
先月…怒涛のクソ忙しい仕事のストレス発散と称して…出張先の宿にてポチッた一品。σ(^_^;)

フルーダンパークランクプーリーです。

このクランクプーリーの特徴は、プーリー内にウェイトをシリコンオイルにてフローティング内蔵されていて、そのウェイトがマスダンパー的に働きクランクの捩れ振動を緩和するというもの……

物は…純正クランクプーリーより重くなりますね。

ゼロスポーツの軽量アルミクランクプーリーからの交換になります、アルミクランクプーリーによるエンジンレスポンス向上も捨てがたいのですが、この先…GC8に乗り続けEJ20Gエンジンの負担軽減に少しでも繋がるのならば…との思いから、お高いクランクプーリーでしたがポチりました。

自分…クランクプーリー交換作業は初めてなんですよねぇ、てなわけで工具から準備です。
オクにてお安いスバル用のクランクプーリーホルダーを入手。

フルーダンパークランクプーリー……クランクプーリーホルダー用の穴が3つしかありません、これでは汎用のクランクプーリーホルダーを使ってもプーリーホルダーが、クランクプーリーのセンターを塞いでしまいクランクプーリーボルトが付けれないことになってしまいます。

そこで、手に入れたプーリーホルダーを改造して使うことにしました。

フルーダンパークランクプーリーの穴の位置を型取り、それを元にホルダーに穴開け、新たに開けた穴が使わないM10ボルト用の穴に接するぐらい近い位置になったので、切り出したM10ボルトて穴を塞ぎました。

あと…アルミクランクプーリーにピッチは合うのですが、付属していたのはM7ボルトていう滅多に使わないボルト…アルミクランクプーリー側の穴はM8ボルトが差し込めることが確認できたので、プーリーホルダーの穴を拡大してM8ボルトを付けれるようにしました。

塞いだ穴の部分をならして、シャシーブラックで塗装してクランクプーリーホルダーの準備完了。

フルーダンパークランクプーリーはmade in USA…プーリーホルダーをボルトで固定できるようになっているのですがインチサイズ、W5/16サイズのボルトを準備してちゃんと固定できるか確認。

準備が整い作業開始です。

プーリー交換作業に邪魔になるパーツを外して…

ラジエーターも外して作業スペースを確保した方が確実なのかもしれませんが、外さなくてもスペースがあると判断しました、ただ工具でラジエーターのフィンを潰したりしまわないようにダンボールにて保護。

アルミクランクプーリーにプーリーホルダーをセットします、クランクプーリーボルトを緩める時にはかなりの力がかかるので…プーリーホルダーをどこに預けるか…と、考えていたらエンジン下に通っている補強バーが丁度いい位置にいて、それにプーリーホルダーを預けました。

クランクプーリー脱着について、先人の方々のレポートを参考にさせて頂いていたのですが、ボルトを緩めるのが最大の難所的な感じだったので…どんだけのものかと、先ずは試しにと…力いっぱいレンチを引いたら…ギッ!と音が…ん?おっ⁉︎もしかして緩んじゃう??てな感じで作業を進めたら…ギッ!ギッ!と2回程音がして……

思いの外アッサリと外せました、ちょっと拍子抜け…でしたね。σ(^_^;)

念のため、プーリーを並べてサイズとか問題ないか確認、クランクプーリーボルトは新品にしました。

タイミングベルトカバーのクランクプーリー部には、約10㎜程の縁が立ち上がっているのですが、フルーダンパークランクプーリーには、その縁をかわす逃げがないので、縁がプーリーに当たらないように削ります。

そして…フルーダンパークランクプーリーの取り付けです、プーリーホルダーを取り外しの時とは逆方向から補強バーに預けてボルトを締めていきます。

クランクプーリーボルト締め付けにはトルクレンチを使用して締め付けトルク管理はちゃんとしましたよ。(^ ^)

Vベルトには大きな劣化損傷とか無かったのですが滅多に外すことがないので…この際ということで新品にしました。
因みにVベルトは耐久性に絶対的な信頼をしていて長年使用し続けているHKS製の物です。

あとは…取り外していたパーツを戻して作業完了です。

フルーダンパークランクプーリーは真っ黒なんで目立ちません…当たり前か(^_^;)

さて…フルーダンパークランクプーリーにしてからの変化ですが、まずアイドリング時はほぼ変化ないです、まぁ…クスコの強化エンジンマウント、同強化ミッションマウントにしていて、ほとんどエンジンが揺れない仕様になっているので変化を感じ難い状態なんだと思います。σ(^_^;)
ただ…走行して2000回転過ぎたあたりからは変化を感じることができました、振動そのものは無くなってないのですが、表現しにくいのですが振動の角が取れたと言うか…アルミクランクプーリーの時は随分な振動の中ドライブしていたんだな…と感じるぐらいの変化はありましたよ。
VABに取り付けた方のレポートをみたら、エンジンがまるでV6エンジンになったように滑らかになったと表現しているのをみかけたのですが…GC8A…EJ20Gエンジンの精度では、そこまでの変化は正直ないでしょうね。(^_^;)
さて…これで少しでもEJ20Gエンジンの負担が軽減されたらいいのですがね…まぁ…29年目に入って今更?なんてとこもありますが…ね。( ̄▽ ̄;)
以上です。。m(_ _)m
Posted at 2022/04/17 17:00:16 | |
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