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2007年01月15日 イイね!

Merci Gilles !!

2回連続でフェラーリのF1マシンになりますが、今回は1982年に製作された「126C2」について述べたいと思います。
126C2は前作の126CKと同じハーベイ・ポスルズウェイトによって開発されたモデルであり、ウイングカー時代の最後を飾るに相応しい極めて戦闘能力の高いマシンでした。フェラーリは1979年にドライバーズ・コンストラクターズの両部門でチャンピオンシップを勝ち得たものの、翌1980年は悲惨なリザルトしか残せませんでした。そこで彼らは心機一転し、今まで幾多の栄光を築いてきた巨大な水平対向12気筒エンジンを捨てて、新たにV6ターボエンジンと本格的なベンチュリ構造を持つマシンの開発に乗り出します。その結果、習作として誕生したのが1981年の126C及び126CKであり、これを完成させたものが1982年の126C2でした。
当時のF1マシンはその名の通り全体的にウイングの形をしたものが多く、アロウズ・A2のようにとことん割り切ったものならまだ面白いのですが、大抵は即物的で味気無いものばかりでした。しかし、その中でもブラバム・BT50やこのフェラーリ・126C2は洗練されたスタイルをしていて、明らかに格好良く目立つマシンでもありました。同じ126C2でもフロントウイングが無いバージョンやリアウイングが二つ付いているバージョンなど様々なタイプがあるので、自分好みのモデルを探してみるのも一興でしょう。
結局、フェラーリはシーズン途中の相次ぐ事故により二人のレギュラードライバーを欠くこととなるにも関わらず、この1982年にコンストラクターズタイトルを獲得します。それは、いかに126C2が優れたマシンであったかを証明しているといえるでしょう。モデルカーの世界においても、No.27の126C2はマストアイテムと呼べるくらい人気があります。その理由としては、もしかしたらこの年にワールドチャンピオンになれたかもしれないジル・ヴィルヌーヴの姿をそこに見出しているから、かもしれませんね。
Posted at 2007/01/18 04:21:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記

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