
7月16・17日に南徳島と東高知を旅行しました。
もちろんA6 で走破です。2日間で約680km走りました。
今回の旅行の目玉はDMV(デュアル モード ビイークル)、道路と線路双方を走る乗り物です。関西のテレビではよく放送されていますので一度体験してみたくて。
16日早朝、6時前に自宅発。7時前に大阪・神戸を抜けなくては渋滞に巻き込まれます。
途中徳島市内を抜けるのに少々時間がかかりましたが、ほぼ順調に。
【阿波海南文化村】
10時20分ごろ到着。
ところがところが、文化村は本日は休館日!
入口から。
DMVの停留所。ここが始発です。
しばらく待っているとDMVが来ました。バスモードです。
【DMV】

マイクロバスに鼻をくっつけた感じ。
DMVは阿波海南文化村から道の駅宍喰温泉までを毎日運行、さらに休日には一便は室戸まで運行します。
次の阿波海南(停留所)駅で鉄道モードに切り替わります。
線路の上に跨って、車輪が下りて車体前方が持ち上がります。その後後輪が下り、車体後方が少し持ち上がります。

乗客はその様子をリアルには見れません。社内のモニターでその動画が放映されます。
でもここは無料で撮影できますので、後で来よう。
列車モードで4駅間走ります。
甲浦(かんのうら)駅でまたバスモードに戻り、海の駅東洋町に。高知県です。
【海の駅東洋町】
ここは終点ではありませんが、終点の宍喰(ししくい)温泉は今夜泊まるので一つ前のここで下車。
ここで昼食を。
高知と言えばカツオのたたき。
ここは白浜海水浴場に隣接していますので、オープン席もあります。
食後、柚子ソフトを。
浜辺には人影が少ない。

昨日まで3連休だったからなあ。おまけに今日は天気が今一つ。時折にわか雨が降ります。
四国の太平洋側なので津波避難タワーが。
タワーの上から。
此処の一角に種田山頭火の記念碑が。

放浪の俳人、種田山頭火が昭和14年11月4日、四国遍路の途中に甲浦に来て一泊しました。記念碑は、当日の日記の全文と俳句をきざんでいるそうです。
ここからこのバスで阿波海南文化村に戻ります。

その後はクルマで回ります。
【阿波海南駅】
A6で最初に向かったのはDMVのモードインターチェンジである阿波海南駅。

ここはJR牟岐線の終点でDMRと接続しています。(かつての牟岐線の4駅間が廃止となりDMRに)
モードインターチェンジを撮影できます。
冷暖房完備の休憩室も。
モードインターチェンジの様子。上左→上右→下左→下右。開始してから1分30秒程度で完了します。

車輪がちゃんとレールに収まっているかドライバーが目視して回ります。
それから近辺の見どころを。
【水床(みとこ)湾の風化穴】
狭い道を通り海岸に。

波の音で中からポコポコという音が。
絶景の海岸。
高知県東洋町に入り、
【甲浦東股(かんのうらひがしまた)番所跡】
土佐の国と阿波の国の境にある番所跡。
【江藤新平遭厄の地碑】
江藤新平は、廃藩置県を唱え幕末の近代的な法体系も導入するなど、民に耳を傾ける近代化政策の立役者でありながら、「佐賀の乱」に巻き込まれ国政の反乱者とされた。再起の望みを持って佐賀から逃れたが、ここ東洋町・甲浦の地で捕縛される。江藤が残した功績を称え、奇しくも甲浦が捕縛の地となってしまったことを歴史に刻む石碑が、現在甲浦地区の戦没者を慰霊する平和塔敷地内に遺る。
(案内板引用)

見難いですが、「江藤新平君遭厄地」とあります。
明治の初め、江戸を東京と改めたのは江藤新平だそうです。私も司馬遼太郎の「歳月」を読む機会があり彼の生きざまに胸を打たれましたので、偶然この場所を発見し感動しました。
【宍喰浦の化石漣痕】
【道の駅 宍喰温泉】
午後4時になりましたのでホテルのある道の駅 宍喰温泉に。

立派な洋館みたいですがトイレです。
道の駅の中に意外なものが。
外にも。

尾崎将司はここ宍喰の出身でした。
【ホテルリビエラ】
道の駅の左隣に今夜泊まる、ホテル リビエラが。
ロビー。
部屋も広い。
5階にはベランダがあります。
目の前には太平洋。
夕食はこんな献立。

家人とシェアしましたが海の幸がおすすめかな。
翌朝、窓から。

いい天気です。でも暑くなりそう。
朝食。

今時珍しく非バイキング。
今日は東高知、室戸近辺の観光を。
途中で見た夫婦岩。

でも入り口を封鎖。
室戸岬に近くなるとこの像が。

青年太子の像。土佐は修業の地です。
【山頂展望台】
室戸スカイラインの山頂展望台に。
頂上に。
山頂ではあっても岬の端ではありませんでした。
【最御崎(ほつみさき)寺】
四国八十八カ所二十四番札所の最御崎寺に。
十一面観音像。
本堂。
【室戸岬灯台】
すぐ近くにある室戸岬灯台に。
全景。

ちょっとしょぼい。全こう14.1m。室戸岬の自然の高さを生かしています。
【津照寺】
次に二十五番札所、津照(しんしょう)寺に。
長い階段。
本堂。
【金剛頂寺】
二十六番札所、金剛頂寺に。これで室戸市内の3つの札所をお参りです。
本堂。
【室戸岬】
室戸岬に戻り。近辺を散策。
中岡慎太郎像。
褶曲した岩が多い。
【むろと廃校水族館】
廃校となった小学校跡地に水族館があるというので。

かつて学校で使用した備品なども共存です。
ボラの餌やり体験。

すごい群れが一斉に。
エイ。
外のプールにも。
手作り感満載の水族館でした。
こんなものも。

モリの先は尖ってないですね。かつて小学時代、国語の教科書で平頭モリの話があったな。
この後 、東洋町の海の駅で昼食を食べ帰路に。
南徳島、東高知はあまり回ってない場所でしたが、これで四国はほぼ完走です。
Posted at 2024/07/19 10:54:24 | |
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