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QLのブログ一覧

2007年02月11日 イイね!

画竜点睛を欠く

シカゴ・モーターショウでポンティアックから「G8」なるモデルが発表されました。G8は約5mの全長と約1.9mの全幅を有していて、ホイールベースも約2.9mと堂々たる体躯をしています。勉強不足ゆえにG8が何とシャシーを共用しているのか、それとも全くのオリジナルなのかわかりませんが、ランエボに似た獰猛な面構えがなかなか好印象でもあります。フォード・マスタングやクライスラー・300Cなどに始まる第二次マッスルカーブームは、いずれ日本にも何らかの影響を及ぼすことでしょう。ドイツ車中心の輸入車の世界に一石を投じることができるなら、選択の幅が増えるという意味で消費者にとっては良いことだと思います。
ただし、このG8についてはエンジンスペックにいささか懸念があります。それというのも、G8はV6とV8を搭載するそうなのですが、前者は3.6L/261ps/25.5kg-m、後者は6L/362ps/39.9kg-mという内容になっているのです。今時、3.6リッターで261ps、6リッターで362psとは、中途半端なのではないでしょうか…。大排気量の豪快なフィーリングを楽しむことがアメ車の醍醐味なのかもしれませんが、旧車ならともかく、現代の車としては効率が悪すぎると言えます。ヨーロッパの猛者たちがハイパワー化と燃費向上の両立を目指して日夜研究を続けているのに対し、「これが売りだから」といってアメ車だけが怠けているのであれば、やはり市場で支持を得るのは難しいと思います。アメリカ国内だけならそれでも人気が出るかもしれませんが、輸出して国外のライバルたちと競争することを拒否しているようでは、業績悪化が続くアメリカの自動車業界にとって何のプラスにもならないでしょう。6リッターもあるのなら、せめて400ps以上の出力は具えてしかるべきです。それが現在の市場の共通認識的な基準でもあります。マッスルカーブームを単なる流行現象として終わらせるのではなく、アメリカ自動車産業の復活の契機として有効活用するつもりであれば、アメリカの各メーカーは国外の、つまり世界の基準にもっと目を向けた方が良いと思います。
欧州車と互角の動力性能を発揮して、なおかつ欧州車にはない豪快なフィーリングが味わえる車。そういうものが出てきた時、日本市場も喜んで再びアメ車を迎え入れるのではないでしょうか。
Posted at 2007/02/14 03:11:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2007年02月10日 イイね!

Version ??? 到着

Version ??? 到着今日は会社で典厩さんからコスモの写真の別バージョンを頂きました。以前このブログでは「Version ORANGE」と呼んでいたのですが、実際に仕上がったものを見ると、何とも言えない雰囲気が漂っています。敢えて言うなら「Version ENNUI」かな。興味のある方はコスモのフォトギャラリーを覗いてみてください。前回と違う写真も少し載せています。
しかし、現在のデジカメとその編集技術は驚異的ですらあります。もしかしたら、私達の知らないところで文章ならぬ「画像の改竄」などが行われているのかもしれません。果たして、写真とは本当に真実を写すものなのかどうか。少し考えてしまいますね。
今回のコスモ撮影計画では、典厩さんの尽力により非常に満足のいくものを得ることができました。これから先、私がコスモについて思い出したいときには、必ずやこれらの写真が役立つことでしょう。貴重な宝物を与えてくれた典厩さんには、心から感謝したい思います。

さて、これでコスモに関してやり残したことの半分は終わりました。あとは例の計画を実行するだけですね…。
Posted at 2007/02/11 01:52:36 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記 | 日記
2007年02月09日 イイね!

