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2011年12月22日 イイね!

東京モーターショーでの初体験

東京モーターショーでの初体験去る12月2日から11日にかけて一般公開が行われた「第42回・東京モーターショー」。24年ぶりに開催地が東京に戻り、海外メーカーの出展も多く復活を果たしたことから話題を集めました。
もっとも、ニュースでは会場の盛況ぶりを伝える内容を多く目にしましたが、現実を見ると期間中の入場者数は84万2600人という発表に留まっています。1日あたりの入場者数を見ると82,600人、前回の47,261人よりは確かに大幅な増加ですが、前々回の83,870人と同じ水準に留まっているので、“クルマ離れにブレーキ”というような見出しは少々オーバーなようにも感じています。

さて、私自身のことになりますが、初めて東京モーターショーの会場に足を運んだのは1983年の第25回でした。この時に各メーカーが配布したパンフレットの一部はまだ手元に残っていますが、代表的なところではトヨタ自動車が初代MR2(AW11)のプロトタイプとして「SV-3」を参考出品していました。
当時は晴海の国際見本市会場で開催されており、北海道から空路で羽田空港に入った後は、モノレールで浜松町まで移動して、そこから徒歩で日の出桟橋に向かい水上バスを利用して晴海の会場に入ったことを覚えています。

以来、今年の第42回まで毎年足を運んできた東京モーターショー。一般の入場者として見学していた身ですが、結果的には自動車業界の末端で働くこととなり、近年は報道関係者を対象としたプレスディに赴いて取材をするようになりました。

こうして商用車オンリーの回を含めて18回ほど会場を訪れていますが、今年は初めての体験をすることになりました。
その体験というのは“会場でのお買い物”。これまで、晴海、幕張とどちらの会場でも飲食以外の買い物をした経験は皆無だったのですが、今回は自分用のお土産を購入したのです。たまたま会場内をまわっている途中で目に留まったのがオフィシャルショップ。例年、モーターショーの公式グッズなどを売るコーナーがあることは承知していましたが、今回はなんとなくブース内を見て回りました。

すると各自動車メーカーのグッズなども売られていたのですが、その中で目に留まったのが「いすゞ自動車」の特注品ミニチュアカー。
ブースには“TOKYO MOTORSHOW 2011 LIMITED EDITION”と箱書きされた品が陳列されていました。そう、このショーでしか売られていない限定品という形での販売、中でも大型トラックである「GIGA(ギガ)」は1/43スケールという迫力あるものでした。大型トラックのミニカーとしては珍しいビッグスケールながら、価格を見てみると5千円ほどという手頃さ。
価格を見て一瞬にして迷いは消え去り、嬉々として箱を持ってレジに向かう自分の姿がそこにはありました……。

1/43スケールにしては安価ゆえに造り込みという点では以前に購入した「日野プロフィア」のミニカーに及ばない感も否めませんが、コストパフォーマンスという意味では文句無しのアイテム。
初めての東京モーターショー会場における“お買い物”でしたが、なかなか貴重な品をコレクションに加えられて大満足です。

MiniCar|いすゞギガ 東京モーターショー2011 限定販売特注品

MiniCar|Platz 日野プロフィア ウィングカーゴ
 
Posted at 2011/12/27 21:59:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミニチュアカー | 日記
2011年12月21日 イイね!

誇り高き“セントバーナード”

誇り高き“セントバーナード”2011年の日本において、やはりもっとも大きな出来事といえば東日本大震災に尽きるでしょう。巨大地震の発生による津波被害と原子力災害の発生は、被災地のみならず広く市民生活に不安をもたらしました。しかし、そんな中で平穏な市民生活を一刻も早く取り戻すべく、そして一人でも多くの生命を救うべく、昼夜問わず活躍した人々がいます。
その代表格とも言えるのが消防士の皆さん。私自身も震災発生の翌日に東名高速道路で何十台もの消防車と救急車が被災地に向けて走っていく姿を見て、とても頼もしく思いました。

全国から救援部隊が続々と現地に入る中、ニュースなどでその存在がクローズアップされたのが東京消防庁の消防救助機動部隊、通称・ハイパーレスキューです。
2011年3月11日の14時46分頃に発生した巨大地震とその後の津波被害などに対して、東京消防庁は16時30分の時点で第二消防方面本部の消防救助機動部隊などを第1次派遣隊として出動させ、さらに20時40分には第三消防方面本部の消防救助機動部隊などによる第2次派遣隊を、日付が変わった12日の未明には第3次派遣隊が、矢継ぎ早に被災地へと向かいました。

