お産のご利益バッチリ！その名も「産宮神社」

職場の女性が今度出産で退職します。お祝いを贈ろうと、この神社でお守りを手に入れました。
神社の名前は「産宮神社」。「さんのみやじんじゃ」と読みます。「三宮」の間違いではありませんよ。名前の通りお産の神様です。その昔、神功皇后が三韓遠征に際して、ここで産期が延びることを祈られ、帰国後無事皇子(応神天皇)を安産したそうです。
ちなみに、福岡は神功皇后由来の伝説が多く残っています。地名の糟屋郡「宇美」は皇子を出産したところで、「志免」はおしめを替えたところだそうです。

桐の箱に、①安産御守りと②早めの御符③安産腹帯が入っていました。安産御守りは肌身離さずもって、早めの後符は米粒が何粒か入っているので産気づいたら服用します。安産腹帯は薄いガーゼに産宮神社の朱印が押してありますので、腹帯に縫いつけて使用します。

本殿です。


産宮神社由来
【御祭神】奈留多姫命 玉依姫命　彦波さ武鸕が草葺不合尊
【略縁起】
　御祭神奈留多姫命は御懐妊に当たり祖神をお祭し「月満ちて生まれん子端正なれば永く以て萬世産婦の守護神とならん」と仰せられて無事皇子を安産された由。以降「産宮」と称え安産守護の神様として広く崇敬をあつめてきました。
又神功皇后三韓遠征に際し当宮に産期の延びん事を祈られ、御帰朝後皇子を安産せられた由、奉寶の為百手的射の神事を奉納され、この故事にならって２月２５日には的射の神事が修行されている。
社前に梅樹あり「子安梅」と云う、この神木は神功皇后が韓土より持帰り初めて此の地に植えられたものという。


本殿の西側に「子安梅(こやすうめ)」というご神木があります。


子安梅の梅干しは、毎年正月の初詣の時に売っていますよ。

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