絹のように滑らかに

BMW・3シリーズのカブリオレ(335i)の予約が開始されるそうです。今回のカブリオレは屋根が電動メタルトップに変更されていて、クローズド時には完全なクーペにも変身できるようです。つい最近クーペ335iを発売したばかりなのに、すぐにカブリオレがラインナップに追加されるとは、メルセデスに続いてBMWも攻勢に出るつもりなのかもしれません。今年はドイツ御三家+レクサスによる熾烈なバトルが展開されそうで、一野次馬としてはその動向にとても興味がそそられます。
私がBMWというメーカーを初めて知ったのは、中学生の頃にブラバム・BT50のプラモデルを製作したときでした。当時の私は市販車に全く興味がなかったので、BMWがどういう車を造っているのか何も知らなかったのですが、あのチェック柄のプロペラマークとイメージカラーである濃紺のストライプがとても格好良く思えて、妙に好意を持っていたのを憶えています。恥ずかしながら自分がデザインしたF1マシン(当時のレギュレーションの寸法比率に知りうる限り合わせて設計した)のエンジンを勝手にBMW製にしていたのも、その好意ゆえのことでした。そして、大学に通い始めると同時に図書館で毎月欠かさず「カーグラフィック」を読むようになってからは、自動車メーカーとしてのBMWにも興味を持つようになりました。振り返ってみると、国内を含むどのメーカーよりも、一番古くから意識していたのがBMWだったのではないかと思います。
BMWに関してここ数年私が最も興味を抱いているのは、今や貴重な存在となりつつある直列6気筒エンジンについてです。シルキーシックスと呼ばれるBMWの直6は、今も昔も各方面から賞賛を受けていて、一度も乗ったことがない私は興味が掻き立てられてなりません。もう一つ興味があった3ローターエンジンはコスモで充分味わえた(そのためにオーバーホールまでした)ので、もし次にエンジンで車を選ぶことがあるとしたら、それはBMWの3シリーズしかないと思っています。去年の次期マイカー購入計画の際も、途中で中古のE46(330ci)の試乗に行く予定だったのですが、「中古だとまたコスモと同じことになってしまうよ。どうせ買うなら新車にしなさい」という周囲の意見に納得してしまい、結局体験しないままでした。今やBMWもV型エンジンを主力にしつつあり、将来3シリーズのラインナップから直6エンジンが消える可能性も否定できません。購入するなら急いだほうが良いのでしょうけど、如何せん値段が…。
私は基本的に能天気なタイプですが、「BMWの直6搭載クーペ」という欲望に関しては少々悲観的になっています。こうなったら宝くじにでも投資しようかなぁ…。
Posted at 2007/02/13 01:58:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2007年02月08日 イイね!

これからもヨロシク

これからもヨロシクGTIの総走行距離が1000kmに達しました。普段月に1000kmも走らない私にしてみれば、納車されてまだ半月しか経っていないのにこの数字に達したことは、割と乗り回していることになるのでしょう。いろいろな人がブログで語っているとおり、「いつまでも乗っていたくなる」という気分は、私もわかる気がします。コスモのような一癖ある車も面白いですが、ゴルフみたいに素直な車もまた可愛いものですね。
今のところ、トラブルと呼べるようなことは何一つ発生していません。エンジンも頗る快調で、馴らし期間中であることをつい忘れさせるくらい活発に回ってくれます。相変わらず低速域での足の硬さが少々気になりますが、この辺はもう少し距離を走れば熟れてくるかと思います。問題があるとすれば、ボディカラーが白なので少しの汚れでも目立ってしまうことでしょうか。ただ、洗い終わった後のまっさらなキャンディホワイトは写真で見るよりとても綺麗なので、これは嬉しい誤算だったといえます。
これから先何が起こるかわかりませんが、恐らくこの白兎とはかなり長く付き合うことになるでしょう。毎日接するものなだけに、健康であることを願いつつ、頑張ってもらいたいと思います。
Posted at 2007/02/08 01:17:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記 | 日記
2007年02月07日 イイね!

夢のスポーツHB 其の参

ハッチバックシリーズの最後を飾るのは、早ければ今年度中に発売されるかもしれないと言われている、VWの次期「シロッコ」です。この件に関しては、去年のパリサロンで「IROC」(アイロックと呼ぶ。 「SCIROCCO」 の真ん中4文字)というコンセプトモデルが提示されたことから、既にある程度片が付いていると言えるのかもしれません。
IROCは2ドアながらも4座を基本としていて、VWらしく手堅く纏められたパッケージング内容になっています。そのまま生産されることはないはずですが、VWの場合はスタイルよりも中身の実直さが重要視されるため、ゴルフレベルの品質が与えられるのであれば、ある程度の販売台数が見込めると思います。「ゴルフだから」という理由ではなく、「VWの数少ないスポーツモデルだから」という理由で、今までR32やGTIを購入してきた人達にとっては、確実に食指が動くモデルとなることでしょう。
ただ、雑誌で初めて「IROC」を見た時、正直私は「無難なデザインだな…」と軽い失望感を憶えてしまいました。何故なら、パリサロン以前に巷で出回っていた次期シロッコの想像図がとても素晴らしかったからです。それについては、下記のURLを参照してみてください。

http://www.tuningfan.nl/2006/03/07/volkswagen-scirocco-2007-2008/

これらの想像図は主にドイツの自動車雑誌である「AUTOBILD」に掲載されたものであるかと思われます。確かに、どれもVWらしくない尖ったデザインなのですが、あの質実剛健なラインナップの中に、こういう明らかに華を持つモデルが一つくらいあっても良いのではないでしょうか。私としては、かつてのコラードのようなスタイルを希望したいのですが、室内空間が重視されたIROCを見る限りそれも実現不可能なことのように思われます。せっかくのハッチバッククーペなのだから、もう少し割り切っても良いと思うのですが…。
いずれにせよ、まだ生産モデルの発表もされていない状態なので、最後の最後で意外な変身を遂げて現れる可能性も僅かながらに残されています。今となっては、その一点に期待するしかないですね。
Posted at 2007/02/09 03:57:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記

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