
神宮を参拝された方は放し飼いの鶏を見かけたと思います。式年遷宮の儀式の始まりに宮司が「カケコー カケコー、カケコー」と鶏の鳴き声の真似を3回行う【鶏鳴三声】にも由来する伝説から神鶏と呼ばれています。
1/2初詣兼ねて外宮さんに神鶏の撮影に…出会えず😓

鶏📷ないので自宅の玄関下駄箱の上のお飾り

今日は神馬(しんめ)もいなくて…午前中はいつもいないですが…外宮に国春(くにはる)と笑智(えみとも)、内宮に草音(くさおと)と空勇(そらいさむ)の4頭に去年は数回 御厩(みうまや)で対面できました。
鶏の前に馬の説明を少し…空勇は雅子様の愛馬でしたが2011年に皇室から贈られました。国春は唯一鹿毛(茶色なので)外宮は一目で笑智と区別できます。内宮は共に白馬なので見た目では分かりません。
名札がかかっていたと思います。
1日、11日、21日の朝8時前にお参りすれば必ず会えます。神馬が菊花紋章の入った馬衣を羽織って参道を歩いて正宮まで進み大御所に見参します。

↑ 町内老人倶楽部の力作です
神宮の神鶏には名前はありませんが「尾長鶏」「尾鷲鳥」「小国鳥」の種類が見られます。
有名な神話なのでご存知の人も多いと思います(かなり省略してます)
「天照大御神は弟の須佐之男命の乱暴な振る舞いに心を痛め天の岩戸に閉じこもります」
須佐之男命は注連縄では良いお話しで登場しました😓天の岩戸は内宮から伊勢道路に進むとあります。
「天照大御神が引きこもったため真っ暗闇の世の中に」
困った八百万の神が天の岩戸の前で
「朝が来たと長鳴鶏に鳴かせて祝詞(のりと)に合せ天宇受賣命(あめのうずめのみこと)が舞い踊る姿に」
八百万の神たちが大笑いしている声に天照大御神が驚いて天の岩戸を開いたところ、力自慢の手力男神(てじからおのかみ)に外に連れ出されて世の中に光りが差しました。
暗黒の世界から蘇らせた鶏が【神の鳥】と崇められる由来という長いお話しでした。
Posted at 2017/01/02 14:25:50 | |
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