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QLのブログ一覧

2007年01月21日 イイね!

戦いの始まり

デトロイト・モーターショウにおいて、レクサスが「IS-F」を発表しました。このモデルはISのハイパフォーマンスバージョンであり、名前の「F」は「富士山」から採られているようです。ネーミングの是非はともかく、久しぶりに国産メーカーから超弩級の車が出現することは喜ぶべきことでしょう。
気になるスペックですが、エンジンは5L・V8、出力は400ps以上/48.4kg-mと、つい最近までの280ps規制は何だったのかというくらい突出した内容になるそうです。また、もう一つのトピックは8段トランスミッションで、これはAUDI・VWのDSGやBMWのSMGに対抗できるくらいの性能を発揮するようです。DSGやSMGがMTをベースにしているのに対し、レクサスの8段はATをベースにしているので、単純に比較することはできませんが、レクサスの方が2段も多いため先進性のアピールには充分だと言えるでしょう。サスペンションやブレーキも特別にチューニングされるらしく、スポーツセダンとして世界的に見てもトップクラスに入ることが予想されます。
メルセデスにはAMGが、BMWにはMが、アウディにはRSが、それぞれ特別なモデルとして君臨しているわけですが、レクサスの「F」もそうしたポジションのブランドになる可能性があります。LSによって高級車市場に真正面から勝負を挑む傍ら、このIS-Fでスポーツセダンの世界に殴り込みを仕掛けるのは、同じ日本人として感慨深いものがあります。フィーリングやディテールの違いで外車を選ぶ人は減らないでしょうが、「外車のほうが凄いから(パフォーマンスが圧倒的だから)」という理由で選択することは少なくなるかと思います。レースの分野において各国産メーカーの実力は既に高い評価を得ていますが、今後は公道上での覇権争いも勃発することでしょう。高速道路で後ろから迫ってきたM3に道を譲ったら、更にその背後にはIS-Fが張り付いていた、なんていう光景が将来見られるかもしれません。いずれ他の国産メーカーもこのようなハイパワー化の流れに追従することになるのでしょうが、レクサス及びトヨタには先陣を切ったメーカーとして新たな伝統を築けるようにこれからも精進し続けてもらいたいと思います。
Posted at 2007/01/30 13:24:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2007年01月20日 イイね!

たわびゅっ!

特に理由はないのですが、ここ2・3ヶ月ほど「北斗の拳」の音楽が気になっていたので、先日ツタヤでサントラを借りてみました。「プレミアム・ベスト」というこの2枚組のサントラは、全ての主題歌はもちろん、30曲以上のBGMも収録されていて、なかなか聞き応えがあります。一通り聞くと世紀末の気分に戻されることは間違いありません。
「北斗の拳」の主題歌といえば「YouはShock!」でおなじみの「愛をとりもどせ」(1stOP)が特に有名ですが、「Silent Surviver」(2ndOP)や「Love Song」(3rdED)もお薦めです。あのうじきつよしがこんな歌を唄っていたなんて、という驚きもあったりします。ただ、「北斗の拳」の主題歌の中で個人的に一番気に入っている曲は、なんといっても「TOUGH BOY」(3rdOP)ですね。本放送時に初めてこの曲を聞いたときは、それはもう衝撃と感激に身体が震えました。「北斗の拳」自体も突き抜けた作品ですが、「TOUGH BOY」は更にそれを加速させるくらいのパワーを持っています。逆に「北斗の拳」以外でこの曲を主題歌として使えるアニメは他に無いと言えるでしょう。
「TOUGH BOY」はメロディーもさることながら、歌詞が強烈に素晴らしい内容になっています。無秩序であるが故の恐怖と開放感。このふざけた世界を前にして殻に篭るのではなく、自らの意思で一歩踏み出そうとするポジティブな姿勢。この曲が表現するところは、そのまま「北斗の拳」という作品に合致していると思います。TVバージョンとは歌詞が若干異なりますが、歌詞に繋がりがある分だけ原曲の方がよりメッセージ性が強いと言えるでしょう。もしかしたら、平気で他人や自分を殺したりする世知辛い今の時代にこそ、この曲は相応しいのかもしれませんね。巷に溢れる温い恋愛ソングに飽きた方にも、一度聞いてみることをお薦めします。たまにはこういう曲で耳を洗うのも良いものですよ。
Posted at 2007/01/30 01:05:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | 趣味 | 日記
2007年01月19日 イイね!

