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QLのブログ一覧

2008年05月27日 イイね!

邪兎生誕

邪兎生誕昨日・今日と連休だったので、ドライブのついでにリヤスタビの効果を確認してきました。市街地だけでなく、いつもの峠道も二回ほど往復したのですが、結論から言うと90%くらいの満足度が得られました。とりあえず「こんなはずでは…」ということにならなくて、今はホッとしています。
リヤスタビを換えたこと(ちなみに設定は「ハード」)による変化として、まず挙げられるのが旋回時のリヤのインリフトが激減したことです。例えば左に旋回するとき、右フロントが沈むと同時に左リヤが浮き上がるわけですが、このリヤの浮く感覚が明らかに弱くなりました。また、減速をした際に、これまではフロントのオーバーハング部分に荷重が移るような感じがしていたのですが、今はタイヤにしっかりと荷重が載るようになりました。フロントは相変わらず沈むので、ロール感覚が全く無いわけではありません。強いて言うなら、「箱(ボディ)が揺れるようなロール」から「板(シャーシ)が捻れるようなロール」に変わった、という感じでしょうか。フロントよりもリヤの剛性感が強いというテイストは全く私の好みなので、それが実現できただけでも今回の目的はほぼ達成できたといえます。
乗り心地に関しては、確実に悪化した点があります。一つ目は、微細なピッチングが増えたこと。二つ目は、リヤから伝わる振動がやや大きく硬質なものに変わったことです。これらの現象は、今まで左右に逃がしていたはずの衝撃が強化スタビによって上下の動きに変換されるようになったことで発生しているものと思われます。私は全く気にしていないのですが、乗り心地を優先する人には大問題だといえるでしょう。そういう方には、強化スタビと同時に高級なショックを装着することもお薦めします。
リヤスタビ交換により、我が白兎はまた一歩、私の理想とするところに近づきました。今後の課題としては、

■ブレーキフィールの改善(一応COX のモノブロック4ポッドを装着する予定)
■フロントの足の味付け(最近では「COX のSS-3 って良さそうだな」と思いつつ、一方では「面倒だからスプリングだけでいいや」とも思いつつ…)
■純正LED テールライトの装着

の三点となります。どういう順番で実行していくのか、そもそも本当に全部実行できるのかわかりませんが、周囲の目に耐えつつなんとか頑張ってみたいと思います。


仮に最後まで仕上げることができたとして、それで我が白兎が万人に薦められるマシンになるかというと、それは断じて「否」であると言えます。何故なら、私が求めているのは「如何に自分のイメージに近い走りができるか」であって、「サーキットでのデータとしての速さ」もしくは「同乗者に文句を言われない快適さ」ではないからです。勿論、速くて快適であればなお良いのですが、それが第一義ではありません。そういった意味では、我が白兎は正統から外れたものとして進化(変化)していくことになります。どうせ、肩身が狭いことには慣れてますから…。
Posted at 2008/05/27 23:49:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記 | 日記
2008年05月26日 イイね!

