
江戸時代に神宮大麻(お札)を毎年全国に御師が配るときの伊勢土産の一つが伊勢暦
八十八夜、二百十日などの農業に大切な日が暦に記されていました

今年で31作目のカレンダーでB3判7枚
2021年のテーマが伊勢の彩り
伊勢神宮や周辺の季節の移り変わり地元のカメラマンの撮り下ろし作品を和歌・俳句を添えた現代の伊勢講暦

蓬莱に聞かばや 伊勢の初だより
松尾芭蕉は伊賀上野生まれ
内宮五丈殿の舞楽東遊(あずまあそび)

朝日さす御裳裾川の春の空 のどかなるべき世の景色かな
後鳥羽院は鎌倉時代の天皇
御裳裾川(みもすがわ)=五十鈴川
五十鈴川河畔の桜並木

ほととぎす深き峰より出でにけり 外山の裾に声の落ち来る
西行は晩年伊勢二見に庵を結んでいます
玉城町の内宮摂社鴨神社の境内は苔が美しい

古のさまもしのびて御塩浜 ものなつかしく見つ々過ぎゆく
北白川房子は明治天皇の第7皇女で戦後女性初の神宮祭主
現在の祭主は黒田清子様
五十鈴川河口の二見御塩浜で神様の塩づくり

昇る日に伊勢のみかがみ思ひつつ 世界の平和成るときを待つ
柳原白蓮は大正から昭和の歌人
内宮宇治橋では冬至の頃鳥居の中央から太陽が昇ります

伊勢市内の書店etcで購入できます
Posted at 2020/11/20 20:54:44 | |
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