
え?…なにを??
それは……
月間GC8Aインテークマニホールド代替え品を作る…です。(^。^)
先日、みん友さんのインマニ脱着メンテを見ていたら…ふと…そういえば、自分は1度もメンテしてなかったよなぁ…と。σ(^_^;)
で、何気にヤフオクをチェックしていたら、珍しくGC8前期型インマニにが出品されてるではありませんか…で…ポチッとな(^^;)

こいつをベースに、OHして代替え品を作ります。
実車から外した物をOHする手もありますが、配管等の構造がよく掴めてないですし、なにより入れ替えるようにすれば、すぐに乗り出せますからね。
それでは、手に入れたインマニをチェックして見ましょう。

まずは、ブローバイホースから、写真はクランクケースからのホースですが、全くダメですね、劣化してゴムパイプなのにプラスチックのようになってしまってます、試しにラジオペンチで挟んでみたら、パキッと割れてしまいました。
それから……

ブローバイをインマニに入れるPVCバルブのところは、ホースの劣化を確認しているのにも関わらず、そのまま使用し漏れ対策として液体パッキンして繋ぐというその場凌ぎの作業がしてありました…
これは、DIYでやったのでしょうか?
チョットいい加減な作業ですね。(ー ー;)

ブローバイといえば、ヘッド側のブローバイ配管もあるのですが…

左右を繋ぐパイプから合流させて、インテークホースへ戻すものなんですが…

繋ぎのゴムパイプが劣化していて、ハッキリとブローバイオイルが漏れ出しているのが確認できます。
この部分はインマニの真下に位置するので、簡単には交換できません、自分のもこのパイプだけは交換できないでいました。
あと、基本プラスチックの配管なんですよね、時間はあるので何か考えて入れ替えを検討してみようと思っています。

次に、スロットルボディを外してビックリ!
ガスケットをかましてない…

おまけに、ブローバイオイルで真っ黒ベタベタです、これが載っていたGC8は随分と荒く乗られていたのでは…と思います。
まぁ、このあたりの周辺パーツは、自分は3〜4年前に新品に入れ替えていますので、自分のGC8から移植するので問題ないのですが…参考までに、メンテを疎かにすると、内部にはダメージが溜まっていく例として紹介してみました。

これは、絶対に交換したいところです、インジェクターですね。

こちら、みんカラでは、車載状態、インマニ取り付け状態で、このインジェクターを交換されている強者も居られますが。

スバルの整備解説書によると、インジェクターはインジェクター本体を回したりしながら外すとコネクターとかに負担がかかり損傷させる可能性があるため、写真のようにインジェクター先端を木とかに押し当て、ホルダーの方を押して抜き取るようにとなっています。

実際にやったのですが、これがなかなか抜けてこなくて、ホルダーに両手を掛けて、全体重をかけるようにして、やっと抜けました。
いつかは、インジェクターの交換はしないとなと思っていたのですが…車載状態でやっていたら、自分は間違いなく損傷させていたか、抜けずに泣いていたかどちらかだったでしょう。(^◇^;)
そう思うぐらい、ガッチリとはまっていました。
そうこうしながら、インマニのバラシを進めて…

再使用するパーツを風呂にいれます。(^^;)

あ、洗浄剤風呂ですよ。
これ、80℃ぐらいのお湯に溶かしてパーツを浸け置きしてやることで、ガンコなヨゴレも落とせるタイプのものです。

最初の内は、ヨゴレが取れて濁りますが、時間の経過と共にヨゴレが沈殿して、写真のような状態になります。
今回は、アルミパーツもあったので、4時間程浸け置きしました。
この後、ガンコなヨゴレをブラシでゴシゴシ落として、しっかりと流水ですすいで乾かしてクリーニングは完了です。(^。^)
当初は、インマニ本体はアルミを活かして磨いて仕上げようかと思っていたのですが……
インマニの肌が思いの外に荒れていて、磨いても荒さを強調するだけで綺麗にならないと判断、しかし綺麗にはしたいので耐熱塗料のシルバーで仕上げてみました。
因みに、インマニの肌が荒れた感じなのは、元々の鋳物の型からの物で、当時はこれでもよかったんですね。

フューエルラインは、耐熱塗料のブラックで塗装してみました。(^。^)
今月は、ここまでです。
今すぐ交換に迫られてもいないので、無理の無いところで、パーツを揃えて組み込んで行って、涼しくなってくる10月あたりに入れ替え作業ができたらいいなと思っています。
さて、来月はどのパーツにしましょうかね?
以上です。m(__)m
Posted at 2017/05/07 15:07:10 | |
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