルタのフリクションロス軽減を弄り倒して、同じベルトで駆動されるパワステポンプもオイルを軟粘度化したら更にフリクションロスは軽減できる。ベルト鳴き対策で勢いが付いてPSF交換まで至ってしまった。3年前に検討していたPSF、CHF11Sへ交換するとフリクションロスが軽減されたと体感できるが、燃費は悪化後良化する。やっぱりフリクションロス軽減とECU学習は関係していると思うのだ。補機ベルトのテンションでカム角タイミングって変わるのか?。まあいいか。
S208のフリクションロス軽減は駆動系オイル、EGオイル、LLC廻り、補機周辺とやり切った感があるのだが、同じ2LAWDターボのS1とS208の燃費は雲泥の差がある。前置きが長くなったが、爺が思うには駆動系の違いが大きいのでは、そこで本題に入って、まずはS1とS208の比較から。

  S1             s208
パワステ=電動         パワステ=油圧式
エンジン            エンジン     
 ↓               ↓
ミッション経由         ミッション(トランスアスクル分岐)
(75W,GL-4,2.3L)       (75W-90,GL-5,約4.1L)
 ↓               ↓
フロントデフ分岐        プロペラシャフト
(75W-90,GL-5,0.95L)      ↓  
 ↓              リヤデフ
プロペラシャフト        (75W-90,GL-5,約1L)
 ↓
ハルデックスカプリング
 ↓
リヤデフ
(75W-90,GL-5,1.1L)

S1はクワトロ、S208はコストダウン版のトランスアスクル方式、両者を比較してトランスアスクル方式はミッションとフロントデフが一緒で部品点数が少なくなる。しかし同じオイルで潤滑される為、トランスアクスル式は大抵はGL-5規格、だから動力は沼田ではフリクションロスが多く、それに対しS1はミッションオイルはBRZと一緒のGL-4、浅田で変速、小さい沼田を経由して駆動は前後輪へ分岐される。
大きい沼田と小さい沼田、数年前までニュルではVABはAUDI、RS3に苦戦していたが、このフリクションロスが原因だと爺は思うのだ。タイムアタックではRS3は8分台突入でSTIは9分を切れなかったと記憶している。
現在、S1とS208の弄りが止まってしまったが、もう一度、最新の駆動系ギヤオイルを検討しようと思ったのだ。←CHF11Sを調べていてこう思ったのね。
「シャパシャパなオイルで何か良い物無いかな。」とWEB徘徊してたら、こんなのを発見した。


Lubross G-spec70w-80 写真はamazonからの引用ね。R-specもあるが超高級、粘度データは無いし、食わせ物かと思ったら、余計に手を出しずらい。どうしましょ。

商品の説明
<ルブロスギヤオイルについて>
特徴としてルブロス独自の特殊技術による新ベースオイル「ナノパフォーマ」の採用
●密着性能
ミッションのシンクロの動きを助け、シフトフィーリングを改善します。(但し、摩擦調整剤では無いため、シンクロを滑らす事は無い変わりに、L.S.D.の作動音を抑える効果はありません。)
●クッション性能
オイル分子の結合力が強いため、高負荷・高温時にオイル分子が切れにくく、オイルの劣化がしにくくなります。その為、常にギヤオイルとしてのクッション性を永く保つ事ができます。

<Gスペックの特徴>
ナノパフォーマを配合し、ベースオイルにノンポリマー100%化学合成油を使用。ジムカーナ・ダートトライアル・スプリントレース等の使用状況を考え、L.S.D.の作動状況を最大限に引き出す様に考慮し製品化されています。

耐久性
■■■■
極圧性
■■■■
油膜保持力
■■■■
※L.S.D.非対応
SAE:70W-80
API:GL-5
ベースオイル:100%合成油 ノンポリマー ナノパフォーマ配合
荷姿:1L缶

※画像はイメージです。実際にお届けする商品は最新のデザインのものになります。
※製品改良などに伴い、一部仕様が予告なく変更されることがあります。

以前から気になっていたオイルだが、API規格がGL-5になっている。以前調べた時はGL-4だったと思う。※印の仕様が変わったのか?。
80番は100℃の動粘度、70Wはウィンター性能、75Wより低温時は柔らかいと言う事は、ATFより柔いのだ。何か知らんがナノパフォーマって極圧性で粘度指数も高そうに思えた。早速試したいが、効果が無かったらどうしましょ。

S1は近々にハルデックスオイルとフロントデフオイルの交換を実施する予定。
そこで調査も兼ね、土曜日に知り合いの車屋さんの2柱でS1を上げてみた。どうにかDIYで行けそうなのでオイルを調達しましょって、S1を降ろす前にそう言えばこの車屋さんで以前使ったSUZUKI純正の75Wを預けてあるのを思い出した。
店長さんに「前、交換したギアオイルSUZUKIのエクスターってある。」って聞くと、店長さんはどこからかOIL缶を出して来て、揺すりながら「半分ぐらいかな。」と手渡してくれた。
折角なので規格外だけど75WのGL-4を入れちゃいましょ。とフロントデフオイルを交換することにした。

店長さんに道具をお借りして交換開始、作業時間は20分ぐらいでした。
店長さんにお礼を言って、早速試運転に出かけました。初感は「車体が軽い。」自宅へ帰っていつものテストコースを徘徊してみて2発目は、車載計の燃費が数%上がってるのに気が付いた。帰路では更に5%近くまで上昇した。
翌日の日曜日に買い物へ行ったが、やっぱり若干燃費が良くなったと感じる。これもまたECU学習と関係が有るのか、昨日より車体が軽いし、良く滑空する感じ、燃費向上は5%UP確定となった。たった900CCのOIL交換で、これは軟粘度化決定だな。沼田を浅沼に土地改善だな。そのうちLubross G-spec70w-80を調達してみようと思う。
当然S1が人柱、良ければ即座にS208へ投入しようと思う。S1のフロントデフオイル交換で5%向上なら、S208ならミッションオイルで10%は燃費が上がると思うが、エクスターの75WとG-spec70w-80の粘度が同じ条件の話。S1の感じからS208は凄く変わりそうだな。
妄想ではあるがニュルでRS3に負けた原因を爺が検証してみようと思う。
Posted at 2025/09/08 18:33:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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