消防救助機動部隊が発足したのは1996年の12月。前年の1月に発生した阪神・淡路大震災では、倒壊した建物や道路の高架といった巨大な構造物が人命救助の妨げとなったこともあり、救助のための特別な資器材や装備、そして訓練を重ねた経験豊富な人材が震災時には必要とされることがわかりました。そこで重機や高度な探索装置などを持つ消防救助機動部隊が発足。同隊は救助犬として広く知られているセントバーナード犬をシンボルとして、隊員が身を包むオレンジ色のスーツなどにワッペンがつけられています。
東京消防庁は管轄全体を10の方面本部にわけていますが、まずはそのうちの第二方面本部と第八方面本部に震災等大規模災害対応を主として部隊が誕生。さらに2002年の4月には世界的なテロ事案の発生などを受けてNBC(核・生物・化学)災害に対応する部隊が第三方面本部に置かれます。そして2007年には震災に加えて都市型水害に対応する部隊が、時の麻生政権が掲げた「麻生安全・安心プラン」という政策の下で設立されました。

東日本大震災では津波で壊滅的な被害を受けた被災地での人命救助に加えて、危機管理能力がゼロに等しかった“政治主導”が迷走する中、福島第一原子力発電所においてハイパーレスキュー隊が決死の放水による冷却を行ったことが、被害の拡大をくい止める大きな成果となったことは疑いの余地がありません。
もちろん消防士の皆さんのみならず、自衛官や警察官に医療関係者、米軍をはじめとした海外からの支援部隊など、本当に多くの皆さんの力が貴重な人命を救い、復興に向けての第一歩を刻むこととなりました。

あまりにも当たり前の存在になっている消防。近年は地方財政の悪化により、資器材の更新がなかなか思うように進まないというケースもあるようです。さらにそれ以上に深刻なのが人材の不足で、消防組織内の高齢化は特に地方で問題になりつつあります。また、消防団組織の弱体化も改善を要する課題と言われており、これからの超高齢化社会や地方における過疎化の進行に対して、安全で安心な生活の要である消防をどう守っていくのかについては、地域住民の一人一人が真剣に考えていく必要があるでしょう。

さて、今回は消防救助機動部隊について記してきましたが、先月「CAR-NEL」からリリースされた新製品、東京消防庁の消防救助機動部隊に配備されている指揮車両のミニチュアカーがコレクションに加わりました。
その詳細はフォトギャラリーでいつものようにご紹介しています。

MiniCar|CAR-NEL 日産エクストレイル 東京消防庁消防救助機動部隊指令車両
 
Posted at 2011/12/26 23:28:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミニチュアカー | 日記
2011年12月17日 イイね!

ホップ、ステップ!

ホップ、ステップ!2011年12月11日付のエントリでご紹介した、VITESSEからリリースされた三菱ランサーエボリューションⅩのラリーマシンを再現したミニチュアカー。
2010年に17年ぶりの現役復活を果たした大西康弘選手が駆ったマシンでしたが、同時に2011年仕様もラインナップされましたので、今回はこちらをご紹介しようと思います。

念願のRally JAPAN参戦を実現した大西選手は、2011年は全日本ラリー選手権にフル参戦。マシンそのものは前年からの継続使用となりましたが、カラーリングは装いを一新しました。基本的なデザインこそ前年と共通なれど、メインとなるベースカラーにはメタリックグリーンを採用。この色合いは3月に青森まで延伸されて運行を開始したE5系・東北新幹線「はやぶさ」をモチーフとしたもので、青森県出身・在住の大西選手らしいカラーリングであると言えるでしょう。

そしてリアドアにはシーズン開幕直前に発生した東日本大震災の被災地復興を応援する「がんばれ、東北。がんばれ、日本。」というメッセージを記したステッカーを貼付。このステッカーはチームメイトである奴田原文雄選手が駆るADVANカラーのマシンとともにシーズンを通じて備えられ、各大会でのチャリティオークションなども通じて支援活動を展開してきました。