ズルイ程にお買い得

ズルイ程にお買い得VGJからゴルフの新型車が発表されました。その名は「ゴルフGT TSI」。1.4リッターのエンジンにツインチャージャーが装備された例のモデルです。170psという必要充分の出力と14km/lの高燃費を誇り、フロントフェイスもジェッタのデザインを採用しながらカラーリングだけはオリジナルになっています。従来のGTに比べて僅か3万円増しで販売されることから、おそらく今後はゴルフの中の構成比において相当の割合を占めるモデルになるかと思われます。
以前からこのツインチャージャーモデルについては興味があったのですが、GTIを購入した立場上、いかに内容が素晴らしくても微笑ましく見守るつもりでした。しかし、よくよく調べてみるとTSIにはDSGまで搭載されているではありませんか。これはヨクナイですねぇ…。ここまでくるとTSIに対してGTIが勝っている部分は、足回りのバランスの良さと、内装が少しだけ上質な点ぐらいしかありません。エクステリアは所詮好みの問題だし、30psほどの出力差も街乗りメインであれば特に気にする必要もないでしょう。改めてGTIとTSIのどちらを選ぶかと聞かれたら、私はやはり最終的にGTIを選ぶのですが、それでもTSIに対して未練というか嫉妬みたいな気持ちを拭いきれません。あまりに悔しいので、誰か周囲の人に強くお薦めしたいくらいです。TSIはゴルフの現行ラインナップ上、コストパフォーマンスでは間違いなくトップだと言えるモデルでしょうね。
あまり詳しくない人がTSIを見ても、ただのゴルフとしてしか認識しないと思います。しかし、同じゴルフ乗りからしたら、TSIとそれを購入した人は何とも賢そうに見えてしまいます。最新の技術を満載しながらも中庸を極めたモデル、それがTSIだと思います。この車には、少し拘りを持った理知的な人にこそ乗ってほしいですね。
Posted at 2007/01/20 04:00:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2007年01月18日 イイね!

豪・放・磊・落

デトロイト・モーターショウで、ロールスロイスから「ファントム・ドロップヘッドクーペ」が発表されました。パルテノン神殿のようなグリルを持つファントムは問答無用の迫力と足を踏み入れるのが躊躇われるくらいの荘厳さが漂っていますが、いざオープンにしてみると妙にアメリカンな天真爛漫さが増すようです。ファントムのステータス性だけでも凄いのに、その屋根を外して開放感まで手に入れようとするのですから、あちらのお金持ちの欲求には際限が無いのでしょう。圧倒的な高級感と少し噴き出したくなるくらいのお茶目さが綯交ぜになった車だと思いますが、実際に造り上げてしまうセンスと腕前には敬意を評します。この豪快さはまさに「ジョンブル魂炸裂」ていう感じですかね(一応現在の資本はドイツですけど…)。
ロールスロイスの車名は昔から神秘的でもあります。「シルバー・ゴースト」「シルバー・レイス」「シルバー・クラウド」「シルバー・シャドウ」「シルバー・セラフ」そして「ファントム」など、実体の無いものから名前を付ける傾向があります。車という機械として最高位のポジションにあるにも関わらず、その名が「雲」や「影」であったりするのは何とも乙ではありませんか。日本人も何かと機械に名前を付けたがりますが、その良さが発揮されるのは主にスポーツカーの分野(「セリカ」「ソアラ」「トレノ」「レビン」という名前は繊細かつ艶やかでとても良かった…)であり、高級車の分野では強いて挙げれば「シーマ」か「センティア」くらいしか思いつきません。「クラウン」や「ローレル」では明らかに言葉の意味が目立ってしまいますし、「プレジデント」や「センチュリー」では海外で笑いものにされるだけでしょう。もちろん、「雲」や「天使」という名前だって単純と言えばそれまでですが、あの威圧感のある佇まいに柔らかく曖昧な名前が組み合わされることで、崇高さと神秘性が増すのです。また、メルセデス・BMW・アウディ・レクサスが自社のフラッグシップモデルに対して分類上の形式的な名前しか与えてないのに対して、ロールスロイスがある種のイメージを想起させるような名前を付けるのは、一段格上であることの余裕を感じさせます。このように、商品のイメージをより高めるようなネーミングセンスもロールスロイスの魅力であり、長年に渡り品格を保ち続けていられる要素の一つだとも言えるでしょう。そして、そういうメーカーから時々このような規格外のオープンカーが出てくるのですから、本当にヨーロッパの自動車文化は奥が深いと思います。
Posted at 2007/01/23 01:32:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2007年01月17日 イイね!

