皆さんは、「ワンダフル」って番組、憶えてますか?
1997年秋~2002年秋の5年間にわたり、TBS系列(一部地域除く)で月~木の11時55分からの1時間放送されてた、深夜の情報バラエティ番組で、当時数々のトレンディドラマに出演して、俳優としての地位を固めていた東幹久氏が初の深夜のバラエテイー帯番組の司会を務めたことでも話題になった番組です。
東さんとともに司会を務めたのは、当時バラエテイータレント・女優として活躍してた原千晶さんで、司会だけでなく、番組の企画と構成段階からも参加して、「ワンダフルの最功労者」とも言われました。(後に司会が立河宣子さん→辺見えみりさん→白石美帆さん+安東弘樹さんになりましたが。)
そこに当時、関西から東京に進出しつつあったオセロや「オンエアバトル」で活躍してた若手お笑いコンビのOverDriveもレギュラー出演しサブ司会として脇を固め、番組独自のマスコットガール的存在で、番組の顔でもある「ワンダフルガールズ」(通称:「ワンギャル」)が10名以上いて、深夜番組らしいお色気も出しつつも、若い世代に向けて最新の流行、ファッション、グルメ、カルチャーを紹介してた番組でした。
後半は、15分のミニアニメ枠で「稲中卓球部」などの話題作を数多く放送してました。
「王様のブランチ」の深夜版とも言える内容で、事実「ブランチ」のチームも参画してた番組でした。
この番組で、当時「ワンギャル」メンバーだった、釈由美子さんや小野沙織さん、北川えりさんや相沢まきさんや竹下玲奈さんなどを輩出するなど、女優やタレント、モデルの登竜門になったり、2000年「楽園」で大ブレイクした実力派シンガーの平井堅さんを猛プッシュして、彼の大ブレイクの切っ掛けを作ったり、ワンギャルが某コンビニの冷やし麺の商品企画を行ったり、オセロやOverDriveなどの関西系芸人の東京進出、大ブレイクの足がかりを作るなど、一時代を作った番組でした。
当時、20代初めだった私もリアルタイムで観てて、あの東さんが深夜番組の司会を務めるだけでももの凄い衝撃でしたが、上手く纏めていて、後の俳優活動においての幅を拡げた感がありましたし、原千晶さんが「この番組で、ワンギャルの中から成功する子が出てこないと、番組として成立しない。」と言う強いモチベーションで、企画段階から番組作りに参画して「みんなでいいものを作ろう」という気概を持ってた姿がTV関係やワンギャルメンバーからの信頼を得てた姿、ワンギャルメンバーの頑張ってる姿が、不況の時代で世知辛く元気のない世相に一筋の光を与えてて、ある意味「深夜のオアシス」的な番組でしたね。
今の時代、2020年は、ある意味私が青春時代を送った頃と、雰囲気が似てたりします。
先が見えない状態が長く続くという点に於いては、コロナの影響があるんですが、ある意味近いのかもです。
こう言う時代だからこそ、今一度、「ワンダフル」の様な、観る人に少しでも元気を与える深夜番組を作って欲しいものです。
皆さんは観てましたか?
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Posted at
2020/06/07 10:01:14