
今日も母と行ってまいりました。弁天座。
今月の舞台を務めるのは、「剣戟はる駒座」
若き座長、津川鵣汀(らいちょう)が率いる一座です。
Audiに載って行き、劇場の前で母を降ろします。
折角なのでAudiと劇場とをカメラに収めようと思いました
が、人が多すぎてだめでした。Audiは近くの駐車場に。
今日はお客さんが多そうです。劇場の中には一座の紹介が。
先ずは昼食を。まだ11時20分頃ですが、ショーは12時から3時過ぎまでぶっ通しです。
今のうちに食べておかねば。1食580円也、良心的です。
今日は珍しくショーの前に前座(と言っても副座長が)の軽妙なトークを。
12時。ショーの始まりです。先ずは顔見世ショー(オープニングとも)。
そして座長も。
艶やかな美しさ。
約40分程度の顔見世ショーのあと、お芝居です。
本日の演目は「人の世の波」。座長が女形に扮して熱演です。
時は江戸時代。近畿地方のある島を舞台に貧困に苦しむ家族を救うために大坂(江戸時代はこの
漢字)の松島で女郎として働き(かざるを得なかった)女が5年後に島に戻るが、世間と家族にその
ことがばれ排斥されそうになる。また妻にしようと追っかけてきた間抜けなヤクザ男に言い寄られ、
拒否すると刃物を振り回す男と揉み合いになり逆に男を刺してしまう。一度は姉を否定した弟が事
情を理解し、老いた父、姉とその子が安穏に暮らすために姉の身代わりになって代官所に自首す
る、と言うお話です。
この中では女の語りが重要な部分ですが、座長のしみじみとした関西弁がとても心に響きます。
物語りもこの一座のオリジナルでもう70年も続く名作のようです。演技もよくこなれていました。
残念ながらお芝居中はカメラはご法度なので画像は無しです。
お芝居の後は座長の口上です。今日のお客の入りは上々のようです。
その後はグランドショーです。歌と踊りです。16曲をぶっ通しです。
最初は「ヤーレンソーラン・・・?」この一座は若い感性が特徴です。そのせいか今日のお客さん
は若い女性が多い。
続いて座長。艶やかな女形で登場。早速御捻りを。
男に見えますか?
続いて副座長、津川隼と晃大洋のデュエット。最初は 「ふたりーはにりんそーう♪」
次に音楽が「必殺仕事人」に変わり、女が簪を抜いて男を後ろから突き刺そうと・・・
この一座はコミカルなものもお好きな様子。
もう一人の副座長、津川祀武喜(しぶき)のソロ。
客席も一緒になって大盛り上がり。この一体感がライブの醍醐味ですね。
コミカルなコント。女性のコスチュームが何となく変。
グランドショーの最後は「花の慶次」。「花の慶次」って何だ?と思っていたら、週間少年ジャンプ
の漫画だそうで。知りませんでした。座長が慶次に扮し、奇抜な衣装に身を包み派手に乱舞します。
そしてフィナーレです。
いやー、なかなか見ごたえがありました。
Posted at 2015/01/17 23:56:11 | |
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