機械の最期

機械の最期昨日、プレステ3(60GB)を購入しました。数ヶ月前から予約していて、本当なら「グランツーリスモ5」の発売と同時に購入する予定だったのですが、とある事情により急遽持ち帰らなければならなくなってしまいました。最近は車関係の出費が嵩んでいただけに、この思いがけない支出はかなり痛いです。しかも、他人のせいで購入を急かされたのですから、私としては不本意であり、ワクワクしない買い物となりました。一応、起動・設定までは済ませましたが、それ以上のことは何もしていません。これだとあまりに勿体無いので、「戦場のヴァルキュリア」でも買ってみようかと思わなくもないのですが、どうなんでしょう…。まあ、こちら方面に関してはボチボチ進めていきたいと思います。
今回プレステを買い換えるにあたって、少し不思議な出来事がありました。それというのも、私がプレステ3の持ち帰りを決めたのが木曜日の夜だったのですが、その翌日の金曜日にプレステ2を使おうとしたところ、本体が正常に動かないだけでなく、メモリーカードのデータも吹き飛んでいたのです。他のデータはともかく、「グランツーリスモ4」の記録が消滅したことにはショックを受けました(とりあえず、我が白兎を手に入れるまでは頑張りますが、ライセンスのオールゴールド化に再挑戦する気力は最早ありません)。「新型を導入すると決めたばかりに、怒って自爆したのでは…」と思えるくらいに、このプレステ2のトラブルはジャストなタイミングでした。私としては、これまで散々酷使してきたがゆえに、今はただ「ありがとう」と感謝しています。
実はこれと似たようなことが以前にもありました。それは、長年使ったカローラ(E90)をディーラーに引き取ってもらうときのことでした。当時の私はコスモとカローラの2台体制だったのですが、妹が車を購入するにあたり、駐車場の関係からカローラを処分することになりました。今にして思えば、内装も足周りもボロボロだったサニー(B14)を先に処分すれば良かったのですが、その時は単純に年式が古いという理由でカローラに決めました。そして納車当日、営業の方がカローラを引き取ろうとしたところ、何度キーを回してもエンジンが始動しませんでした。セルが回っても、あともう少しというところで毎回エンジンは動きを止めるのです。私はその様子を2階の自分の部屋から見ていたのですが、1週間前に私が運転したときには普通に動いていたことから、トラブルの原因がよくわかりませんでした。「最後の最後で面倒なことになったなぁ」と、そのときの私はぼんやりと考えていました。それから更に15分程リトライしていたものの、やはりカローラのエンジンは始動しませんでした。営業の方は遂に諦めて、キャリアの手配を始めました。それを見た私は、申し訳ないという気持ちもあって、下に降りていきました。そして、「おかしいですねぇ」と言いながらカローラのシートに座って、自分でキーを捻ってみました。するとどうでしょう。あれほどグズっていたエンジンが、一発で綺麗に始動したではありませんか。営業の方は手間が省けたと喜び、周囲で見守っていた母親と妹は安堵の表情を浮かべました。私も「こんなこともあるんだ」と、少し上機嫌になっていました。しかし、営業の方がカローラに乗って帰っていった後、自分の部屋でこの出来事を振り返ってみたとき、私は少し悲しい気分になりました。「エンジンが始動しなかったのは、引き取られるのが嫌だったからではないのか」「私のときに始動したのは、まだ走れる(使える)ことを伝えたいがためだったのではないか」と…。客観的に見れば、偶然の一言で片付けられるのかもしれません。ただ、このカローラとは学生時代からの長い付き合いだっただけに、尚更そういった感情が強く湧き上がったのです。
機械は、使っている間は何も表情を見せません。しかし、持ち主の手を離れるとき、その清算として何らかのアクションを示すことがあります。そういう風に考えたとき、果たして我が白兎は最後にどのような表情を見せるのか…。その時になって急に後悔しなくてもいいように、私としては日々愉しく(そして大事に)白兎を使っていきたいと思います。
Posted at 2008/05/26 21:12:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記 | 日記
2008年05月23日 イイね!

仮想現実から導き出された現実的選択

仮想現実から導き出された現実的選択本日、NEUSPEED のスタビ(リヤ)が届きました。これからディーラーへ行って取り付けてもらう予定ですが、車の挙動がどのように変わるのか、今からとても楽しみです。
ダンパーやバネも換えずに何故強化スタビを、それもリヤだけなのかというと、フロントタイヤの動きの自由度を維持しつつロール量を減らすには、これがベストだと思ったからです。そもそも、私はスタビを交換することなど全く考えていませんでした。ロール量を減らすためには、ビルシュタインのBTS 等の少し硬めのダンパーを入れて、可能な限りフロントの沈み込みを防ぐしかないと考えていたのです。しかし、その場合は乗り心地に多少の変化が生じるはずですし、コーナリングの性質もタイヤのグリップに依存した感じに変わってきます。私は「速く走れるならトレードオフも仕方がない」と思いつつ、実際心の底では不安を拭い去ることが出来ませんでした。
そんな折、知人のアドバイスによって気付かされたのがスタビの交換でした。付加物が嫌いな私は例によって「強化スタビなんて…」と当初難色を示していたのですが、物は試しということで、「グランツーリスモ4」で色々と実験を行ってみました(ゴルフ乗りの知り合いが一人もいないのが悲しいところです…)。その結果、私のイメージ通りの挙動を示したのが「セミレーシングサス+後ハードスタビ」という組み合わせでした。タイムを狙うのであればもっと別のセッティングの方が良いのですが、ニュルの北コースを一番気持ち良く走れたのがこの組み合わせだったのです。また、「レーシングサス(柔らか仕様)+後ハードスタビ」でも、それなりに良い感触が得られました。この時点で、リヤスタビの購入は確定しました。そして、サスに関しては暫く様子見ということにしました。いずれ純正が弱れば交換することになるわけですから、そんなに急ぐ必要もないかなと…。勿論、まとまった臨時収入があればビルシュタインのBTS を、あわよくばザックスのRS1 を狙う気ではいるのですけどね。
来週の月・火が連休なので、その間に走り回って挙動の変化を確認してみるつもりです。果たして、私の選択は正しかったのかどうか…。ある程度の覚悟を持って臨みたいと思います。
でも、グランツーリスモで実車の挙動をシミュレーションしている人なんて私くらいのものでしょうね。脳内君と呼ばれても仕方がないです…。
Posted at 2008/05/23 15:54:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記 | 日記
2008年05月19日 イイね!