参戦体制の面ではコ・ドライバーに海外ラリーの経験も豊富な市野諮選手を起用。ベテラン・コンビの走りを支える足回りにはTEINの製品が装着され、マシンにもマスコットキャラクターである「ダンパッチ」の姿が表示されました。さらに「ダンパッチ」に加えて、ガールフレンドである「ダンパティ」も揃ったぬいぐるみがマシンには積まれており、セレモニアルスタートなどでは愛嬌のある姿を見せてくれました。
ちなみにラリーの現場ではガールフレンドの名前を思い出せず、「ダンパチ子?」などとも呼ばれていましたが、正しい名前は「ダンパティ」だそうです。

ベテラン・コンビの戦いぶりですが、参戦仕様がミニチュアで再現された開幕戦の「ツール・ド・九州 in 唐津」は、堂々の総合6位に入賞。その後、第2戦の久万高原、第3戦の宮崎と続いたグラベル戦ではともに表彰台まであと一歩と迫る総合4位を獲得、いぶし銀の豪快な走りがギャラリーの注目を集めました。
中盤戦以降はやや苦戦気味となってしまった部分もありましたが、随所で光る走りを見せてくれた大西選手組。残念ながら第7戦の「Rally Hokkaido」ではまさかのコースオフから斜面を転落によりリタイアという結果になってしまいましたが、往年の活躍ぶりと全く遜色ない走りは若手選手にとっても良い刺激になったようです。

2010年の現役復帰を“ホップ”とすれば、全日本フル参戦(最終戦のみマシンクラッシュの影響で欠場)となった2年目は“ステップ”の年。やや勢い余って2年目の第7戦で派手なジャンプをしてしまいましたが、復帰3年目の2012年シーズンは本当の意味で“ジャンプ(=飛躍)”の一年となることは間違いないでしょう。
既に2012年にカレンダーが替わるのを待たずして、2012年シーズンへの参戦を表明している大西選手。全9戦となり、新しい開催地も増える全日本ラリー選手権でどのような活躍を見せてくれるのか、今から楽しみなところです。また、こうしたベテランの活躍に対して、若手選手たちもボヤボヤしている訳にはいきません。胸を借りるかたちでベテランをギャフンと言わせるような奮起した走りにも期待は高まるところです。

なお2012年の全日本ラリー選手権は4月6日~8日に佐賀県の唐津市で開幕。2011年は6位という成績を残している大西選手、まずは開幕戦で表彰台ゲットなるかが注目のポイントとなるでしょう。

MiniCar|VITESSE 三菱ランサーエボリューションⅩ ツール・ド・九州 2011
Posted at 2011/12/25 21:26:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミニチュアカー | 日記
2011年12月11日 イイね!

17年の時を超えて

17年の時を超えて最近はサーキットレースのみならず、全日本ラリー選手権も基本的にシーズンを通じて取材するようになり、ラリー界の方々との親交も深まってきています。正直なところラリーについてはそんなに詳しくなく、それこそ10年くらい前であれば「コ・ドライバーって、何をしているの?」というレベルに過ぎませんでした。しかし仕事で関わることから勉強もしましたし、実際の現場に足を運んで多くの方々から色々と教えていただいたりして、今では何とか年間を通じて全日本選手権を取材しているメンバーの一人になれた、という感じです。

現場では基本的に競技全体の流れを、重要な取材対象の戦いぶりを中心に見ていますが、個人的にはベテランと若手の拮抗した戦いが面白く興味を惹かれているのですが、特にベテラン勢の中で注目の存在といえるのが大西康弘選手でしょう。
“青森三羽がらす”の一人として名を馳せ、全日本選手権では三菱のコルディア4WDターボやギャランVR-4などを駆って参戦。チームの母体は名門・タスカエンジニアリング、その一員として速さと強さを遺憾なく見せ続けてきた名ドライバーです。

そんな大西選手が、実に17年ぶりの現役復帰を果たしたのが2010年。オフシーズンにダートトライアルコースなどを走り、実戦としては5月に開催された「Rally Hokkaido」でランサー・エボリューションⅩのステアリングを握りました。最初は「クラッチの踏み方から思い出さなくちゃ」などというコメントも茶目っ気たっぷりにされていましたが、いざ競技本番になるととても17年のブランクがあるとは思えない豪快な走りを披露してくれます。
さすがにエボリューションⅩは往年のギャランやコルディアに比べて大きく・重かったようですが、パワフルなマシン特性を活かして見せてくれた若手を凌ぐ快走は、取材・撮影をしている身としてとても惹かれる走りだったのです。