歴史を継ぐことの意義

歴史を継ぐことの意義BMWより新型MINIの価格と発売時期が発表されました。今回のモデルチェンジでは、外観・内装に関してはキープコンセプトが貫かれているものの、エンジンは新型に替わるようで、通例的な正常進化であると見受けられます。
これほど所有者をお洒落に見せてくれる車種は他に見つけるのが難しく、車も自分を飾るためのアクセサリーと考える人にとっては、まさに打って付けのアイテムだと言えるでしょう。走りを求める人にはクーパーSがあるので、その辺も心配は要りません。意外にMINIは硬軟両面を合わせ持つ車でもあったりします。私は今回の新車購入計画の途中で、一度MINIのカタログを取り寄せました。その中で私は「パークレーン」というエディションが気に入った(特にレザーシートがクラシカルで良いと思った)のですが、車格が小さすぎるのとオプションを付けた場合の合計金額がGTIとさほど変わらないこと、そして何よりこういうお洒落な車に乗る自信が無かったために、選択肢から外すことにしました。街中で見かけると無条件で好意を持ってしまう車種なだけに、いつかまた機会があれば検討してみたいと思います(そのためにはまず自分のファッションセンスを磨かねば…)。
このBMW製のMINIを見ていつも思うのは、ヨーロッパの人達は物のスタイルや形式に案外執着するということです。MINIもそうですが、ポルシェ・911やVW・ビートル、ランボルギーニの歴代トップモデルなど、強烈な個性とスタイルで人気を得た車種はその後継車も同様のスタイル・デザインが踏襲されています。もちろん、客に解りやすいからという商売上の理由もありますし、時流に合わせて最新技術が投入されることで中身が随時変化し続けていたりもするのですが、一目見てその車種・メーカーだとわかる設計・デザイン=記号性というものにヨーロッパの人々は割と拘る方だと思うのです。BMWのキドニーグリルやアルファロメオの盾型グリルなども、その一例と言えるでしょう。現行MINIには、なるべく先代のデザインに近づけようとした努力・執念の跡が所々に見られて、なかなか興味深いものがあります。BMWがそこまで配慮したのは、やはりMINIという車種が持つ記号性の高さが、ブランドを維持・拡大していく上で重要だと認識したからなんでしょうね。
翻って日本やアメリカを見てみますと、こと車のデザインに関しては節操が無いと言えるくらいスタイルに拘りがありません。日本の場合は「性能優先、見た目は二の次」という考え方に原因があり、アメリカの場合は「目新しさ・新鮮さが第一」という考え方に原因があると思います。別にそれが悪いというつもりはないですが、歴史と伝統を形で証明するような車が国内メーカーに一つもないというのは、少し寂しい気もします。
世界中の人々から単に愛されるのではなく、これまでもこれからもずっと「愛され続ける」存在であること…。その点を考えると、MINIはある意味一つのジャンルとして成立している車なのかもしれませんね。
Posted at 2007/01/21 02:31:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記

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