匠の技

匠の技私は買い物をするときに、予め欲しい商品のリサーチをするのが常なのですが、ごく稀に衝動買いをして失敗してしまうことがあります。例えば、最近購入した「GOLFV R-LINE用センタートリム」などがそうでした。この商品は様々なショップから購入可能なのですが、掲載されている写真からして各ショップで色合いが異なっているだけでなく、購入者の評価も良し悪しが大きく乖離しています。本当なら、より多くの情報・画像の収集に努めるべきだったのですが、今回はホイールを買った勢いでついつい注文してしまいました。その結果、私は久々に「なんじゃこりゃ!」を経験したのでした。(本品についてはパーツレビューを参照してください。)
このセンタートリムに関して、当初はオークションにでも出そうかと考えたのですが、自分で悪いと思っている品物を人に買ってもらうのもどうかと思いつつ、かといって20000円以上も払った物をすぐに捨てる気にもなれなかったので、どうしたものかと途方に暮れていました。そんな折、以前コスモの写真を撮ってくれた典厩さん(仮名)とプラモデルの話をしていた際に、氏が塗装に関して並々ならぬ拘りを持っていることが判明しました。後日、実際に氏の作品を見せてもらったのですが、その卓越した技術はもはや「素晴らしい」を通り越して「変態」の域に達していました(ちなみにその作品はマスターグレードのRX-78 で、製作期間に8ヶ月を要しただけあって良い意味で原型を留めていませんでした)。その氏の腕前を見たとき、私はあることを思いつきました。つまり、センタートリムの塗装です。この私の不躾な希望に対して、氏は快く引き受けてくれたのですが、その場ですぐに別の提案をしてくれました。それは「自分の弟が自動車屋に勤めていて、そこに凄腕の塗装職人がいるらしいのだけど、その人に頼んでみようか?」というものでした。なんでもその職人さんは、一旦定年退職したもののあまりに頼りになるので、現在は自給3800円で雇われ続けているそうなのです。私はその提案を受けて、すぐに同意しました。そして、典厩さんを通じて、その職人さんに希望する塗装のイメージを伝えてみました。
私が最初に提示したのは、ドアやダッシュボードに付いているトリムと同じような、アルミ調のヘアライン仕上げでした。しかし、アルミ調の塗装は可能であるものの、ヘアライン処理はもはや塗装技術の範疇ではない(私自身無理だとわかっていた)ので、このパターンは諦めざるをえませんでした。次に私が望んだのは、iMac の筐体のような艶消しライトシルバーのザラザラした仕上げでした。これも素材からして不可能に近いとわかっていたのですが、職人さんは一応引き受けてくれました。私としては、何もせずにセンタートリムを処分することが我慢できなかっただけなので、あれこれ言いつつも結局は職人さんのセンスに任せるつもりでした。唯一悩んだのはクリア塗装をするかどうかという点だったのですが、これも色塗りが終わった段階で一度検分してみることで話がまとまりました。「どんな仕上がり具合であれ、世界で唯一のパーツになるのだから損はないな」とうのが、詰まるところ私の本音だったのです。
それから、品を預けて1週間も経たずに、作業が完了したとの連絡が入りました。「ボディ用の塗料を使ったため、クリア塗装はせざるをえなかった」という報告を事前に受けていたので、「重厚な感じになったのかな」と予想していたのですが、いざ箱を手渡されて中身を確認してみると、そこには繊細なシルバーメタリックの上に爽やかな光沢を帯びた品物が収められていました。「いくらボディ用の塗料を使ったとはいえ、本当にボディ塗装そのままに仕上げてしまうとは…」まさにその点が驚きでした。心配していたクリア塗装も、シルバー塗料のザラつきをコーティングするために薄くかけられているだけなので、光を反射させても浮ついた感じがしません。私は手にとって色々な角度から眺めながら、ダウンタウンのコントみたいにひたすら「これはいい!」と呟いていました。例えば、我が白兎にはシフトゲートにもシルバーの装飾パーツが付けられているのですが、あれは均一の色合いにクリアを被せただけなので、光が当たると白っぽい反射をしますし、どうしてもプラスチック感が拭えません(別にそれが悪いわけではない)。しかし、今回塗装してもらったトリムは同じシルバーでも微妙に粒子が粗い分だけ色に潤いがあり、光が当たるとえもいわれぬ高級感を醸し出してくれます。「これは予想以上の物を手にすることが出来た…」と、私は歓喜で顔を崩したまま職人さんと典厩さんに感謝しました。
翌日、ディーラーに持って行って換装してもらったのですが、その存在感は圧倒的で、一気に車内の雰囲気が明るくなりました。純正の漆黒のパネルもタイトな感じがして良いのですが、私にはシルバーのほうが性に合うようです。今は運転している最中もこのパネルを横目で見ながら(時折指で触れながら)ニヤニヤしている有様です。おそらく、当分の間はこの状態が続くでしょうね。