今回、私のミニチュアカー・コレクションに加わったのは、大西選手がドライブするランサー・エボリューションⅩ。まずは2010年、17年ぶりに現役復帰を果たし目標だった「Rally JAPAN」に出場した時のマシンを再現したモデルから、ご紹介していこうと思います。

MiniCar|VITESSE 三菱ランサーエボリューションⅩ Rally Japan 2010
Posted at 2011/12/22 21:13:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミニチュアカー | 日記
2011年12月06日 イイね!

「はやぶさ」と名付けられたSA22C

「はやぶさ」と名付けられたSA22C先にご紹介した島根県警察仕様と同時にRAI'Sからリリースされたのが、秋田県警察に配備された初代・マツダサバンナRX-7の制服仕様パトロールカー。
12Aロータリーターボを搭載するピュア・スポーツモデルをベースとした高性能パトロールカーは、秋田県警察でも交通部交通機動隊に配備されて、交通取締りや事故処理などの任にあたっていました。

当時はセダン型の車種については今ほどの優れた運動性能を有するものが無く、一方でスポーツモデルは性能向上が著しかったことから、ピュア・スポーツモデルをベースとした交通取り締まり用のパトロールカーが必要とされたのでしょう。
さらに言えばこうした車種選定には性能的な要求によるものに加えて、存在そのものが抑止力となることで交通事故の防止につながるという側面もあるように思えます。実際にこうしたスポーツモデルのパトロールカーは広報活動の主役にもなっており、テレビ番組や交通安全啓蒙活動イベントなどでの露出も少なくありませんでした。

私自身、さすがにこのモデルの実車にお目にかかったことはありませんが、例えば同時期に東名高速などで使われていたS130型・日産フェアレディZのパトロールカーなどは、道路上をただ流しているだけの状態でも圧倒的なオーラを撒き散らしていたものです。

また、実は私の記憶の中に、この「はやぶさ」と名付けられた秋田県警察のサバンナRX-7は鮮烈に残っています。何故なら当時、「はたらくくるま」の絵本に掲載されていたのを見て、とても印象に残っているのです。やはりパトロールカーなのにリアフェンダーにわざわざ「はやぶさ」と愛称が記されていたことは、子供心に印象深いものでした。
さらに当時、トミカダンディというミニチュアカーのシリーズでもこの車両はモデル化されており、私自身が秋田県警察仕様とされた一台を所有していた記憶もあるのです。

近年はベースとなるべきスポーツモデルそのものが減少し、かつ使い勝手に優れているセダン型の車種でも優れた動力性能を有していることから、国内ではピュア・スポーツモデルをベースとしたパトロールカーは減少しています。
ロータリーエンジンを搭載した車種で言えば、古くはコスモ・スポーツに始まり、3世代に渡るRX-7、そしてRX-8までもが制服仕様パトロールカーとして採用され続けてきましたが、先にロータリーエンジン車の発売が終了されるというアナウンスもありましたから、しばらくはその歴史に空白が生まれることになってしまいそうです。
 
MiniCar|RAI'S マツダサバンナRX-7 (1979) 秋田県警察交通部交通機動隊車両
MiniCar|RAI'S マツダサバンナRX-7 (1979) 島根県警察交通部交通機動隊車両
MiniCar|RAI'S マツダRX-7 Type RS 1998 千葉県警察高速道路交通警察隊
MiniCar|RAI'S マツダRX-7 Type RS 1998 群馬県警察高速道路交通警察隊
MiniCar|RAI'S マツダRX-7(FC3S)1989警視庁高速道路交通警察隊車両(速11)
MiniCar|RAI'S マツダRX-7(FC3S)1989警視庁高速道路交通警察隊車両(速30)
 
Posted at 2011/12/18 00:45:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミニチュアカー | 日記

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各種取材やウェブサイトを中心とした制作業務を行なっています。 主なテリトリーは自動車/モータースポーツ、飛行機などの交通関係。 自動車は乗用車からトラッ...
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