2024年01月23日
新年はすでにあけました。もうすぐ立春です。
まずは元旦の能登半島を震源とする地震により被災された方々には心よりお見舞い申しあげます。被災された皆様が平穏な日々を取り戻せることをお祈りすると同時に、一日も早い復旧を果たされることをお祈り申し上げます。
年が明けて過去のブログを読み返したが、最近はクーラントばかり書いてるが、間違えだらけ、今はクーラントについて当時と考え方が少し変わったので、ちょっと病的に思うかも知れませんが、またクーラントの記載です。歳をとって爺はしつこい病かもね。そのうち毎日同じことを繰り返し言う様になります。
交換周期のあるエンジンオイルでさえ、現在使用のGRオイルへ辿り着くまで3年掛かった。そんで今はクーラント。プレオのクーラントを弄り出したのが、2021年の秋、それから既に3年目である。
3年前に記載したことを今読み返すと嘘ばっかりで正直恥ずかしい。間違えだらけである。過去の訂正も兼ねてクーラントとフリクション軽減でわかったことを箇条書きしておく。
①過去は冷却効率は水>プロピレングリコール(以下PG)>エチレングリコール(以下EG)と記載していたが、前出の順番は熱伝導率又は比熱での比較である。強ち間違えでは無いのだが、この方向で弄るとプレオとBRZはオーバークールになった。→希釈濃度を薄くすると必ずチョイノリ燃費は悪化する。
爺はフリクションを軽減するために弄っているのが、動粘度は水<PG<EGの順で、(←3年前の記載ね。)水に近いほどフリクションが軽減出来ると考えていた。→3年前のこれも間違えだった。
流体は粘性が強いほど動き出したら止まらない。慣性保存の法則じゃないが、EG濃度が濃い方が燃費は良くなるのだ。
PGは動粘度に爺は疑問があるので後出しとするが、冷却効率と吸熱効率は水<EGが今の考えである。
熱伝導率は水を1とした場合にEG50%は74.4%と劣る。しかし流動性は水を1とした場合の比較は、EG50%は4倍以上ゆっくり流れる。だから今の考えは吸熱性能、冷却性能はEG50%の方が良いのである。又、保熱性より暖機時間は短縮し、通勤燃費は段違いに良くなる。長距離燃費は微差ではあるが、エンジン温度と油温はオーバーヒートしない条件で上げた方がフリクションが軽減していると思っている。←みん友のへっから仕事さんのケイマンGT4の記事を見て考え方が変わったのである。
https://minkara.carview.co.jp/userid/1831343/car/2783354/6471080/note.aspx
ポルシェのマネージメントは水温≒油温を管理し、スポーツOFFで105℃、スポーツONで87℃へ切り替える様である。同じ水平対向エンジンでもスバル車と比較してポルシェの方が凄い。
②高開弁圧のラジエターキャップへ換えるとクーラント圧が高くなり、流速が上がってフリクションを軽減できる。①で言った事と矛盾しているのが加圧によりクーラントの流れはより層流。逆の場合は乱流が起きてキャビテーションが発生しやすくなる。アウディS1のクーラント漏れで内圧が下がってキャビテーションを起こし、オーバーヒート気味になった事より、まんざらなでもないと考えている。この時に、欧州車のLLCはPG系では無いと悟ったのである。よってWEB上の欧州車=PG系は大間違えで(EG+グリセリン)系だった。←グリセリン配合が日本車用とはちょと違う。
③PGとEGを比較すると、熱伝導率と比熱はPG>EGで間違えないのだが、EGを1とした場合のPG比は103〜107%と大差は無い。動粘度は皆さんが書いてあるのを参考に、EG比でPGは93.2%の動粘度だから熱伝導率と流動性より性能差は粗一緒、だから入手性の良い毒の方で弄ってきたのである。
この時、もう一丁判断材料がありました。
https://minkara.carview.co.jp/userid/2283508/car/1785147/6610601/note.aspx
プレオの冷却水を99%以上精製水へ希釈法で行った。そしてPGとEGのどちらの不凍液を選択しようかと調べた時、三協化学のPGとEGのSDSを比較してました。
PG99%、粘度mPas@25℃=48.6。EG99.5%、粘度cP@20℃=23.5。
温度条件と単位が違うが、1mPas=1cPなので、粘度は@25℃<@20℃を考慮するとPGは2倍以上流動性は悪い。だから前出の(EGを1とした場合のPG103〜107%)←これもフェイク情報じゃね。よって最近はPGも再検討し始めているのだが、EG系からPG系へ100%移行するには不可能。微量は混ざってしまうけど悪影響はないのか調べてました。
PG&EG&混ぜるでググってみるとどこぞの整備士さんが意図的に50%混合で社用車を運用している記事を発見しました。結果は運用2年目では問題は発生してないみたいです。だから混合すると凝固する。←これもフェイク情報だな。
混ぜるなと言われると混ぜたくなるが、どうしましょうか。←今年、爺は実験しましょうか。
④クーラント濃度が濃い=pHは高くなる。←燃費が良くなる。ググってみても間違い無さそうなので、今年もpH向上は続けていこうと考えます。
EGクーラントやEG系添加剤、復活剤でMSDSでpHが高い品は実験的に継続的に試そうと考えてます。目標はpH値8.5以上、今年は達成したいです。
何だか過去のブログの間違えの箇条書きなのか、爺の今年の抱負なのか、良くわからなくなってきたのでお終いです。爺はおたまじゃくしを一杯飲んで書いてやがると思ってね。←おたまじゃくしは日本酒の銘柄なのね。
Posted at 2024/02/01 19:14:07 | |
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