ゴッドハンド

先週末の土曜日に奥様の母親が大動脈瘤破裂（まだ少しずつ漏れている段階）で入院しました！

近くの病院から大学病院に搬送されて高度治療が出来る緊急外来に入院してICUで検査してやっと詳しい病状がわかり、対策を考える頃には日曜日に日付が変わる頃でした
母親は既に13年前に一度バイパス手術をしているので難しい病状のようでした

奥様の兄夫婦がついていましたが私と奥様も病院に急行

オープンの手術は危険で成功しても血栓が脳に飛んで脳梗塞になって植物人間になる可能性が大なのでステント手術が安全で可能性が高いということになりました

その病院にもステント手術をする名医がいるのですが日曜日の昼過ぎに出勤するとのことで一刻の猶予もならない状態でした

夜中の2時頃から東京近郊の名だたる大病院や大学病院に病状と既往症を話して受け入れてくれるか聞いてもらうが全て受入不可能との返事

日本で一番ステントの手術をしている病院でも難しいと言われて受入不可能ということで兄夫婦と奥様で話し合いして本人の希望もあったので、手術は行わずに緩和ケア＝終末期治療に切り替えることにしました

そして私と奥様は一旦朝6時に帰宅して奥様が昼過ぎに来る名医に一縷の望みを託して再度お昼に病院へ

その名医は病状と資料を見て「直ぐにやりましょう」と声を掛けて15分後には手術を開始

オープン手術なら10時間は掛かる手術をわずか4時間で終了し成功しました

まさに「ゴッドハンド」

良く番組等で取り上げていますが本当にいるのですね

私も奥様も東京の名だたる病院が全て無理との判断を下したのだからもう無理だと思っていましたが逆転ホームランという感じです

病状的には1-2日程度しか持たないとか長くても1週間と言われて居たのに1週間程度で退院出来るようです

最後まであきらめちゃ駄目ですね