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青荷温泉を後にして向かうのは日本海側の深浦町のウェスパ椿山です。

黒石市～道の駅いなかだて～道の駅つるたから津軽半島の根元の鰺ヶ沢町付近で日本海に沿って南下していきます。



途中、千畳敷海岸を見学しました。








海沿いを走り追良瀬から追良瀬川に沿って山道にはいります。
しばらく川に沿って進み、やがて本格的な山道に入ります。

目的地は野湯、猿の湯です。
カーナビでは検索できないですが、googlemapに行きたい場所を保存してあるのでmapのナビを使用します。

山の細い道を進み分岐点を過ぎナビが示した地点まで来ました。

「えっ！どこ？」集落の人の家のまん前なんですけど。
もうちょっと先に進んでみると集落の終点で人の庭(笑)

ここは圏外なので検索もできず、分岐点まで戻ることに途中に短い橋を渡りましたが、下の川は木が茂って見えず。

天気も良くないし、あっさり諦めて椿山に向かうことにしました。

後程調べると、あの橋が猿の湯橋だったのです、しかしあそこから下の川に降りるには藪漕ぎをしなければなりません。
湯船も有るのかわかりませんし、また機会があれば探してみることにします。

では宿のウェスパ椿山に向かうことにします。

ウェスパ椿山は残念なことに10月末をもって廃業だそうなので、今泊まらないと二度と泊まれないかもしれません。

近くには有名な黄金崎不老ふ死温泉もあります、海岸線の露天風呂から見る日本海はとても奇麗でした。

ウェスパはコテージのみで広大な敷地にコテージが点在しています。



そのため展望風呂やレストランに行くにも敷地内を車で移動します、歩くとめっちゃ大変です。
グーグルタイムラインで見るとコテージ～展望風呂まで400m！
フロントに言えば送迎もしてくれますが、ここは自分の車で移動します。



しかも五能線の駅、ウェスパ椿山駅が隣接していて、下車即敷地内という立地です。






しかしフロントまでは100mくらい歩くんですが(笑)



駅には蒸気機関車が置かれています。



専用車スペース、2階建て4ベッド、ダイニングキッチン、温泉風呂という贅沢なコテージにボッチです。

2階のベランダか見る景色


海に伸びている道も敷地内の道で見えている屋根もコテージです。

目指す野湯はここの温泉、椿山のこぼれ湯で、海岸線にあります。

まずはここの展望風呂に入り海の様子をうかがうと、すぐ前は海岸に突き出た椿山で海岸線はずっと下、展望風呂は崖っぷちに立っていることがわかりました。
下に降りる道は？と敷地内を走っても見つかりません。



泉質はナトリウムー塩化物強塩温泉で舐めるとかなりしょっぱいです。
これがコテージの風呂にも引かれています。



風呂帰りに敷地内を走ってみましたが、自分のコテージが何処か迷子になりそうでした。



レストランで夕食を取り、あらためて敷地図を見ると敷地内に一般道が通っていて、分岐して椿山に向かう道があったので真っ暗になった中偵察に行って、明日降りてみようと思いこの日は終了しました。



翌日は雨、降ったりやんだりだったので、椿山に向かい車を停めて、細い道を下り始めました。



初めは岩陰だったのであまり風を感じませんでしたが、海岸線を望める所に出たとたん猛烈な風が吹いていました、踏ん張って立っているのがやっとです。



海岸線はまだ下、降りた所から野湯までは海岸線の岩場を歩いていくとすると、とっても危険だと判断して諦めました。




野湯はこの景色のどこか



ウェスパ椿山が閉館した後は、このこぼれ湯はどうなるのでしょう？

これほどの施設ですし、他社が興味を示しているともあったので再開しこぼれ湯が続くことを願って椿山を後にしました。