今週は、大雨とか職場のゴタゴタに翻弄された週でした。
いろいろ言いたいことはあるけども、不平不満を言ってばかりでは仕方ないし、自分の為すべき事を淡々とやってくしかない。
このところ、ホントそう思います。
さて、昨日は19時過ぎまで仕事で、雨も止んでたので、帰宅がかなりスムースでした。
帰りしな、セブンで焼き鳥4種を1本ずつ買って、帰宅してお風呂に入って、宅飲み。
母親がメンチカツを買ってきてたのもあり、かなり豪華な宅飲みでした。
ついつい酒が進みましたね。
その後、部屋で、PCのクリーンナップやりつつ、HDDに裏録してた「やまとなでしこ 特別総集編 前編」を観てました。
2000年秋~冬に、フジテレビ系の月9ドラマとして放送され、最高視聴率をコンスタントにマークしたこの作品。
松嶋菜々子さん扮する国際線のCAで、幼少期の赤貧体験から「この世で大切なのは金」と言って憚らず、医者である婚約者・東十条がいながらも、お金持ちの男との結婚を夢見て夜な夜な合コンに心血を注ぐ神野桜子と、堤真一さん扮する元数学者で過去の大失恋から恋愛に奥手で、父親の死を機に母と共に小さな鮮魚店を切り盛りしている純朴な青年の中原欧介との恋愛を描いたドラマ。
松嶋菜々子さんの代表作の一つですが、堤真一さんがTVドラマに本格進出してからの出世作でもあります。
価値観の違う2人は互いに反発しながらも、やがてある大事件を機に桜子の考え方が変わり初めて、欧介を意識しだすようになります。
桜子は人生観が変わっていき、本当の意味でかけがえのない存在になっていき、欧介も母親の病気と信金からの融資打ち切り通告などの変化の中で、かつて留学してたボストンの大学の恩師から、もう一度、数学者として頑張ってみないかと言うチャンスを貰い、人生の大きな決断をするんですが、ラブストーリーでありながら、人生のあり方とかを世に問うてた作品だったんだなと再確認しました。
そのストーリーを、当時若手女性歌手として注目を集めてたMISIAの「EVERYTHING」が優しく包み、平成を、いや2000年代初頭を代表するラブストーリーに仕上げてます。
私は、本放送当時、22歳。就活に敗れ、彼女にもフラれて、フリーターしてたときに、この番組を観てて、キラキラとした桜子が、合コン代と洋服代に収入の大半を割いて、そうした生活のために築60年以上のボロアパートに住み、食事はスーパーの安売りで買ったカップ麺をスエット姿で食べるシーンが印象に残ってて、色々と考えさせられたモノです。
そんな彼女のホントの思いを受け止める欧介の懐の深い優しさに、男の私も憧れて「格好いい男って、こういう事なのか」と自らを鼓舞したものです。
来週、後編がありますが、なつかしい気持ちと新鮮な気持ちになりましたね。
今日、明日、のんびりします。
Posted at 2020/07/11 12:08:54 | |
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