サカモのブログ一覧

この頃はすっかり冬の風物詩となった糸島の牡蠣小屋に、カキを食べに行きました。福吉や岐志、船越の漁港にあるのが有名ですが、今回は加布里漁港にある「ひろちゃんカキ」です。
場所は国道２０２号線で前原から唐津に向かう途中、「加布里」の交差点で右斜め方向に曲がって３００メートル程行くと「加布里漁港」の交差点が出てくるので、左前方の狭い道を１００メートル程行くと、右にのぼり旗と牡蠣小屋が出てきます。牡蠣小屋は２棟有るので、奥の小屋が「ひろちゃんカキ」ですね。

普通はＵＶ殺菌灯とか海水の殺菌装置をつけて、殺菌した海水で洗浄・貯蔵しカキの除菌をします。でも、ひろちゃんカキでは、井戸を掘って地下からわき出た塩水(隣が海なので井戸を掘っても塩水が出てくる)を使って除菌しているそうです。井戸からわき出るので無菌でなおかつ濾過されて綺麗なんだとか。この塩水、海水より塩分が薄いのでカキに甘みが増すらしくいい事ずくめです。


カキを焼き台の上に、平らな方を下にして載せます。１・２分焼いたら裏返して、後はお好みの焼き加減で。普通は蒸気が出てちょっこっと蓋が開いたら食べ頃ですけど、私は生に近い方が好きですね。この焼き方だったら、以外とカキの中の海水も無くならず、カキの貝柱の実離れもいいんです。


最初何もつけずに食べました。確かに、ここのは塩気が薄いですね。醤油を垂らすとちょうどいいです。濃厚というより以外とあっさり。パクパクいけます。
昔福吉で食べたカキの方が塩辛かったけど濃厚だった記憶があるなぁ。でも自然が相手なので、そのシーズンシーズンで違うのかもしれません。

カキ以外の食材で有名なのがハマグリです。なんでも国内の天然物は珍しいく、加布里漁港は国内有数の産地だとか。と書いてるくせに、魚の切り身が美味しそうだったんで、サワラとマビキの切り身をいただきました。マビキってシイラのことなんですね。初めて食べましたがとても美味しい。お代わりしました。

メニューはカキが中サイズ１４個１０００円、大サイズ１２個１１００円、特大サイズ１０個１２００円、スーパーサイズ６個１５００円。ハマグリが小サイズ１２個１０００円、中サイズ１０個１１００円、大サイズ８個１２００円、特大サイズ６個１５００円。サワラの切り身２００円、マビキの切り身１００円、コウイカ１００円、サザエ１盛り１０００円。

ご飯や飲み物の持込がＯＫですので良心的です。それと、ジュース類は入口に自動販売機があります。その値段が普通と同じなので更に良心的です。
残念なのが、焼くのがガス台なのでちょっと興醒めですね。薪や炭で焼くと風情が出るんですが、煙ったりゴミが舞い散るので手間とかも考えたら仕方ないんでしょう。

ひろちゃんカキ
住　　所　福岡県前原市加布里(加布里漁港)
電　　話　090-5295-3020
営業時間　[月～金]9:00～17:00、[土・日・祝]9:00～18:00
定 休 日　なし(1月1～4日を除く)

ひろちゃんカキ （魚介料理・海鮮料理 / 加布里）
★★★★☆ 3.5