実は、パーツの塗装に関しては既に第二弾を予定していて、職人さんにもそのことを伝えています。次回は本当に小さなパーツなのですが、果たしてどんな風に仕上がるのか…。今から楽しみで仕方ありません。
Posted at 2008/05/19 08:38:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記 | 日記
2008年05月16日 イイね!

技術屋の矜持

スバルの発表によると、レガシィの特別モデル「S402 」が来月27日に発売されるそうです。もともと出来の良いレガシィに、モータースポーツ専門の集団であるSTI の手が加えられるのですから、非常に優秀なスポーツセダンが誕生することは想像に難くありません。会社の先輩がS401 を所有していて私も何度か乗ったことがあるので、STI が造る特別なモデルの上質さは多少なりとも理解しているつもりです(先輩のS401 は別の意味でも特殊ですが…)。標準モデルと比較すれば価格が数段跳ね上がるものの、その差額の殆どが運動性能の向上に費やされている点がスバルらしく、他のメーカーでは実現不可能なモデルと言えるでしょう。例によって限定生産ということもありますが、何より究極に洗練されたレガシィが自分の物になると考えれば妥当な出費ではないでしょうか。
スバルといえば、トヨタと共同で小型のスポーツカーを開発・生産することが最近ニュースになりました。スバル単独でこのようなスポーツカーを造ってくれるのならとても嬉しいのですが、金をケチって口ばかり出すトヨタが一緒であれば、少々期待値を下げなければならないでしょう。むしろ私がスバルに望むのは、レガシィをベースとした2ドアクーペの開発です。NA の6気筒ボクサーを積んだ、ロングノーズのクーペなどが実現すれば最高ですね。RB26DETT や3ローターRE の生産が終了した現状において、スバルの水平対向6気筒は国産で唯一華があるエンジンだと思います。もう一年以上も前になりますが、3.0R を試乗したときのエンジンのスムーズさと運転のしやすさに驚いたことは、今でもよく憶えています。あの技術で大型クーペを造ってくれるなら…。とりあえず、スバルがスバルらしさを保ち続けている間は、その希望を捨てずにいたいですね。
Posted at 2008/05/17 03:43:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記

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「カシオーク、最終章 http://cvw.jp/b/241312/48217041/
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