先日、ミッションオイル交換する為に、インタークーラーを外したので、どうやってGC8前期型に流用したか紹介させてもらおうかと思います。
ただし、かなり無理矢理流用になっているので整備手帳としては参考にならないと思いましたので、こちらブログにさせてもらいました。
まぁ、やっちゃってるね〜てな感じで、暖かい目で見てやってくれたら幸いです。
ちょっと長くなりますが、見てやってください。
(⌒-⌒; )

さて、これがご存知の通り、GRBインタークーラーです。
こいつをGC8前期型に流用するには、問題があります。

まずこいつISCバルブ、前期型はインテークマニホールドが後期型と違い、マニホールドの助手席側にこいつが付いてます。
これが、GRBインタークーラーのブローオフバルブ取り付け部と必ず干渉します。
あと、インテークマニホールドとフロントバルクヘッドとの距離がマニホールドの形状の違いから、後期型より前期型の方が狭いです。

それらを踏まえて、自分で加工したのがこれです。

まず、ブローオフバルブ取り付け部は削り落としました、そして2ミリ厚のアルミ板で塞いでます、ただ自分はアルミの溶接技術はありませんσ(^_^;)、そこで削り落とす時に面一にしないで、3ミリほど残してアルミ板が浮くようにしました。そこへ、JBウェルドの24時間硬化型ボンドを流し込んで接着しました。もちろんアルミ板の裏は接着力が上がるように、入念に目荒らし処理をしてあります。
流用してから3年、最大ブースト1.0bar、オーバーシュート時1.1barで使用していて問題は発生していません。今の接着剤恐るべしです。f^_^;)

こちらが、裏面になります。
最初は、ブローオフレスでも問題ないという話しを聞いてレス使用にしていたのですが、なんせタービンへの吹き返し音が、問題ないとしても精神衛生上よくなく(ーー;)
気になっしまって、ブローオフバルブをインタークーラー裏面に設置しました。
見ての通り、配管が長くなってしまってるので、効率は決していいものではないと思いますが、保険として設置しました。

インタークーラーが、タービンの上までくるので、整備手帳の方で紹介しましたが、タービン遮熱板を設置して、少しでも熱害を避けれるようにしてます。
先に触れた、スペースの問題はインタークーラーのスロットルバルブへの繋ぎ部分を約5ミリカットして、インテークマニホールド側へ近づけるようにして、バルクヘッド側へ、約10ミリのクリアランスを確保しました。

ここまで、加工したらどうやって取り付けるかです、考えた末に上から吊ることにしました。
STIタワーバーのストラットタワー部を残して、先ずインタークーラーの前にバーがくるように、シビック用のタワーバーを流用、そこからバルクヘッドにブラケットを取り付けて、ステンレスパイプを加工してインタークーラー吊るし用のバーを取り付けました。

そして、インタークーラーを吊る為に写真にあるカラーを自作、これを使ってM8ロングボルトで吊ってます。

運転席側。

助手席側は、インタークーラーの左右の動きを少し規制する意味で、エンジン側からアルミステーを延ばしておいて、それと一緒に固定してます。
エンジン、ミッションは強化マウント、またエンジントルクダンパーを取り付けていて、それらの動きを規制しているのでインタークーラーへの影響は少なくできていると思います。

忘れてました。
バルクヘッド側ですが、ハーネス類をピッチングストッパー下側にくるように移動、ピッチングストッパーブラケット部も加工してます、が……弱くなってしまったのは確実で今ブラケット部の補強を思案中です。
あと、ブレーキマスターパックへの負圧取り出し配管は、ナイロンメッシュホースを使って、インタークーラー前を通す様に配管してます。

以上の加工して取り付けると、ISCバルブとは、写真ぐらいのクリアランスが確保できました。

インタークーラーがデカくなったので、同風板も製作。

ボンネット側から見ると、こんな感じに収まってます、ダクト幅いっぱいにインタークーラーが収まっています。
これを見るだけでも、大満足!
こんな感じで、クリアランスギリギリ無理矢理収まってます。
GC8後期型では、インテークマニホールドの形状から、こんなに苦労することはないと思います。
これを参考にして、うまくいくか保証はできませんし、保証しませんので……
良い子は真似しない様に!(^_^)a
それでは最後まで見て頂き、ありがとうございました。
以上です。
m(_ _)m
Posted at 2015/11/11 19:30:42 | |
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